独立行政法人造幣局/造幣さいたま博物館 4月8日(土)の休日工場見学で1日限定の「貴金属製品品位証明の実演コーナー」を開催

リリース発表日:2023年3月29日 10時00分

桜のさんぽ道(4月7日(金)~13(木)一般開放)の開催期間中の4月8日(土)、普段は平日の工場見学でしか見られない貨幣や勲章の製造工程のほか、貴金属製品品位証明の打刻作業が1日限定でご覧いただけます。

1.貴金属製品品位証明業務とは?
500円貨幣などを製造する造幣局では、貨幣の製造以外にも特徴的な事業を行っています。それが品位証明事業です。造幣局は、公的な第三者として、貴金属製品の製造又は販売をしている事業者の方々からの依頼に応じて、製品の品位試験を行い、合格した製品に品位証明記号(通称:「ホールマーク」)を打刻しています。

「品位」とは、製品に含まれる貴金属の純度を意味し、「品位試験」とは、製品に含まれる貴金属の純度を分析し、事業者が申し出た純度を満たすものであるか試験することです。

詳しくは、以下のホームページ(URL)をご覧ください。
https://www.mint.go.jp/operations/exam/operations_certification-01.html
 
2.実演コーナーの概要
ホールマークの打刻作業は、素材の種類や純度、厚みなどの形状の違いによって打刻後の模様の深さを手加減で調整しなければならず、素手で支える刻印と、振り下ろすハンマーの強弱や回数を変え、正確かつ均一に刻印の模様を打ち込む必要があります。

様々な製品特性に応じて、打刻作業を行いますが刻印の曲がりの有無に注意しながら、迅速にリズムよく打刻作業を進めていきます。扱う製品は、依頼者からの預り品であるということで、打刻ミスや製品の破損が生じないよう、細心の注意を払い作業を行わなければなりません。

是非この機会に当局職員の熟練の技能をご覧ください。

金のネックレスにホールマークを打刻する風景

実演コーナーの風景

 (注)実演コーナーの見学は、観覧廊下からガラス越しでのご覧いただく形になりますが、当局職員が分かりやすく作業の解説を行います。また、刻印したホールマークにつきましても、より多くの方にご覧いただけるようモニターを介して拡大した映像を披露させていただきます。お楽しみに!

3.令和5年の造幣局さいたま支局「桜のさんぽ道」の開催概要
≪開催日時≫
令和5年4月7日(金曜日)から4月13日(木曜日)までの7日間、午前9時から午後7時30分まで

※ご覧いただける桜は、八重桜を主とする25品種107本です。その他の開催情報やお問合せは以下のホームページをご覧ください。
https://www.mint.go.jp/enjoy/sanpomichi/sakura_saitama_news_r5.html

≪お問い合わせ先≫
サポートダイヤル Tel:050-3615-6332
(午前9時~午後8時、年中無休)
(注)サポートダイヤルの案内期間は、令和5年3月10日(金曜日)から4月13日(木曜日)までです。4月14日(金曜日)以降は、「桜のさんぽ道」終了のご案内をいたします。

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