ニューヨーク市観光会議局/NYC & COMPANY(ニューヨーク市観光局)から「NEW YORK CITY TOURISM + CONVENTIONS」(ニューヨーク市観光会議局)に名称変更、ロゴも刷新

ニューヨーク市観光会議局の新しいブランド・アイデンティティ

ニューヨーク市の公式ツーリズム・マーケティング機関が、新しい名称とブランド・アイデンティティを発表。ニューヨーカーの「意見」を活用したSNSキャンペーン #WHATSGOODNYCを本日よりスタート

リリース発表日:2023年3月29日 11時00分

ニューヨーク市 ー 現地時間の3月28日に開催された年次総会で、プレジデント&CEOであるフレッド・ディクソンは、ニューヨーク市の5つの行政区(マンハッタン、ブルックリン、ブロンクス、クイーンズ、スタテンアイランド)の公式ツーリズム・マーケティング機関の新しい名称とブランド・アイデンティティを発表しました。新名称はNew York City Tourism + Conventions(日本語正式新名称:ニューヨーク市観光会議局)です。世界中の旅行者に向けたこの新名称への変更には、新たなブランド戦略と、新しいロゴ、カラースタンダード、タイポグラフィー、アートディレクション、グラフィックエレメントからなる総合的なビジュアル・アイデンティティの要素が含まれています。

ニューヨーク市観光会議局の新しいブランド・アイデンティティニューヨーク市観光会議局の新しいブランド・アイデンティティ

この新しい名称とブランド・アイデンティティはSNSキャンペーン「#WHATSGOODNYC」とともにスタートします。約850万人のニューヨーカーの「意見」を活用し、ニューヨーク市内の5つの行政区において、ニューヨーカーの目線で「何が良いか」、「何を体験すべきか」といった情報を共有し、発信していきます。今回のリブランディングは、旅行者の「本物の体験がしたい」という願いに応えるもので、多様なバックグラウンドを持つニューヨーカーによる、純粋で熱意ある視点がその基盤となっています。このキャンペーンでは、さまざまなチャネルを通じて、ニューヨークの魅力やヒント、おすすめのアクティビティやデイ・トリップなどを紹介し、観光客や地元のニューヨーカーに、旬のニューヨーク市の魅力を余すところなく伝えることを目的としています。

ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は「昨年、5つの行政区に5600万人以上の旅行者が訪れ、ニューヨーク市内の地域経済に数百億ドルもの収益をもたらしました。ニューヨーク市は『復活していくだろう』ではなく、『復活を果たした』のです。ニューヨーク市観光会議局という新しいブランディングは、私たちの街のエネルギーとスピリットを反映しています。世界で最も素晴らしい街を訪れるのには、今まさに絶好のチャンスであることを、すべての人に知ってもらう機会となるでしょう。私は5つの行政区を代表する市長であり、今年も、旅行者のみなさまをここ“ビッグ・アップル”にお迎えできることを楽しみにしています。」と述べています。

ニューヨーク市観光会議局 プレジデント&CEOのフレッド・ディクソンは「新しい名称とブランド・アイデンティティの導入は、私たちの組織にとって重要な意味を持ちます。進化しつづけるこの街が、旅行者を満足させ、ニューヨーカーにも支持される、多様かつ本物の体験を提供すること。まさにニューヨーク市の本質そのものを表現しています。ニューヨーク市の約650億ドルの観光経済を牽引し続けるために、戦略的な位置づけとなるこのリブランディングは、世界有数の観光デスティネーションの公式観光機関としての目的と使命を、より明確にするものです。我々のニューヨーク市へのコミットメントはかつてないほど大きくなっています」と述べています。

ニューヨーク市観光会議局の取締役会議長であり、The Shubert Organization の取締役副社長であるチャールズ・フレートマンは「私たちはこのブランドの進化と、ニューヨーク市の観光産業を継続的に担っていくこの組織の今後の活動に期待を寄せています。この新しいブランド・アイデンティティの作成は、ニューヨーク市の観光産業に携わる組織や個人からも支持されています。私たちは、すべてのパートナー企業や関係者と協力し、ローカル企業や、観光客、そして地元住民をつなぎ、5つの行政区全体に観光によるメリットがさらに広く行き渡るために邁進します」と述べています。

ニューヨークを拠点とする世界的なデザインコンサルタント会社である「2×4」は、この新しい名称とブランド・アイデンティティを決定する一連のプロセスにおいてクリエイティブ・パートナーを務め、ニューヨーク市の旅行・観光経済を推進し、旅行者に≪ニューヨーク市のより豊かで、本物の体験を提供する≫という組織のミッションを、旅行業界と消費者に明確に表現する名称をクリエイトしました。New York City Tourism + Conventions(ニューヨーク市観光会議局)の組織、ミッション、グローバルネットワークは、旧NYC & Companyから引きつづき継続します。

ニューヨーク市観光会議局の最高マーケティング責任者のナンシー・マンマナは「私たちは、この街を愛してやまないニューヨーカーで構成される組織です。スタッフはみな、この新しいブランドについて、そしてこのブランドが世界中の旅行者を魅了するためにどのように命を吹き込むべきかをよく理解しています。5月にリニューアルする新しい公式サイト(nyctourism.com)や、ソーシャルメディア、そしてメディアツールを携え、私たちの新たな戦略的方向性は、今後のマーケティングキャンペーン、コンテンツ、パートナーシップの推進力となります。今回の画期的なリブランディングを通して我々がすべきことは、ニューヨーク市がビジネスと観光において、これからも世界を牽引するデスティネーションでありつづけるために、旅行者、パートナー企業、そしてすべての観光に携わる人々に、より大きな約束と価値を創造することです」と述べています。

ニューヨーク市観光会議局のクリエイティブ/コンテンツ担当共同責任者であるエラン・コールは新しいロゴの制作にあたり、「ビジュアル・アイデンティティ(ロゴ)の構築にあたり、ニューヨークの街並みに、ニューヨーカーや観光客が求めるリズムやエネルギーを反映させたいと考えました。クリエイティブ・パートナー「2×4」とのコラボレーションにより、ニューヨークという街そのものを反映したビジュアルを作り上げました。ニューヨーク市は、唯一無二の多様性と文化を誇り、世界中の人々を惹きつけ、そして受け入れているユニークな場所です。この新しいビジュアルは5つの行政区における多様な体験を表現しています」と述べています。

このブランドのビジュアル・アイデンティティは、ニューヨーク市のグラフィック・アーカイブや、5つの行政区からインスピレーションを得たアーティストやデザイナーの作品に影響を受けています。ロゴの不規則な形や交差線は、水平に伸びる道路と垂直に立つビルや建築物を表しており、背景のグリッドパターンと同様に、ニューヨーク市のエネルギーを反映し、コントラスト・拡張・収縮を表現しています。メインカラーの黒以外では、セカンド・カラーパレットとして、リバティグリーン、タクシーイエロー、フェリーオレンジ、ロックスピンク、ブラウンストーン、ロッカウェイサンドなど、ニューヨーク市のアイコンをイメージした色を揃えました。リブランディングに関する詳細は https://www.nyctourism.com/rebrand をご覧ください。

ニューヨーク市観光会議局の新しいアカウントとなる@nyctourism@nyctourismnewsは、Twitter、Instagram、Facebook、LinkedInで利用をスタートし、ニューヨーカーや旅行者にハッシュタグ#WhatsGoodNYCを使って参加・投稿を呼びかけます。

ニューヨーク市の経済は順調に回復しており、2022年は5,600万人以上の旅行者がニューヨーク市を訪れました(2021年比72.5%増)。ニューヨーク市では約940万人の外国人旅行者が訪れ、その数は実に2021年の3倍以上となりました。また、ビジネスを目的とした旅行者の数は400万人を超え、この重要なセグメントの復活をも示しました。これらの実績は、ニューヨーク市が記録した2019年の来訪者数の85%程度の水準まで戻ってきたことを意味します。2023年、ニューヨーク市は約6,330万人以上の旅行者がニューヨーク市を訪れました(2021年比72.5%増)。ニューヨーク市のすべての行政区を訪れた外国人旅行客は940万人を数え、その数は実に2021年の3倍以上となりました。また、市は400万人以上のビジネス旅行者を受け入れ、市にとって重要なこのセグメントでも復活を示しました。これらの実績は、ニューヨーク市が2019年に記録した来訪者数の約85%程度の水準まで回復したことを意味します。市は2023年には約6,330万人の来訪者数を迎えるペースを維持しています。観光産業の回復ペースは、2022年のレジャー・ホスピタリティ業界における約34万人の雇用、400億ドル以上の旅行者による直接消費、約600億ドルの経済効果をささえ、ニューヨーク市の経済回復を後押ししています。

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ニューヨーク市観光会議局(New York City Tourism + Conventions)
ニューヨーク市の5つの行政区(マンハッタン、ブルックリン、ブロンクス、クイーンズ、スタテンアイランド)全域の観光推進および経済発展、そしてイメージ向上を目的とした、ニューヨーク市の公式ツーリズム・マーケティング機関です。ニューヨーク市に関する情報は公式HP: https://www.nyctourism.com をご覧ください。
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