- 2023-4-1
- 旅行 プレスニュース
農村地域の廃校跡地が生まれ変わり、課題解決に向けたイノベーションの核に
リリース発表日:2023年4月1日 00時00分
※当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。
このプレスリリースは「やまがBASE株式会社」の夢です。
やまがBASE株式会社(本社:熊本県山鹿市、共同代表者:中原功寛・島田裕太。以下「やまがBASE(株)」)は、熊本県山鹿市の廃校跡地を用い、敷地面積30,000㎡超のiReactionべース「(仮称)YAMAGA BASE(やまがべーす、以下「YAMAGA BASE」)」を2024年4月にオープンします。YAMAGA BASEではコワーキングスペースやシェアオフィスといったイノベーション支援施設に加え、ワ―ケーションや農泊等、幅広く活用できる宿泊施設・飲食スペース、運動施設、貸会議室、動画配信スタジオ・キッチンスタジオ等のレンタルスペースを併設。自然と文化が息づく温泉地山鹿市だからこそ実現できる新しい環境を提供します。
最大の特徴は、“iReaction”と表現される取組みを通じた地方、そして日本が抱える課題解決への挑戦。少子高齢化、経済成長の鈍化、国際教育の遅れ、低い食料自給率といった課題があり、課題先進国とも言われる日本ですが、innovation(イノベーション/ 革新)、recreation(レクリエーション/ 余暇)、education(エデュケーション/ 教育)、association(アソシエーション/ 協働)、communication(コミュニケーション/ 交流)という5つのキーワードの頭文字を組み合わせた“iReaction”に取組むコミュニティ活動を通じ、課題解決先進国ともなりえると考えます。
iReactionベース「YAMAGA BASE」はリラックスした環境で人が交流し、アイデアを出し合いながら多様な価値観に触れ、ひとりひとりの創造的な力を引き出すことで、協働して課題を解決できるようなコミュニティが根付く場所を目指します。
■山鹿市について
山鹿市は熊本県北部に位置し、市の南部は熊本市、市の北部は福岡県と隣接しておりYAMAGA BASEまでは阿蘇くまもと空港から車で40分、福岡空港からも1時間30分ほど。温泉は全国有数の湧出量を誇り、市中に多数ある温泉どころはどこも泉質が非常に良く県内外から高い評価を受けています。また、豊かな自然に囲まれており、栗やスイカ栽培など農業も非常に盛んです。多数ある古墳や参勤交代道として使われた豊前街道、明治時代の芝居小屋である八千代座等、重厚な歴史と文化も見どころです。
しかし、一度訪れると誰もが惚れ込むような非常に魅力的な土地であるにもかかわらず、国内の多くの農村地域と同様、人口減少が深刻な問題となっています。
やまがBASE(株)は2024年4月にオープンするiReactionべース「YAMAGA BASE」における取組みを通じて、山鹿市をはじめとする地方が抱える「人口減少と産業衰退の悪循環」を断ち切り、「地方における産業創出と人流獲得の好循環」を生み出すモデルを構築して参ります。
■YAMAGA BASEの概要
YAMAGA BASEは熊本県山鹿市に2024年4月1日にオープン予定のiReactionベース(後述)です。廃校を改装したこの施設は、総敷地面積30,000㎡以上、建物面積3,000㎡以上を有し、コワーキングスペースやシェアオフィス、レンタルスペースや各種レンタルスタジオを有しています。きれいな空気と水、美しい自然に囲まれながら、ネットワーク環境やビデオ会議システム等、都市部と遜色のない仕事環境を提供いたします。宿泊施設や地域の食材を味わえる飲食スペースも併設していることからワ―ケーションや企業のチームビルディング、農泊の拠点としての利用にも最適です。さらに、広大な敷地には屋外運動場、屋内運動場、プールなどの運動施設もあり、仕事の合間や終業後に汗を流したり、周辺の畑で収穫した野菜でバーベキューを楽しんだり、近くのゴルフ場でプレー後に温泉に赴くなど、地方だからこそ味わえる新しい働き方が可能となります。
〇オープン予定日 : 2024年4月1日
〇施設面積 : 総敷地面積30,360㎡ ・総建物面積3,056㎡
〇施設設備 : コワーキングスペース、シェアオフィス(登記可能)、貸会議室、イノベーションスタジオ、キッチンスタジオ、シェアラボラトリー、飲食スペース、屋外運動場、屋内運動場、プール、レクリエーションルーム、等
〇近隣施設 : 温泉、温泉旅館、ゴルフ場、レストラン、ワイナリー、酒蔵など観光地多数
■iReactionベースとは
iReactionとはinnovation(イノベーション/ 革新)、recreation(レクリエーション/ 余暇)、education(エデュケーション/ 教育)、association(アソシエーション/ 協働)、communication(コミュニケーション/ 交流)に関する5つの取組の頭文字を組み合わせた造語です。
また、Reactionには「刺激を受けて変化する」というニュアンスがあります。iReactionベース「YAMAGA BASE」を利用する方がその環境から刺激を受け、「新たな自分に出会う場所」とするという想いも込めています。
具体的に以下の5つの取組みを通じて、日本にポジティブな変化をもたらす「日本再興戦略の拠点」としていきます。
〇 innovation(イノベーション/ 革新)
岸田内閣が2022年11月に発表した「スタートアップ育成5カ年計画」では、2027年までの5年間でスタートアップを10万社創出すると掲げています。一方で、起業や企業経営にあたって押さえておくべきポイントを体系的に学ぶ機会は少ないのが現状です。MBAなどの機会もありますが、時間的拘束や高額な授業料がネックとなり、一歩を踏み出せないという方も多い状況です。同時に、起業家や経営者は会社経営の悩みと向き合う中、孤独を感じる場面も多々あると考えます。やまがBASE(株)では海外トップMBAで学習する内容の要点を共有したり、海外進出をはじめとする新たな事業展開を後押ししたり、経営者や起業家同士が切磋琢磨し、学びあい、時には励まし合うことができるようなメンバー制コミュニティを形成することで、事業創出の精度をより高めるとともに、その後の企業成長を後押しします。コミュニティメンバーはYAMAGA BASEの一部施設であるコワーキングスペースやイノベーションスタジオ、運動施設なども無料でご利用頂けるなど特典もあります。
〇 recreationrecreation(レクリエーション/ 余暇)
都心に見劣りしない仕事環境を整えていることに加え、宿泊施設も併設していることからワ―ケーションや企業合宿での利用も最適です。周囲には質のいい温泉やゴルフ場、豊かな歴史と文化に壮大な自然があり、都会の喧騒を離れリフレッシュが可能です。地域振興に加えて、やまがBASE(株)は地域の農業課題である担い手不足の解決も視野に、ワ―ケーションや農業体験などを目的に山鹿市を訪れる方と生産者を繋ぐ取組みも推進します。域内外の事業関係者とも連携し、生産者にとっての労働力不足を解決するのはもちろん、山鹿市を訪れる方にとっても新たな経験や仕事の合間のリフレッシュの機会を提供することで、農業振興に資する農業の在り方の新しい形を追及します。
〇 education(エデュケーション/ 教育)
今回活用する廃校の千田小学校が所在する旧鹿央町(現山鹿市鹿央町)では、同町内にあった3つの小学校の生徒が六年生になると全生徒をシンガポールに連れて行き現地の小学生と文化交流を図る国際交流事業を2007年まで行っていました。このような経験をきっかけに海外への興味を強めると同時に日本や地域の良さを改めて感じた子供たちもいます。やまがBASE(株)は過去のこの取組に倣い、海外の大学や大学院からYAMAGA BASEに学生を招き、国内域内外の小中高生と語学交流や文化交流を図る機会を創出し、グローバルマインドを有する地域の次世代のリーダーとなりうる若者の育成に取組みます。
〇 association(アソシエーション/ 協働)
やまがBASE(株)は地域で活動する事業組合に参画し、事業者の業務の季節に伴う繁閑の解消にかかる取組みを地域の事業者とともに推進するとともに、地方でのマルチワークという新しい働き方やキャリア形成の機会に興味を持つ地元の若者やUIJターン希望者への雇用の受け皿を提供する活動に協力します。
〇 communication(コミュニケ―ション)
真の地方創生には、地域の住民や事業者が一体となって地域を盛り上げるということが不可欠だと考えます。地域に思い入れのある当事者が自ら考え動くための基盤となる仕組みの創設に寄与し、一過性ではない中長期的かつ持続可能な地域発展に資する取組みを推進します。同時に、地域住民のQOLの向上について随時検討し、自治体や域内外の事業者と連携することで実現します。
■旧千田小学校の活用について
1874年に設立された旧千田小学校は、2017年3月の閉校に至るまでに143年間もの歴史を有し、地域コミュニティの核として長い間、地域の人に愛される場所でした。過去には農村地域にありながら国際交流を積極的に行うなど、子供たちに多くの経験を与えてくれた学校でした。その長い歴史に対し、1992年に瓦葺がユニークな新校舎やランチルームが落成しており、比較的新しい建物となっています。
少子化に伴う児童生徒数の減少等により、全国では毎年約400校以上の廃校施設が生じていると言われ、活用されないまま放置されているものも多くあります。本取り組みでは廃校にiReactionベースという新たな役割を与え、コミュニティの核として、域内外の人に愛される場所を創っていきます。
■やまがBASEの想い
人口減少や少子高齢化、農村地域の衰退、食料自給率の低下、諸外国と比較した際の経済の低迷などの課題に直面し、日本は課題先進国とも言われます。一方で、豊かでユニークな文化を有し、素晴らしいおもてなしの心を持つ日本には国際社会でその真価を発揮し、課題解決先進国となるポテンシャルも有していると考えます。「BASE」という単語には、基盤、基地、出発点といった意味があります。「YAMAGA BASE」がコミュニティの基盤となり、秘密基地のようなワクワクできる場所として、たくさんの挑戦とイノベーションが生まれることで、山鹿市はもちろん日本再興に資する取組みになると本気で信じ、従事して参ります。
本取組に賛同頂けるコミュニティメンバーや協賛企業についても今後募集を行う予定です。
■お問合せ先
企業名:やまがBASE株式会社
メール:info@yamagabase.com
※「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
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