- 2023-4-24
- 旅行 プレスニュース
需要回復が単価アップを後押し 具体的な価格上げ方法に悩む施設も
リリース発表日:2023年4月24日 14時00分
以下、その結果をお伝えいたします。
TOPICS
■宿泊需要の戻りを実感しているのは全体の9割超え。全国旅行支援が開始された2022年10月頃から需要回復を感じる人が多い傾向に。
■現在の稼働率が70%を超えるホテル事業者は、全体の約半数。コロナ禍と比較すると、稼働率が30%以上伸長した施設は全体の6割にも上り、宿泊業界全体の需要回復を裏付ける結果に。
■客室の単価上げに積極的な施設が半数を超える!
価格の変動方法を検討中の事業者も20%と、全体として単価上げには前向きな傾向が。
需要の回復が、今後さらなる単価上げを後押しか。
■「競合施設の販売価格」が単価調整を行う上での重要な指標に。
他施設への流入を防ぎ、自社の予約流入を増やせるような価格にすることで、価格の最適化と売上の最大化を図っていると見える。
■値上げとそれに応じたサービス強化で、確実な売上アップを目指す!
DXツールの導入でコストの削減も両軸で実施。
メトロエンジンは、強みである高精度の需要予測を活かしてダイナミックプライシングを推進し、これからもホテル事業者のDX化、売上最大化をサポートしてまいります。
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調査概要
調査概要:ウィズコロナのホテル運営とDX活用に関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年3月1日〜2023年3月28日
有効回答:20〜60代の宿泊事業従事者55名
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、【メトロエンジン】とご明記ください。
また、本リリース記載情報以外のアンケート項目および結果についてのデータご提供も可能です。
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調査結果詳細
① 98.1%のホテル事業者がコロナ禍と比較して需要の戻りを感じていると回答、大半の宿泊事業者が需要の回復を実感中。
■殆どのホテル事業者が需要の戻りを感じており、回復実感は全国旅行支援が開始された2022年10月〜12月との回答が最も多い結果になりました。また、2023年以降に需要の戻りを感じたと回答したのは5.5%となり、半数以上のホテル事業者がこの半年以内に需要回復を果たしたと回答しました。
② 現在の稼働率は70%以上と回答したホテル事業者は全体の45.4%、うち、90%を越える事業者は1.8%。
■コロナ禍と比較すると稼働率が30%以上伸長したと回答した施設も全体の6割となり、宿泊・観光業界の需要回復を裏付けました。
③ 70.9%のホテル事業者が客室単価を上げることを検討中
■需要の戻りを受け、今後3ヶ月以内に客室単価を上げる予定のある施設は半数越えと多くの施設で客室単価が上がっていくことが見て取れました。単価の変動方法を検討中の事業者も20%と、全体として単価上げに前向きな傾向に。更なる売上獲得を目指す意向が伺えます。
④ ホテル事業者が客室単価を変更する際に指標としているのは「競合施設の価格」、「自社施設の過去実績」、「周辺のイベント情報」。複合的な情報を考慮して価格調整を行うことが明らかに。
■60%のホテル事業者がベンチマークとする宿泊施設の価格を重視し値付けを行っていると回答。一方で原価率や必要コスト等を参考にしている施設は殆どいない結果に。客室単価は需要を中心に決定されており、多くの施設が周辺状況や過去実績なども考慮し、複合的に日々価格調整を行なっていることが伺えました。
⑤ 売上を上げるために、“宿泊料金の値上げ ”“ サービスの拡充”に注力するホテル事業者が約半数
■売上を上げるために取り組む施策についての質問では、「ADRを上げる」「サービスの拡充」と回答した事業者はそれぞれ45.5%と、約半数の事業者が強く意識していることが伺えました。また、インバウンド誘致に力を入れる施設も27.3%と、訪日客への高い期待も感じられました。
次いで「DXの導入」も注目されており、売上拡大と両軸で、コストカットにも注目が集まっていることが見て取れました。
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メトロエンジンの提供する『レベニューマネジメント』について
競合価格や在庫情報を毎日収集し需要を予測することで、最適な推奨価格を算出する料金コントロールの自動化ツールです。レベニューマネジメントに必要な業務を一括管理し、属人化しがちな料金設定を標準化できるため、より効率的なホテル経営に貢献します。
■ライトプラン
競合施設の価格などの外部データを元にルールを設定し、推奨料金を算出します。
■プラスプラン
外部データと在庫を加味し、ルールまたはAIで価格を決定します。ライトプランと比べて自社の稼働率も判断に加わるため、より需要に適切な料金を算出できます。
料金算出はルールまたはAIの選択が可能。
■プロプラン
サイトコントローラーだけでなく、PMSとも連携が可能です。さまざまなデータを加味するためより最適な料金の算出が可能となっております。導入後も状況に応じてカスタマイズできるなど、フォロー体制も充実しています。
【メトロエンジン株式会社の概要】
メトロエンジンは、ビックデータから人工知能・機械学習を活用し、客室単価の設定を行うレベニューマネジメントツール『メトロエンジン』をホテルなど宿泊事業者に提供しており、現在では国内でも有数のホテルチェーン社と契約しご利用いただいております。昨今では、様々な分野において需給に合わせたダイナミックプライシングの有用性が評価されはじめておりますが、メトロエンジンはホテル業界の他にもレンタカー業界や、高速バス業界などを対象とした事業も展開しております。
会社名:メトロエンジン株式会社(https://info.metroengines.jp/)
代表者:代表取締役CEO 田中良介
所在地:東京都品川区西五反田七丁目25番5号西五反田七丁目ビル9階
設 立:2016月10月
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