星野リゾート/【OMO5金沢片町 by 星野リゾート】OMO5金沢片町とご近所さんがコラボレーション!金沢の伝統工芸「加賀水引」をテーマにした夜カフェ「水引夜灯(よあか)りカフェ」誕生|開始日:2023年6月24日

加賀水引の空間装飾のほか、ナイトタイム限定のスイーツやアクティビティも

リリース発表日:2023年6月19日 15時59分

 北陸随一のグルメタウン「片町」を楽しみ尽くす「街ナカ」ホテルの「OMO5金沢片町(おも) by 星野リゾート」で、2023年6月24日に、金沢の伝統工芸品のひとつ「加賀水引」をテーマにした「水引夜灯(よあか)りカフェ」が誕生します。水引の本質を守り伝えながら昇華させてきた「加賀水引 津田水引折型」協力のもと、当ホテル1階の「OMOカフェ」を水引の行灯と装飾で彩ります。水引を使って光と影を空間全体に映し出すことで、まるで水引で包まれているかのような感覚を楽しめる空間です。その他、ナイトタイム限定のスイーツ「水引OMO(おも)なか」や、自分好みに仕上げる「水引カトラリーレスト作り」も販売します。水引で彩られた空間で、しっとり過ごすナイトタイムを提供します。

背景

 慶事(けいじ)や弔事(ちょうじ)の際の贈り物などで使われる「水引」。昨今では、アクセサリーやインテリアとしても用いられることが多くなりましたが、その本質は、相手とのコミュニケーション。「相手を大切に思う心」を形にしたものです。金沢の伝統工芸品のひとつ「加賀水引」は、「加賀水引 津田水引折型」初代の津田左右吉(そうきち)が創案し、全国へ広がりました。もともと平面的だったデザインから、ふっくらとした和紙の折型や立体的な水引の結びで、相手への思いを表現したものです。その意思は現当主へ受け継がれ、「伝統の中での現代生活に生きる『なじみ親しむ水引折型』」として現代の生活に合った形で提案しつつ、守り続けています。そこで、当ホテルは、お客様に水引の本質に触れて欲しい、職人の思いを知る機会を作りたい、という思いから、コラボレーション企画を考えました。

特徴1 OMOカフェがまるで水引に包まれているような空間に

 ナイトタイム限定でOMOカフェが水引で彩られた空間に変身します。装飾は、水引の伝統的な結び方「あわじ結び」と、加賀水引の特徴である立体的な作りを活かしたデザインです。例えば、天井には、松竹梅をモチーフに、水引の影が美しく映し出されるように結び方を工夫したくす玉を吊り下げ、テーブル上には、あわじ結びを連ねたデザインで、あかりのゆらめきも感じられる行灯を設置します。また、床にも行灯を配置して、足元や壁面の低い位置にも水引の影がくっきりと映るようにしました。水引を飾るだけでなくあかりで灯すことで、空間全体に水引の影が映し出されます。まるでOMOカフェが水引で包まれ結ばれているような、幻想的な空間になり、しっとり落ち着いたナイトタイムを演出します。

 なお、装飾は「加賀水引 津田水引折型」の職人がひとつひとつ手作業で製作したものです。当ホテルスタッフと共に「相手を大切に思う心」を空間デザインで表現しました。

特徴2 水引柄のもなか皮で包む、ご近所さんとのコラボスイーツ「水引OMO(おも)なか」

 一世帯当たりにおける菓子類の年間支出金額が全国 1 位の金沢。江戸時代に茶の湯文化が発展し、和菓子作りが市民にも広まったことがルーツと言われています。(*)また、当ホテルのご近所には、金沢の街の人に長く愛されてきた老舗和菓子店や茶店、青果店など、スイーツには欠かせないお店が多くあります。そこで、ご近所さんの味を一度に楽しむことができる当館オリジナルのスイーツを開発しました。「桶川住吉商店」提供の水引柄があしらわれた紅白のもなか皮に、それぞれ異なるもなか種が詰まっています。紅色は、ホワイトチョコようかん、あんこを加えたホイップクリーム、季節のフルーツを組み合わせたもなか種です。和菓子に洋の要素を盛り込んだ新感覚の菓子を製作する「茶菓工房たろう」と、石川の特産野菜や果物を扱う老舗の八百屋「堀他」にご協力いただきました。白色は、1859年創業の老舗日本茶専門店「野田屋茶店」特製の加賀棒茶®のアイスクリームに、ナッツ、オレンジピール、加賀伝統野菜のひとつ「五郎島金時」のクリームを合わせます。飾り付けには、日本で初めて金沢箔工芸品を生み出した「箔一」の食用金箔を使い、華やかな仕上がりにしました。また、水引OMOなかと一緒に用意するのは、野田屋茶店の和紅茶。渋み成分が少ない自然の甘みが特徴で、もなかとの相性が抜群です。

*参考:総務省統計局「家計調査」

・時間:19:00~23:00(22:30ラストオーダー)

・料金:1セット1,000円(税込)  

・含まれるもの:水引OMOなか(紅または白)1つ、和紅茶(ホットまたはアイス)1杯

・対象:宿泊客、日帰り客ともに利用可

特徴3 カフェで使ってもOK!自分好みに仕上げる「水引カトラリーレスト作り」

 加賀水引の特徴である立体的な結びを実体験し、その場で使って楽しめる「加賀水引 津田水引折型」監修のアクティビティです。難易度が高いと思われる水引結びですが、本アクティビティ製作方法は簡単で、好きな色の水引を選び自分好みの位置で結ぶだけ。一般的な箸置きよりも大きいサイズのため作りやすく、箸だけでなくスプーンやフォークを乗せて使うこともできます。完成したものは、OMOのオリジナルロゴが入った箱に入れて旅の思い出に持ち帰ったり、そのままOMOカフェのスイーツと共に使ったりして楽しめます。日常生活において使用するために作られた道具が昇華して生まれた「工芸」。その本質にも触れてほしいという思いから、自宅でも実際に使って楽しめるアクティビティを用意しました。

・予約:不要(24時間フロントにて受付) 

・料金:1セット700円(税込)

・対象:宿泊客、日帰り客ともに利用可

「水引夜灯りカフェ」概要

・期間:2023年6月24日~通年

・場所:1階OMOカフェ

・時間:19:00~23:00(22:30ラストオーダー)

・料金:入場無料 

・対象:宿泊客、日帰り客ともに利用可

*協力 「加賀水引 津田水引折型」五代目 津田六佑さん

 津田水引折型の創業者「津田左右吉」は100年以上前、水引という紙紐で、初めて造形的な細工を創案し、水引細工の手法を自らの手で広めました。その歴史の中で水引は今、アクセサリーや小物作りに特化した水引素材が増え、手芸として水引を楽しむ方が増えております。しかし、元来水引は手芸として生まれたものではなく、贈答物を結ぶツール。簡単に言うと日本の伝統的なラッピングです。贈り主の気持ちを、直接的に言葉で伝えるのではなく、結びから感じ取ってもらう。そんな奥ゆかしいコミュニケーション文化なのです。水引の美しい本質は、そこにあると思っています。そして、本当にアーカイブしなければならい部分は小手先の結びの技ではなく、その本質「水引文化」だと思っています。美しい水引の世界は、私達の力だけでは広くお伝えする事が難しく、もどかしく思っておりました。水引文化の美しさを、多くのゲストへ伝わればと思っております。

「OMO(おも)」とは ?

 「OMO」は星野リゾートが全国に展開する「テンションあがる『街ナカ』ホテル」。地域と一体となって街を楽しみ尽くす旅を追求しています。全てのOMOで、街歩きをサポートするサービス「Go-KINJO」を展開。全国各地の14施設から都市観光の楽しさを発信していきます(2023年4月時点)。

OMOをもっと詳しく知りたいなら▶https://www.hoshinoresorts.com/brand/omo/

数字・アイコンでわかる、サービスの幅

 

 OMOのうしろにある数字・アイコンは、サービスの幅を示しています。この数字があることで、旅の目的や過ごし方に合わせて最適なホテルを選ぶことができます。幅広い都市観光の旅をOMOがサポートしていきます。

OMO5金沢片町 by 星野リゾート

北陸随一のグルメタウン・片町に建つホテルのコンセプトは、「あっぱれ!味のかたまち」。おいしいはもちろんのこと、食にまつわる歴史や文化など、知的好奇心をくすぐる食体験をとおして、片町の魅力に触れる滞在を提案する「街ナカ」ホテルです。

・所在地 :〒920-0981 石川県金沢市片町1丁目4番23号

・電話  : 050-3134-8095(OMO予約センター)

・客室数 :101 室・チェックイン:15:00/チェックアウト:11:00

・宿泊料金:1泊 15,000円~(1泊1室あたり、税込、食事別)

               *別途、金沢市宿泊税が掛かる場合があります。

・アクセス:金沢駅からバスで約10分(バス停「香林坊」より徒歩約4分)

・URL  :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kanazawakatamachi/

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