- 2023-6-28
- 旅行 プレスニュース
地域社会への貢献を目指して
リリース発表日:2023年6月28日 11時00分
箱根小涌園 天悠(所在地:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297、支配人:柴田 訓 以下、天悠)では、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け、様々な取り組みを続けています。
この度、天悠では「地域社会への貢献・連携」に向けた取り組みとして、地元・小田原の企業「マツシタ靴店」のサンダル「ギョサン」を館内の履物として全客室に設置いたしました。ギョサンとは「漁業従事者用サンダル」のことで、その発祥の地は小笠原諸島と言われています。ギョサンは合成樹脂製で、靴底(サンダル裏)は長靴のようにギザギザしたデザインになっており、磯・岩場でも滑らない設計になっています。そのため、漁師の間で滑らないサンダルとして評判となり、その後一般住民にも広く普及しました。
天悠でギョサンを取り入れることとなったきっかけは、これまで館内履きとして使用していた下駄では階段や夜道が歩きづらい、とのお声が多くあったためです。天悠では1階の渓谷庭園にて夜のライトアップを実施し多くのお客様にお楽しみいただいていますが、庭園内の階段や雨に濡れた道は歩きづらいというお声が多く、丈夫で滑りにくい履物を探す中、ギョサンを取り扱うマツシタ靴店に出会いました。マツシタ靴店は、1918年(大正7年)に相模湾に面する漁港が有名な小田原で創業し、以来およそ100年に渡る長い歴史を培ってきました。お客様の要望に応えることを大切にするマツシタ靴店は多くの地元民に愛されています。また、藤田観光発祥の地であり、現在、蕎麦 貴賓館として営業している建物は、大正7年に建てられ、その後、1948年旅館としてスタートした歴史があり、マツシタ靴店と藤田観光はともに長い歴史を紡ぐ企業として共通点がありました。
マツシタ靴店のギョサンを館内履きとして取り入れることにより、館内でのお客様の転倒事故防止や、歩きにくさの改善につながり、庭園のライトアップもより安全にお楽しみいただけるようになりました。今後も、お客様により快適なご滞在を楽しんでいただくとともに、歴史ある地元企業の商品「ギョサン」の魅力を発信することで地域社会への貢献を目指します。
これからも、天悠での取り組みがSDGsの達成に寄与できるよう、皆さまのご宿泊を通じて社会課題の解決と持続可能な社会の実現に努めてまいります。
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地元企業の商品活用で目指すSDGsへの貢献
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。地元企業の商品を活用しお客様にその魅力を発信する、という取り組みを続けることで、SDG 8「働きがいも経済成長も促進する」・SDG 9「産業と技術革新の促進」・SDG 11「持続可能な都市と地域の構築」・SDG 12「持続可能な消費と生産の確保」の、4つの目標に貢献できると私たちは考えています。
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『ギョサン取扱量日本一』マツシタ靴店
マツシタ靴店は1918年(大正7年)に小田原で創業しました。当初は軍靴工場で働いていた初代創業者が、西洋靴をオーダーメイドで製造する靴屋として営業を開始。創業当初から、品質と職人技術にこだわり、お客様の要望に応えることを大切にしてきました。約15年前、小笠原の島民が普段履きとして愛用していたギョサンを本土で販売開始。SNSやマスコミに取り上げられたことをきっかけに、徐々にギョサンの知名度が高まりました。そして、2008年には年間1万足を売り上げ、「日本一.net」というサイトに掲載されるなど、名実ともにギョサン取扱量が日本一となりました。現在、お客様の多様化するニーズに合わせ、新しいカラーや型状を取り入れた商品を販売しています。地元・小田原を拠点にギョサンの魅力を発信するマツシタ靴店は、常に時代のニーズに対応し進化し続けていきます。
●ギョサンとは
ギョサンの名前の由来は「漁業(従事者の履く)サンダル」や「漁協(で売っ ている)サンダル」の略である。発祥は小笠原諸島で、1968年頃から小笠原の漁師たちの間で普及し始めたと言われています。 「ギョサン」は滑らないサンダルとして広く愛用されており、磯や岩場などの足場の悪い場所でも滑りにくく、安全で耐久性に優れています。
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「箱根小涌園 天悠」 施設概要
客室数:150室(露天風呂付客室120室/露天風呂付最上階客室24室/露天風呂付特別客室6室)
レストラン:計3ヶ所(館内1ヶ所、敷地内に2ヶ所)他、館内にバーラウンジ1ヶ所
大浴場:館内2ヶ所(各所内湯・露天風呂付き/男女入替制)
駐車場:有(宿泊者無料)
他施設:庭園、箱根温泉神社、スパ、売店
住所:〒250-0407 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
アクセス:
新宿駅から小田急線特急ロマンスカーで箱根湯本駅までおよそ90分、
箱根湯本駅から箱根登山バス・伊豆箱根バスで約20分
公式URL:https://www.ten-yu.com/
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