ホテル・旅行のニュースリリース・情報

■調査背景・目的
コロナ5類移行に伴い今後の旅行は増えるのか、その流れに対し宿泊施設はどのような対応をしていくべきなのかを理解する。

■「旅行に関する調査」調査結果

直近3年間で国内旅行に行った人は55%。
コロナ禍においても、GoToトラベルの実施やコロナが落ち着く時期があったが、国内旅行に行ってない人は45%と半数近くになることが分かった。

今年の夏休みに旅行へ行きたいと思っている人は59%で過半数を占める結果となった。

性年代別で今年の夏休みの旅行意向と3年以内の旅行経験を掛け合わせてみると、20代男女で大きな差が見られた。20代男性は3年間で旅行していない上に夏休みも旅行するつもりがなく、20代女性は3年間で旅行しているが夏休みも旅行したいと答えた。この3年間は旅行を控えていたが、今後旅行が増えそうな年代は50~60代男性と40~50代女性。

コロナが5類に移行したことにより、今後の旅行頻度が「増えると思う」「やや増えると思う」と回答した人は45%であり、「増えない」「あまり増えないと思う」と回答した人の約2倍。脱コロナ後の旅行への意識の高まりが見られる。

今年の夏休みや今後の旅行者が増えると予測されることは前述のデータの通りだが、
ではその旅行意向の高まりに対しホテル・旅館側は宿泊者にどのような対応をすべきか。
本調査ではホテル・旅館側が求められることについても聴取した。

ホテル・旅館に求めることのTOP3は「食事のおいしさ(57%)」「宿泊料金が安い（53%）」「施設の清潔さ(50%)」であった。

では、ホテル・旅館側はお客様が実際にサービスに対して“どう感じているのか”をどのように把握していくべきなのか。

本調査では以下のように「感動体験」、「クレーム・意見」を伝える手段をどの媒体を通じて答えるかについても聴取した。

「感動体験」、「クレーム・意見」どちらにおいても「アンケート」が最もホテル・旅館側に伝えやすいと答えた割合が半数近くとなっている。

また、「アンケート」の中でも「Webのアンケート」ではなく「紙のアンケート」のほうが求められており、特に「クレーム・意見」は観光系ホテル・旅館で約3割が最も伝えやすいと回答した。

改善行動をしている宿泊施設に対して「好意的に感じる」「やや好意的に感じる」と答えた合計の割合は73%であり、改善活動を行うこと自体が印象UPにつながる。

弊社では、ホテル・旅館向けのアンケート分析ツール「VOICE for Hotels」（https://www.ideation.co.jp/voice/）を提供しており、紙とwebのアンケートの両方に対応している。お客様の意見をデータとして収集・分析することで、迅速な改善行動へとつなげることが出来る。

この「VOICE for Hotels」を利用している施設では、今まで中々見えてこなかった改善ポイントを知ることが出来るほか、スタッフの対応に関するお褒めの言葉などを共有することで施設全体の生産性の向上へとつながっているケースが多い。

前述の通り、コロナが5類に移行したことで今後の旅行者は増加すると推測されるため、ホテル・旅館側が旅行者の意見をいかに活用していくかが今後の旅行業界の鍵となるのではないか。

■調査概要
・調査手法：インターネットリサーチ
・調査対象：全国20～60代の男女（性年代ごとに均等回収）
・有効回答数：本調査1,106サンプル
・調査期間：2023年6月8日(木)～2023年6月9日(木)
・調査主体：株式会社アイディエーション

■株式会社アイディエーションについて
アイディエーションは、企業の商品開発、プロモーション活動を支援するアイデア開発会社です。
生活者の声や日常を徹底的に聴取・観察し、そこで集めたファインディングスから次の一手となるアイデアを開発し、クライアント企業のビジネスを成功に導くことをミッションとしています。

【会社概要】
・会社名：株式会社アイディエーション
・所在地：東京都渋谷区恵比寿4-6-10-7F
・代表者：白石章兼
・設 立：2015年11月11日
・URL：https://www.ideation.co.jp/
・事業内容：市場調査、アイデア開発、広告開発、各種プロモーション

【本件に関するお問い合わせ先】

　株式会社アイディエーション

　広報担当：柿沼（かきぬま）、坂田（さかた）

「VOICE for Hotels」営業担当：河原田（かわらだ）

　 https://www.ideation.co.jp/voice/

　TEL：050-5212-8112

　E-mail：info@ideation.co.jp