- 2023-6-29
- 旅行 プレスニュース
〜飲食店やカラオケ、フードコートなどさまざまな場面で非接触配膳が可能なロボットの活用提案から導入・アフターケアまでトータルサポートを行うDFA Robotics〜
リリース発表日:2023年6月29日 15時42分
今後、DFA Roboticsは、世界中の離島を含め、各地域が抱える人手不足や生産年齢人口の減少、高齢化などの課題解決に向け、ロボティクスソリューションを提供いたします。
(※)2022年6月 東京・八丈島における「配膳ロボット設置・導入実績」として 自社調べ
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八丈島の課題と実態
人口減少による産業への不安
豊かな自然と文化、歴史に彩られた八丈島は観光地として人気がある島です。美しい自然環境やダイビングスポットなどがあり、観光客が訪れます。繁忙期は夏や連休などのシーズンに集中。観光客数は夏季が最も多く、年間の観光客数は約12万人を超えます。
一方で、八丈島内の八丈町という町で暮らす約8,500人 (2021年時点)のうち、観光業の従事者数は減少傾向にあります。町全体の生産年齢人口(15-64才)においても4,629人、構成比56.2%(2010年時点)と、年々人口減少が進んでおり、「八丈町人口ビジョン 八丈町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の町民アンケート調査では、人口減少問題について、町民の約84%が不安を抱えおり、雇用や観光振興などの施策推進が望まれていることが分かりました。
参考:平成28(2016)年3月 東京都八丈町公表「八丈町人口ビジョン 八丈町まち・ひと・しごと創生総合戦略」
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八丈島初 配膳ロボットの導入背景
DFA Roboticsは、島の観光、産業、経済の活性化のための新たな施策として、八丈島で初めて、ロボティクスソリューションの一環である配膳ロボットの設置・導入を行いました。
配膳ロボットの導入により、人手不足による影響を緩和し、島の観光業、ホテルや飲食店の店舗運営に貢献いたします。
(左)八丈島で初めて配膳ロボットを導入した「リードパークリゾート八丈島」外観
(右)リードパークリゾート八丈島 レストラン『タルタルーガ』スタッフ様
配膳ロボット導入の概要
目的 :人手不足・業務効率の改善
施設名 :リードパークリゾート八丈島 https://www.lidohotels.jp/park/
住所 :〒100-1511東京都八丈島八丈町三根5392番地
機体・台数 :下げ膳特化型配膳ロボット「Hola Bot(ホラボット)」1台
導入エリア :ホテル内レストラン『タルタルーガ』
導入月 :2023年3月
◾️テスト導入(導入前の効果検証)での確認事項
・レストラン内一部エリアの下げ膳をロボットに任せたことによる変化
・お客様の反応
・配膳ロボットの走行性能や操作の明快さ、稼働時オペレーション等
◾️検証結果・導入のきっかけ
・身体的負荷の軽減、業務効率の向上を確認
導入前:一部エリアの歩行数1往復100歩
導入後:配膳ロボットが往復するためスタッフは持ち場を離れず業務に集中が可能に
・これまでお客様との会話を楽しむ時間が生まれた
導入前:ピークタイムは急いでバッシングしたい、という気持ちから、スタッフが走って移動していた
導入後:移動する必要がないため、目の前のお客様へおもてなしする余裕が創出
◾️導入施設のお声(リードホテル&リゾート株式会社 代表取締役 歌川様)
「リードパークリゾート八丈島は、「八丈ブルー」と呼ばれる太平洋や緑豊かな自然を見渡すことができる島有数のリゾートホテルです。28万㎡という広大な敷地内にはジャージー牛牧場があり、そこで生産した新鮮な乳製品を使用し、食事を提供しています。レストラン『タルタルーガ』はオーシャンビューで食事が楽しめ、八丈島産の食材をふんだんに使用した料理はとても好評いただいております。
今年はコロナの規制も緩和され、コロナ前の8〜9割ほどまでお客様が戻られていますが、昨年まで島外からのリゾートバイトと呼ばれる働き手が、去年の秋頃から採用できず、人手不足が続いていた中、本島で配膳ロボットを見かけ、試してみようと思い、DFA Roboticsへ問い合わせたのがきっかけで、導入が決まりました。
DFA Roboticsは、私たちが初めて配膳ロボットを触る瞬間から最大限活用できるよう、導入エリアのMAPインストールから機体の操作方法の説明はもちろん、スタッフオペレーションとの連携方法についても説明してくれました。アフターサポートとして、停止位置の微調整や走行ルートの変更にも都度対応してくださっています。
結果、「Hola Bot(ホラボット)」導入前と比較して従業員の一人あたりの歩数が大幅に減少し、創出された時間でお客様との会話を楽しむ余裕が生まれました。」
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配膳ロボットによって経営課題解決を支援
下げ膳特化型配膳ロボット「Hola Bot(ホラボット)」について
人口減少や長引くコロナ禍の影響により、飲食店、医療機関、商業施設などは労働力確保や生産性向上などの課題に直面しています。
当社が提案する下げ膳特化型配膳ロボット「Hola Bot(ホラボット)」は、身体的負荷の高いバッシング業務を担当することができ、さらに非接触サービスであることや業務効率の改善を図ることで、各施設が抱える課題を解決いたします。
下げ膳特化型配膳ロボット「Hola Bot(ホラボット)」は、DFA Roboticsの一気通貫した導入サポートにより、ホテル内レストランや高級和食料理店など、多数の飲食店で導入されております。
洗い場までの食器の運搬や、テーブルリセットに必要な備品の配布といった機械的な仕事をロボットに任せることで、スタッフがより多くの時間をお客様へのサービスに充てることが可能になりました。
また、混雑時の対応ではテーブルリセットにかかる時間を短縮し、業務効率の大幅な向上を実現するなどの実績が多数でております。
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今後の展望
株式会社DFA Roboticsはロボットを活用したソリューション提供を行うスタートアップ企業として、今後もさまざまな施設へDX化の推進を予定しております。
人口減少、高齢化といった社会課題は、国内外をはじめとする離島でも一層深刻化しています。DFA Roboticsは、優秀な労働力不足という課題に対して、ロボットという解決策で課題の解消・利便性向上を提案いたします。
引き続き飲食店支援、人材の価値向上、SDGsなどに取り組み、新たな価値の創造をしてまいります。
■DFA Roboticsとは
「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニーです。
当社は、人口減少・高齢化が進む社会の中でロボットが「人の仕事を奪う」のではなく、「人の可能性を伸ばす」存在と位置づけ、社会課題に対する「ロボティクスソリューション」を提供しております。
2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入し、約1年間で3,250台以上の配膳ロボットを全国に導入しました。(2022年12月時点)
今後は配膳ロボットの単一作業での課題解決だけでなく、サービスロボット全般を活用したロボット×システム連携によるマーケティングなど、未踏領域への挑戦および新たな未来を創造してまいります。
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会社概要
■Pudu Robotics Japan社概要
名称:Pudu Robotics Japan株式会社 https://www.pudurobotics.com/jp
設立: 2021年7月
代表者:代表取締役社長 張涛
所在地:東京都中央区入船1丁目9-8ピエノアーク入船8F
資本金:500万円
事業内容:サービスロボットの開発・設計・製造・販売
■当社概要
名称 :株式会社DFA Robotics https://dfarobotics.com/
設立 :2017年9月
代表者 :代表取締役社長 波多野 昌昭
所在地:東京都渋谷区恵比寿1-18-18 東急不動産恵比寿ビル4階
資本金 :5,683万5,500円
従業員数:44名(2023年6月現在)
事業内容:配膳・運搬・清掃などを担うサービスロボットの輸入、販売、導入支援、アフターフォロー等
■お問い合わせ先
ロボット導入等のお問合せ
https://dfarobotics.com/contact/
リリースのお問合せ
広報担当者:本間 mail:pr@dfarobotics.com
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