グリーンズ/コンフォートホテル佐賀 トラッキング付FIT非化石証書を購入 電力使用に伴うCO2の排出量実質ゼロを実現(約135t削減)

野村不動産投資顧問株式会社が運用する野村不動産プライベート投資法人との協働第2弾

リリース発表日:2023年7月3日 11時00分

 株式会社グリーンズ(本社:三重県四日市市、代表取締役社長:村木雄哉、証券コード:6547)は、2023年6月9日(金)、自然電力株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也)が提供するトラッキング付FIT非化石証書を購入しました。FIT非化石証書は、再生可能エネルギーなど非化石電源の「環境価値」を証書にしたもので、今回の購入量はグリーンズが運営する「コンフォートホテル佐賀(佐賀県佐賀市)」の2022年度CO2排出量約135t分にあたります。同ホテルを保有する野村不動産プライベート投資法人へ運用を委託している野村不動産投資顧問株式会社との協働のもと、コンフォートホテル佐賀におけるCO2排出量を、自然電力グループが共同保有する佐賀県唐津市の風力発電所から創出した証書を購入することで佐賀県内における「環境価値」の地産地消に貢献を目指すものです。

 コンフォートホテル佐賀は、野村不動産投資顧問株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三浦公輝)が運用を受託する野村不動産プライベート投資法人が保有し、グリーンズがホテル運営を行っています。同法人とのサステナビリティへ取り組みとしての協業は、同じく同法人保有のコンフォートホテル和歌山における「CO2 ゼロプラン」電気メニューの導入(2022年8月)に続く第2弾となります。

 野村不動産投資顧問株式会社とグリーンズは、1年以上の期間をかけサステナビリティに関する取り組み方針やその具体的な在り方について協議を行っており、野村不動産プライベート投資法人とグリーンズにおいて、サステナビリティへの取り組みを協働して推進していくことについて合意しており、その一環として取り組むものです。同ホテルの具体的なサステナビリティに関する取り組みを検討するなか、自然電力株式会社が提供するトラッキング付FIT非化石証書に着目し、佐賀県内における「環境価値」の地産地消を目指し取り組むものです。

■その他協働活動

 野村不動産投資顧問株式会社とグリーンズは、更なるサステナビリティへの取り組みとして「コンフォートホテル和歌山」において、ユビ電株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山口典男)が展開するIoT技術を活用した電気自動車充電サービス「WeCharge」を導入しました。

(第1弾リリース:http://www.kk-greens.jp/archives/3776

 今後も野村不動産投資顧問株式会社及び野村不動産プライベート投資法人と協働して、様々な形でサステナビリティに関する取り組みを継続して推進してまいります。

■トラッキング付FIT非化石証書

 非化石電源により発電された電気から、「環境的な価値」を切り離して証書化したもので、非化石電源の電源種別や運転開始日などの情報をトラッキングすることが可能です。

■自然電力株式会社

 2011年6月設立。「青い地球を未来につなぐ」を掲げ、太陽光・風力・小水力・バイオマスによる再生可能エネルギー発電所の開発・資金調達・アセットマネジメントを手掛ける。2016年より海外事業にも注力しており、東南アジア・ブラジルを中心に開発・発電事業を展開している。また2019年からはエネルギーテック事業に参入し、自社開発のEMS(エネルギー管理システム)により、マイクログリッドやVPPの構築やEVのスマート充放電サービス等を提供する。これまでグループとして国内外で1ギガワット以上の再生可能エネルギー発電事業に携わっている。

URL:https://www.shizenenergy.net/

■野村不動産投資顧問株式会社

 野村不動産ホールディングス 100%子会社で、上場リートである野村不動産マスターファンド投資法人と、私募リートである野村不動産プライベート投資法人の資産運用会社。

■ユビ電株式会社

 EV充電を日常生活の一部に統合することを志向し、独自のIoTプラットフォームを活用してWeChargeを開発。2021年にEV充電サービス「WeCharge」の提供を開始し、2022年で充電ポート数が前年比20倍の600口に拡大。2023年末には累計12,000口、2025年末までに累計80,000口の充電設備導入を目指す。

WeCharge電気自動車充電サービスサイト:https://www.wecharge.com/

グリーンズグループの2030年CSR宣言

 グリーンズでは、2019年に2030年の未来を見据え「グリーンズグループ2030年CSR宣言『環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業』を目指します。」を打ち出しました。以降、ホテル運営に関連性の高い4つの重点領域「環境配慮」「コミュニティ支援」「人づくり」「特長あるサービス」を掲げ、CO2フリー電力の導入、客室アメニティの使用量削減、トイレットペーパーの使い切る取り組みなど、様々な活動を進めています。

 また企業目的の1つとして「地域社会への奉仕と貢献」を掲げ、地域に密着した社会貢献活動や事業を通じての環境活動などを行っています。企業の社会的責任を果たし、半世紀以上にわたり培った地域における信頼をさらに盤石なものとすべく今後も真摯にCSR活動に取り組んでまいります。グリーンズグループのCSR重点テーマの実現を通して、SDGs(持続可能な開発目標)の実現にも寄与してまいります。

■株式会社グリーンズについて

 株式会社グリーンズは、45ヵ国以上7,400軒以上のホテルチェーンのグローバルブランドを擁する「チョイスブランド」と、60年以上のホテル運営の実績をもつ「オリジナルブランド」とのシナジーで、中間料金帯のグローバルブランドのホテルチェーンで唯一全国展開に成功しています。

「TRY!NEXT JOURNEY ~新たな旅に踏み出そう~」を経営ビジョンに掲げています。

URL:https://www.kk-greens.jp/

 事業内容:ホテル・レストランの経営、その他付帯する業務

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