- 2023-7-5
- 旅行 プレスニュース
リリース発表日:2023年7月5日 15時00分
主なポイント
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Airbnbのリスティングが存在しホテルが存在しない日本全国のエリアにおいて、これまでに67,000人以上のゲスト(宿泊者)がAirbnbに宿泊し、それによりAirbnbのホスト(空いている家や部屋を宿泊場所として提供する人)は520万USドル(日本円:約7億4,500万円強)以上の収入を得たことが分かりました。
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2020年3月以降、世界13,000以上の都市で初めての予約が入り、日本では2020年3月以降、新たに74の市町村で初めての予約が入りました。
Airbnbのホストとゲストは、日本全国で従来の宿泊施設がない地域における観光振興の重要な立役者となっています。今回明らかになったデータによると、2022年、日本国内でAirbnbのリスティングがあり、ホテルがない地域で宿泊をしたゲストは67,000人を超えました。また、その結果、ホストには約520万米ドル(日本円:約7億4500万円強)の収益がもたらされたことが分かりました。
AirbnbとOpenStreetMapdataの初の共同分析に基づくこのデータ(*1)は、Airbnbがこれまで注目度が必ずしも高くなかった地域・コミュニティにもたらすポジティブな効果を証明し、未開拓の地を旅したいと考える観光客の新たなる旅の実現を可能にしていています。
パンデミックは世界の観光業に前例のない混乱をもたらし、海外からの旅行者数は70%以上大きく減少しました(*2)。Airbnbは、パンデミックを経て、「海外旅行や都市部での休暇」から、「国内旅行や地方での長期滞在」へと旅行習慣が大きく変化するのを目の当たりにしてきています。
(*1)Open Database License (https://opendatacommons.org/licenses/odbl/)のOpenStreetMap(https://www.openstreetmap.org/#map=5/35.588/134.380)の情報から(https://www.openstreetmap.org/copyright)
(*2)World Tourism Organization(https://www.unwto.org/news/international-tourism-down-70-as-travel-restrictions-impact-all-regions)のデータから
Airbnb Japan 代表取締役 田邉泰之コメント
「本調査レポートは、ホームシェアリングがなければ、小規模コミュニティとそのビジネスにとっての新たな経済的機会は完全に失われる可能性があることを示唆しています。Airbnbを利用することで宿泊者は、混雑しがちな定番のホテルエリアでの宿泊体験と比べ、より多くの旅行の選択肢を持つことができます。」
日本と世界におけるAirbnbの分散旅行
2022年、ゲストは世界中の10万以上の異なる都市に滞在し(*3)、Airbnbで訪問した上位10都市は、2019年の10%から増加し、全旅行の約7%を占めました(*4)。
ゲストが滞在したコミュニティの数は、5年前と比較して2022年には世界全体で25%以上増加し、新たなる目的地への観光が広がっています(*5)。
2020年3月以降、世界13,000以上の都市で新たに予約が入り、日本では2020年3月以降、新たに74の市町村で初めての予約が入りました(*6)。
(*3)2022年における個別の都市別の予約日数データ
(*4)2019年と2022年における予約日数比較
(*5)2017年と2022年の都市別の予約日数データ
(*6)ゲストが宿泊した都市数のデータ
2020年3月以降に初めてAirbnbで予約された日本の人気市町村
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山梨県南アルプス市
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香川県まんのう町
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埼玉県長瀞町
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高知県日高町
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北海道清水町
国内観光の重要性
国内観光は、コロナウィルスのパンデミックといった不安定な時代においても回復力のある選択肢であることが証明されており、直接的で前向きな経済効果をもたらしていることがわかっています。自宅から近い目的地への週末旅行は、計画が立てやすいだけでなく、はるかに手頃な価格であることも生活者にとっては利点です。
Airbnbは、より手頃な宿泊施設を提供し、より多くの、そしてより新たなエリアにおいて宿泊施設の提供を拡大することで、観光産業の発展に貢献していきます。
柔軟な旅のあり方
この度集計したデータによると、Airbnbの「柔軟な検索(https://www.airbnb.jp/help/article/3224)」機能を使って宿泊を予約したゲストは、従来の検索機能を使って予約したゲストに比べて、Airbnbで人気のある都市に宿泊する割合が著しく低いことが分かりました。現在、Airbnbの約20件に1件の宿泊が「柔軟な検索」機能によって予約されています(*7)。
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Airbnbで「柔軟な検索」機能を使って予約する人は、上位20都市に滞在する確率が約23%低い
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「柔軟な検索」機能の利用者は、Airbnbの上位50都市に滞在する確率が約18%低い
東京では、「柔軟な旅」をする予約者は、最も人気のある浅草でリスティングを予約する可能性が全体より約18%低く、定番人気観光エリア以外に宿泊する可能性が約5%高いことがわかっています(*8)。
(*7)2022年11月現在のAirbnb社内データ
(*8)2022年3月から12月の期間で予約された柔軟な旅の予約データ
AirbnbのAPACリージョナル・ディレクター エマニュエル・マリルのコメント
「分散型旅行は手頃な価格であるだけでなく、地域経済の活性化と地元の雇用を促進し、新たなコミュニティを創出します。一方で、特定の観光地における訪問客の著しい増加は、経済面、地理面においても過密や混雑を生み出してしまう可能性があります。Airbnbは、ホテル主導のマスツーリズムのトレンドが世界中にもたらす課題に対して、ゲストが新しいコミュニティを発見することだけでなく、地元の人々の新たな収入源の創出といったソリューションの提供に注力しています。」
<Airbnb (エアビーアンドビー)について>
Airbnbのコミュニティは、2人のホストがサンフランシスコの自宅に3人のゲストを迎えた2007年に生まれ、以来、ホスト数は400万人に増え、世界中のほぼすべての国と地域にわたる約100,000都市で、14億人を超えるゲストをお迎えしてきました。Airbnbのホストは、今日もまたオリジナリティあふれる滞在とユニークな体験を提供しており、ゲストが心のつながりと居心地の良さとともに世界を体験することを可能にしています。
※「Airbnb」「エアビーアンドビー」「エアビー」の各名称およびロゴはAirbnb Inc.の登録商標です。
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