UDホスピタリティマネジメント エースホテル京都/日本初開催!新進気鋭のアーティストを発掘し支援するプログラム 「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」

アーティスト第一弾 妄想屋台プロデューサー(Shinichiro Wakita) 作品展示期間:2023年8月21日(月)〜10月30日(月)

リリース発表日:2023年7月20日 09時02分

エースホテル京都(所在地:京都市中京区、総支配人:池内 志帆)は、新進気鋭のアーティストを発掘・支援することを目的としたプログラム「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」を今年夏に初開催します。これまで米国・エースホテルは、350人以上のアーティストを同プログラムに受け入れ、実施してきました。

 世界8カ所のエースホテルにて同時に開始する「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」、日本はキュレーション・パートナーに今春、東京ビックサイトにて開催された世界的現代美術家の村上隆氏が率いるカイカイキキによる新人アーティストアインキュベーションイベント「GEISAI #22」から、「エースホテル京都賞」を受賞した4名のアーティストを選出。「妄想屋台プロデューサー(Shinichiro Wakita」、「MOMO」、「渡邉光子」、「Gento」を迎え、2023年の夏から2024年の夏までの期間中に、各アーティストそれぞれ約3ヶ月間の展示期間を設け、作品をお披露目します。

 村上隆氏率いるカイカイキキによって再始動したGEISAIは、アートコンペティションを通じて、新しいアーティストの才能を発掘し、キュレーションを行っている。このコンペティションは、様々なバックグラウンドを持つ若手アーティストが、新たなオーディエンスに向けて作品を発表することを目的に創設しました。GEISAIはこれまで、国際的なギャラリーやアート団体から大きな成功と賞賛を得るに至った多くのアーティストのキャリアを立ち上げてきました。東京を拠点とするカイカイキキは、過去20年以上にわたりアーティストの発掘、育成、マネージメントを行っています。

 日本の「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」第一弾目アーティストは、妄想屋台プロデューサー (Shinichiro Wakita) になります。東京の広告代理店に勤務していた妄想屋台プロデューサーは、会社員生活の息抜きとして、映画『鉄コン筋クリート』をモチーフにしたキャラクターや建物のイラストを描いていました。その頃、忽然と現れては消える屋台の哀愁や、そこから生まれる物語に影響を受け、それが後に「妄想屋台」シリーズの着想となる。アニメーションの技法を取り入れて、自分たちがあったらいいなと思う屋台を描いているのが特徴になります。同アーティストの作品は8月21日(月) から10月30日(月)の期間、エースホテル京都1階のギャラリーに展示されます。

 第二弾にMOMO、第三弾に渡邉光子、第四弾にGentoの順に、妄想屋台プロデューサー (Shinichiro Wakita) 同様、それぞれ約3ヶ月間ギャラリーにて展示します。作品展示に関する詳細は、エースホテル京都公式ホームページ公式 Instagram、参加アーティストのInstagramをご覧ください。

 エースホテル本社のプログラミング&パートナーシップ・マネージャーであるトコタ・アシュクラフトは、次のように語っています。「新進気鋭のアーティストを発掘し、支援するというユニークな伝統を持つエースホテルのアーティスト・イン・レジデンス・プログラムを再開できることに興奮しています。今回のプログラムは、私たちが活動する都市の多様性を反映し、幅広い分野と視点からアーティストを紹介しています。ドローイング、ペインティングから彫刻、ダンス、体験型サウンドまで、これらのアーティストが滞在先のホテルのスペースでどのように自分の技術を探求し、私たちの周りのコミュニティが体験できる作品を創作するのか、とても楽しみにしています。」

アーティスト・イン・レジデンスとは

2014年にエースホテル・ニューヨークで開始した「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」は、クリエイティブ集団やアート機関とのパートナーシップのもと世界中のアーティストを各地のエースホテルに招き、一ヶ月間作品制作のスタジオとしてホテルの一室を提供し、創作のための時間と空間を与えられたアーティストの作品は、滞在するエースホテルに展示され、一般公開するアーティスト支援プログラムになります。

エースホテルは長い間、先見性を持ち、創造性と反骨精神でその土地に命を吹き込むアーティストや作家の方々を称えてきました。数年にわたり、このプログラムはニューヨーク以外のエースホテルにも拡大し、幅広い分野から何百人ものアーティストが参加するようになりました。参加アーティストは、このプログラムの一環として、エースホテルの客室で音楽の制作や録音、詩や手紙、短編小説の執筆、スケッチ、写真撮影、映像撮影、絵画、彫刻などを行ってきました。

京都、パームスプリングス、ニューヨーク、ブルックリン、ダウンタウン・ロサンゼルス、ニューオーリンズ、トロント、シドニーの各ホテルは、それぞれ別の施設、団体、組織と提携し、2023/2024 「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」の共同キュレーションを行っております。キュレーション・パートナーと選ばれたアーティストのリストは以下をご参照ください。

エースホテル京都 参加アーティストの紹介

左から MOMO、渡邉光子、妄想屋台プロデューサー、Gento左から MOMO、渡邉光子、妄想屋台プロデューサー、Gento

■ 妄想屋台プロデューサー(Shinichiro Wakita) | Instagram: https://www.instagram.com/wakitarmy/

作品展示期間:2023年8月21日(月) – 10月30日(月)

東京の広告代理店に勤務していた妄想屋台プロデューサーは、会社員生活の息抜きとして、映画『鉄コン筋クリー ト』をモチーフにしたキャラクターや建物のイラストを描き始めた。その頃、忽然と現れては消える屋台の哀愁や、そこから生まれる物語に影響を受けるようになる。それが後に「妄想屋台」シリーズの着想となり、妄想屋台プロデューサーはアニメーションの技法を取り入れて、自分たちがあったらいいなと思う屋台を描いた。

■ MOMO | Instagram: https://www.instagram.com/__fmomo__/

作品展示期間:2023年11月1日(水) – 2024年1月29日(月)

現代アーティストのMOMOは、音楽の音や歌詞からインスピレーションを得ている。MOMOの特徴である文章ベー スのアートスタイルで創作する際、MOMOはそれぞれの作品に選ばれた言葉や色を導くために音楽を使う。 MOMOはまた、家族の絆と人間愛が作品に大きな影響を与えたと信じている。

■ 渡邉光子 | Instagram: https://www.instagram.com/32o_watanabe/

作品展示期間:2024年1月30日(火) – 5月6日(月)

渡邉光子は幼い頃、石で遊んでいるうちに、その特徴的な芸術スタイルを見出した。この興味は後に、それぞれの作品の個性を反映した詩を組み込んだ石を積み上げるインスタレーションへと発展した。

■ Gento | Instagram: https://www.instagram.com/gento_art.13/

作品展示期間:2024年5月7日(火) – 7月28日(日)

大阪出身のGentoは、色鉛筆を使ったドローイングを制作している。もともとキース・ヘリングのスタイルにインス パイアされたGentoは、独自の視点を見つけるために何年もかけて芸術的テクニックを進化させてきた。Gentoは自分の作品が人々の偏見や先入観を超えるきっかけになることを願っている。

各国のアーティスト・イン・レジデンス(AIR)参加アーティストについて

■エースホテル・ブルックリン

キュレーション・パートナー: FORTMAKERS

FORT MAKERSはニューヨークを拠点に、コンテンポラリーアート、家具、舞台、プロダクトデザインなど、多分野にまたがるアプローチで活動するスタジオ。
レジデンシー・アーティスト: Shino Takeda, Janie Korn, Margot DeMarco, Minjae Kim

■エースホテル・ダウンタウン・ロサンゼルス
キュレーション・パートナー:LAND (Los Angeles Nomadic Division)

 LANDは、ロサンゼルスとその近郊でサイト・レスポンシブなプロジェクトを展開している非営利の芸術団体。

レジデンシー・アーティスト: Star Feliz, Justen LeRoy, Felix Quintana, Gabriela Ruiz

■エースホテル・ニューオーリンズ
キュレーション・パートナー: Material Institute
Material Instituteはニューオーリンズの9区にある非営利のアートセンターで、音楽、ファッション、 コミュニティ・ガーデニングなど、ニューオーリンズの新世代アーティストにリソースを提供している。

レジデンシー・アーティスト: François Boudreaux, Sultana Isham, Chef Jasmine Robinson, Donaka Autry

■エースホテル・ニューヨーク
キュレーション・パートナー: Performance Space New York
Performance Space New Yorkは、学際的な作品を通して、文化的、理論的、政治的な言説を提案している。

レジデンシー・アーティスト: Gerardo Gonzalez, SJ Norman Keioui Keijaun Thomas, Richard Kennedy

■エースホテル・シドニー
キュレーション・パートナー: NinaFitzgerald(Rethinkable 代表)
Nina FitzgeraldはGoing Northのクリエイティブ・ディレクターであり、Laundry Galleryの創設者でもある。RethinkableはB-corpに認定されたソーシャル・イノベーション集団で、インパクト、プレイスメイキング、ストーリーテリングの分野で活動している。
レジデンシー・アーティスト: Jazz Money, Maddison Gibbs, Mia Boe, Solomon Booth

■エースホテル・トロント
キュレーション・パートナー: ImagesFestival
Images Festivalは、多様な芸術形態を試すことで、メディア・アートの伝統的な定義や理解を広げるアーティスト主導のフェスティバル。
レジデンシー・アーティスト: Alize Zorlutuna, Parastoo Anoushahpour, Eve Tagny, Nour Bishouty

■エースホテル・パームスプリングス

キュレーション・パートナー: No)one. Art House

No)one. Art Houseは、親しみやすい動きをベースにした芸術体験を創造するアーティストの変動するコレクションである。

レジデンシー・アーティスト: Algorythm.Code (Cody Perkins), Qwenga, Jordan Slaffey, Shauna Davis

これまでのアーティスト・イン・レジデンス(AIR)参加アーティストについて

Antonia Kuo、Colby Bird、Jamilla Okubo、Kenzo Minami、William Powhida、Rashaad Newsome、Cali Thornhill DeWitt、 Jason Evans and Kandis Williams、JD Samson、Gang Gang Dance(Lizzi Bougatsos)、Youth Lagoon(Trevor Powers)、Hot Chip Alexis Taylor, the Yeah Yeah Yeahs(Nick Zinner and Brian Chase)、また、デザイナーのChristian Joyなど、あらゆるジャンルのアーティストが名を連ねています。さらに、Alexander Chee(2015/2016年)とTin House(2017/2018年)がキュレーションしたエースホテル・ニューヨークの旧マイクロレジデンシー「Dear Reader」を通じて、Jia Tolentino, Sigrid Nunez、Elif Batuman、Tyehimba Jess、Tayari Jones、Morgan Jerkins、 Michael Arceneaux、Ocean Vuong and Fatimah Asghar など多くの著名作家が参加。WeTransferとのパートナーシップで開発されたエースのビルボードプロジェクト「Dear DTLA」は、このテーマを継承し、Brian RoettingerやRobert Montgomeryを含む一連のアーティストに、エースホテル・ダウンタウン・ロサンゼルス近くのビルボードを提供し、毎月作品を展示。

これまでのキュレーション・パートナーには、Museum of Art & Design、Eyebeam Art + Technology Center、Flux Factory、n+1、Oyster Books、Tomorrow Lab、Tumblr、Printed Matterなどが参加。

▼アトリエ・エース/エースホテル・グループ社長 メリエム・ソリマンのコメント

 「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」の歴史を振り返り、「エースホテルは、芸術とそれを生み出す人々への愛から生まれました。エースホテル・シアトルは、シアトルを訪れるアーティストの友人を宿泊させる場所としてオープンし、その理念が定着しました。昨年オープンしたエースホテル・シドニーには、2023年のアーチボルド賞受賞者ジュリア・ガットマンを含む、コンテンポラリー作品の素晴らしいコレクションがあり、アーティストの支援は私たちの活動すべてを支えています。「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」の再開を歓迎し、一年を通してアーティストとその作品を祝福できることを楽しみにしています。」と語る。

「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」の詳細については、こちらをご参照ください。

www.acehotel.com/artist-in-residence/

エースホテル京都について
名         称:エースホテル京都(日本語表記) / Ace Hotel Kyoto(英語表記)
住         所:京都府京都市中京区車屋町245-2 新風館内
開   業   日:2020年6月11日
総 客 室 数:213室(客室部分2階〜7階、保存棟26室、増築棟187室)
料 飲 施 設:レストラン3店舗、コーヒーショップ1店舗
その他施設:オリジナルグッズショップ、ギャラリー、宴会場1、会議室3、ルーフトップ、屋上庭園、フィットネス・ジム、フォトブース
駐   車   場:なし
ホームページ:https://jp.acehotel.com/kyoto/
LINE公式アカウント:https://lin.ee/t2Y6HcB(レストラン、イベント、宿泊のお得な情報やLINE限定のコンテンツをお届けします。)

<ホテル概要> 

1999年アメリカのシアトルで若いクリエイター集団によってスタートして以来、現在全世界に10店舗をホテルを展開。アート や音楽を軸に、クリエイティビティあふれるインテリアデザインや、広く開かれたロビースペースの活用などで、旅行者だけ でなくコミュニティと結びついたそれまでになかった形のホテルとして日本でも注目を浴びてきたホテル。エースホテル京 都は初のアジア及び日本出店となる。

エースホテル京都は、著名建築家・隈研吾氏、長年のパートナーであるコミューンデザインとのコラボレーションにより、 「East Meets West(イースト ミーツ ウエスト)」というコンセプトのもとデザインされた。日本とアメリカ西海岸のアーティスト や職人によるクラフト、自然、地域の素材、カスタムアートなど「美的哲学、アイデアと伝統」がバランスよく融合された、新 しい感覚の空間・アート作品を、宴会場、客室だけでなく館内のいたる所に配置する。そのほか、エースホテルのリテールショップと専用アートギャラリーを含むインスピレーション溢れるロビー、受賞歴のある パートナーシェフ、ウェス・アヴィラ、ケイティ・コール、マーク・ヴェトリ率いる3つの個性的なレストラン、ホワイトオーク材を使用した広々としたグリッドや庭園の中庭を見渡せる全面ガラス張りの壁など、細部にまでこだわったフレキシブルなイベ ントスペース、日本初のスタンプタウン・コーヒー・ロースターズのカフェ、緑豊かな中庭など、エースホテル京都は、地元の人々や観光客に友情、発見、文化交流の場を提供する。

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