- 2023-7-27
- 旅行 プレスニュース
リリース発表日:2023年7月27日 14時00分
【旅客便の動向】
● 国際線については、韓国・台湾・香港をはじめとした近距離アジア線等の好調もあり、旅客数が202万人(前年同月比292%、2019年同月比67%)となり、2020年2月以来となる200万人を突破しました。特に外国人旅客数については、中国線の回復が遅れる中でも132万人(前年同月比793%)と引き続き好調に推移しており、2019年同月比でも87%まで回復しております。また、日本人旅客数も42万人(前年同月比234%、2019年同月比38%)となり、外国人旅客程ではないものの着実に回復しております。
旅客便発着回数は、10,061回(前年同月比189%、2019年同月比68%)となり、2カ月連続で1万回を超える水準となりました。
● 国内線については、新型コロナウィルスの5類移行以降も好調に推移しており、旅客数が59万人(前年同月比120%)、発着回数が3,969回(前年同月比105%)と共に前年を上回り、2019年同月比でも旅客数94%、発着回数90%の水準となっています。
【貨物便の動向】
● 国際航空貨物量は、世界的な景気減速や中国経済の回復が遅れていることから15.3万トン(前年同月比76%、2019年同月比89%)となりました。品目別では、前年に好調であった半導体等製造装置の輸出減少幅が大きく、輸入については魚介類やプラスチックが低調となりました。
●貨物便発着回数は、旅客便の復便が進み、旅客機を使用した臨時貨物便が減少したことから2,549回となり、前年同月比67%と前年を下回りましたが、依然としてコロナ禍前を上回る水準(2019年同月比120%)となっています。
(参考:2023年上期空港運用状況)
【旅客便の動向】
● 国際線は、昨年10月以降の段階的な水際措置の見直しや今年4月の水際対策の撤廃を受け、旅客数が1,114万人(前年同期比439%、2019年同期比62%)と、コロナ禍以降初めて1,000万人を超える水準となりました。特に外国人旅客については、722万人(前年同期比1053%)と大きく増加し、2019年同期比でも8割程度まで回復しました。日本人旅客は、238万人(前年同期比400%、2019年同期比34%)となり、外国人旅客数程ではないものの前年を大きく上回る水準となりました。
旅客便数は56,533回(前年同期比195%、2019年同期比63%)となり、旅客数とともに前年を大きく上回っております。
● 国内線は、昨年より続く旅行再開に向けたマインドの変化を受け、旅客数で350万人(前年同期比129%、2019年同期比94%)、旅客便数で24,317回(前年同期比113%、2019年同期比94%)となり、前年を上回る水準となりました。
【貨物便の動向】
● 国際航空貨物量は、世界的な景気減速やゼロコロナ政策後の中国経済の回復が遅れていることから92.9万トン(前年同期比75%、2019年同期比94%)となりました。品目別では、前年に好調であった半導体等製造装置の輸出減少幅が大きく、輸入についてはプラスチックや生鮮品目の減少が目立ちました。
● 国際線貨物便の発着回数は、旅客便の復便が進み、旅客機を使用した臨時貨物便が減少したことから16,119回となり、前年同期比71%と前年を下回ったものの、2019年同期比では136%とコロナ禍前を上回る水準となっています。
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