ユナイテッド航空会社/ユナイテッド航空、米国の航空会社として初めて航空機の客室内装に点字を導入

• 新たに触知表示を導入することで、視覚障害を持つ旅客が列番号、座席、化粧室の位置を自分で確認することが容易に。2026年までに主要路線向け機材全機に点字表示を導入予定

リリース発表日:2023年8月3日 15時26分

ユナイテッド航空は、7月27日(米国中部時間)、視覚障害を持つ数百万人の旅行客が人の手を借りずに客室内を利用しやすくなるよう、米国の航空会社として初めて航空機の内装に点字表示を導入したと発表しました。同社では現在、すでに十数機の航空機に列番号や座席番号、さらに化粧室の内部および外部に点字表示を施しています。なお、2026年末までに主要路線向け機材全機に点字表示を施す予定です。

ユナイテッド航空(本社:イリノイ州シカゴ、最高経営責任者:スコット・カービー)は、7月27日(米国中部時間)、視覚障害を持つ数百万人の旅行客が人の手を借りずに客室内を利用しやすくなるよう、米国の航空会社として初めて航空機の内装に点字表示を導入したと発表しました。米国運輸省によると、2019年に航空機を利用した障害者は約2,700万人に上ります。

同社では現在、すでに十数機の航空機に列番号や座席番号、さらに化粧室の内部および外部に点字表示を施しています。なお、2026年末までに主要路線向け機材全機に点字表示を施す予定です。

ユナイテッド航空、執行副社長兼チーフカスタマーオフィサーのリンダ・ジョジョは「大半の人にとって、機内で自分の座席を探したり、自由に化粧室に行けることは当然と考えることでしょう。しかし、助けを借りずにそれらの行為を行うことが難しいお客様が、世の中には数百万人いらっしゃいます。当社は、機内の内装に施される触知表示を増やすことにより、飛行経験がより多くのお客様により利用しやすくなるよう努めています。それは全てのお客様にとって良いことです」と述べています。

ユナイテッド航空は、点字表示を設置するだけでなく、全米視覚障害者連合(NFB)や米国視覚障害者委員会(ACB)などの障害者支援団体とも協力し、客室内に浮き出し加工が施された文字、番号、矢印などの触知案内表示の導入も検討しています。

NFBの会長であるマーク・リッコボーノ氏は「視覚障害のある旅客が飛行機を利用しやすくなる重要な取り組みを行っているユナイテッド航空に賛辞を送ります。視覚障害者が、飛行機での移動中に不便を感じることが頻繁にあります。その理由の1つが、情報の多くが印字やその他の視覚的な表示によってのみ提供されていることです。私たちは引き続きユナイテッド航空と協力し、飛行機が視覚障害者により利用しやすく快適なものとなるよう方法を模索していきたいと思います」と述べています。

ユナイテッド航空は8年連続「Best Place to Work for Disability Inclusion(障害者の雇用において最も優れた職場)」として評価され、障害者平等指数(Disability Equality Index:DEI)において最高点を獲得しています。DEIは、障害者のインクルージョンを進めるために、米国障害者協会(American Association of People with Disabilities:AAPD)とDisability:INが共同で実施しているベンチマークツールです。

ACBの臨時エグゼクティブディレクターであるダン・スプーン氏は「ユナイテッド航空は、点字表示を導入することによって、旅客が飛行機をより利用しやすくなる取り組みを行っています。大きな活字や触知表示など、機内での移動を支援する案内表示のさらなる導入を引き続き検討しているユナイテッド航空に感謝します。全ての航空会社がユナイテッド航空に続き、航空機での移動が視覚障害者にとってより容易になるよう同様の取り組みを行うよう働きかけたいと思います」と述べています。

ユナイテッド航空は、以下のように、これまで顧客や社員により航空機を利用しやすくする様々な取り組みを開発してきており、今回の機内への点字導入は、その最新例となります。

  • ユナイテッド航空のモバイルアプリは最近再設計され、色のコントラストを高めたり、図形間のスペースを広げたり、情報の表示順序を変更したりすることで視覚障害者が利用しやすくなりました。また、VoiceOverやTalkBackなどのスクリーンリーダーとの互換性を高めたことも発表されました。

  • ユナイテッド航空の機内エンターテイメント用シートモニターでは、字幕表示、テキスト読み上げ機能、拡大機能、タッチガイド機能、副音声解説付き映画、調整可能な高コントラストのテキストや色補正など、さまざまな便利な支援機能を提供しています。同社の歴史的な成長計画であるユナイテッド・ネクストの一環として、2032年末までに新型ナローボディ機とワイドボディ機の計約700機が納入される見込みであり、その全機に最新のシートモニター用エンターテイメントオプションが搭載される予定です。

  • ユナイテッド航空の社員によって構成された、さまざまな能力を持った人々のためのビジネスリソースグループであるBridgeを通して、社員は全ての人が自らの能力を最大限に発揮することができる職場環境作りを行い、障害を持つ顧客を支援するという同社の取り組みを支えます。

  • スペシャルオリンピックスと長年にわたってパートナー関係を構築してきたユナイテッド航空は、スペシャルオリンピックス・サービスアンバサダープログラムを介して、アスリートに雇用機会を与えています。サービスアンバサダープログラムとは、空港チームおよび顧客サービスチームと共に働き、顧客をサポートする機会を提供する労働力開発プロジェクトです。また同社は、スペシャルオリンピクスの選手が国内外の大会に参加できるよう、ボランティア活動、募金活動、移動時のサポートなどを通してスペシャルオリンピックスを支援しています。

ユナイテッド航空について

ユナイテッド航空では、「Good Leads The Way」をモットーとしています。ユナイテッド航空は、米国本土におけるハブ空港である、シカゴ、デンバー、ヒューストン、ロサンゼルス、ニューヨーク・ニューアーク、サンフランシスコ、およびワシントンD.C.から北米航空会社の中で、最も広範囲なグローバルネットワークを展開しており、現在、有効座席マイルにおいて、世界最大の航空会社となっています。ユナイテッド航空の採用情報について詳しくは www.united.com/careers を、ユナイテッド航空についての詳しい情報は www.united.com をご覧ください。ユナイテッド航空の親会社であるユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス・インクは、ナスダック市場(Nasdaq)にUALのシンボルで上場しています。

日本におけるユナイテッド航空

ユナイテッド航空についての詳しい情報は日本語版ウェブサイト (united.com)をご覧いただくか、日本語版公式フェイスブック「@UnitedAirlinesJapan」や日本語版公式インスタグラム「unitedairlines_jp」をフォローしてください。また、日本語プレスリリースについては、ユナイテッド航空ウェブサイト内のNewsroom(https://www.united.com/en/us/newsroom/japan)をご覧ください。

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