- 2023-8-4
- 旅行 プレスニュース
50年にわたり築いてきたヒップホップ文化を称える企画展やコンサートなど、各行政区で開催
リリース発表日:2023年8月4日 14時30分
今や世界的なムーブメントとなったこの音楽ジャンルのルーツは、1973年8月11日にブロンクスのSedgwick Avenue 1520番地で開催された「DJクール・ハーク主催のパーティー」に遡ります。今年50周年という節目の年を記念して、ニューヨーク市観光会議局では、アルバム『Hip Hop 50』をリリースしたMass Appeal社と提携し、ニューヨーク市内で開催される主要イベントをサポートするとともに、公式サイト NYCtourism.comにヒップホップ・コンテンツの特設サイト(https://www.nyctourism.com/hip-hop-in-nyc )を開設しました。この特設サイトでは、5つの行政区で体験できるヒップホップ関連スポットを示したマップをはじめ、ヒップホップを愛するニューヨーカーへのインタビューやQ&A、ヒップホップにまつわる文化・歴史・ショップ・レストラン・壁画アート・ツアー・近隣地区に関するガイド、ニューヨーク市全域で開催される周年記念イベントや企画展などの情報を掲載しています。
ニューヨーク市観光会議局 プレジデント&CEO のフレッド・ディクソンは「ニューヨーク市は、音楽や、アート、ファッション、ダンス、言語など、世界的な影響力を持つヒップホップ・カルチャーの公式な発祥の地であり中心地です。ヒップホップはニューヨークの文化に影響を与え続けており、今なお5つの行政区すべての地域でヒップホップを感じることができます。❝ニューヨーク市からヒップホップへのラブレター❞と位置付ける我々の公式ホームページ内特設サイトへアクセスいただき、ぜひニューヨーク市でのヒップホップ体験を実現し、楽しんでください」と述べています。
ヒップホップ特設サイト(https://www.nyctourism.com/hip-hop-in-nyc )を最後までスクロールすると、ニューヨーク市観光会議局作成のマップが表示されており5つの行政区全域でヒップホップ探訪を計画するためのガイドとなっています。この特設サイトでは、ヒップホップPV番組「ビデオ・ミュージック・ボックス」の生みの親であるRalph McDaniels氏や、「ユニバーサル・ヒップホップ・ミュージアム(2025年オープン予定)」の創設者であるRocky Bucano氏、「ハッシュ・ヒップホップ・ツアーズ」の創設者であるDebra Harris氏への独占インタビューも掲載しています。
また、ニューヨーク市観光会議局は、過去50年間において、ヒップホップの歴史に貢献した人々や場所の名前を記したマップを作成し、ニューヨーク市内の屋外広告メディアに掲載する予定です。
ニューヨーク市内で開催される、主なヒップホップ50周年記念イベント:
●50 Years of Hip-Hop at the New York Public Library & Book of HOV
2023年夏まで開催|ニューヨーク市全域
ニューヨーク市立図書館(New York Public Library)は、ニューヨーク市内にある図書館各所にて、アートクラス、映画鑑賞会、ビートメイキングなど、ヒップホップをテーマにした無料イベントの開催を主催しています。ブルックリン公共図書館(Brooklyn Public Library)では、”JAY-Z”ことショーン・カーターのこれまでの人生と功績を振り返る回顧展「Book of HOV」を最近初公開しました。
50 Year’s of Hip-Hop at the New York Public Library: https://www.nypl.org/events/hip-hop
Book of HOV: https://www.bklynlibrary.org/exhibitions/book-hov
● Sky’s the Limit in the County of Kings|10月31日まで開催|ブルックリン/ダンボ
ブルックリン・ブリッジの入口近くにあるシャーウィン・バンフィールド(Sherwin Banfield)の彫刻は、ブルックリン生まれでヒップホップ界の巨人、クリストファー・ウォレス(別名ノトーリアスB.I.G.)に捧げられたものです。高さ約2.7メートルのこの記念碑は、故ラッパーの人生、芸術、レガシーを称えるもので、ノトーリアスB.I.G.の没後25周年を迎えた2022年に建立されました。生前に撮影した有名な写真をモデルに制作した王冠をかぶるウォレスの胸像の他、彼の業績を紹介するパネル、ラッパーの曲などが展示されています。
https://www.downtownbrooklyn.com/arts-culture/downtown-brooklyn-dumbo-art-fund/skys-the-limit/
● Seaport Arts: Photoville’s Hip Hop 50|10月31日まで開催|マンハッタン /シーポート
写真家ジャネット・ベックマンの作品「Hip Hop at 50」が、Fulton StreetとFront Streetの角にあるショーウィンドウに展示されます。80年代のニューヨーク・ヒップホップシーンの作品で知られるベックマンは、Run-DMCやスリック・リック、ソルト=N=ペパ、グランドマスター・フラッシュ、そしてLL・クール・J など、ラップ界のパイオニア的アーティストらを撮影し、都市文化に影響を与えたドキュメンタリー作家です。
https://theseaport.nyc/events/hip-hop-at-50-by-janette-beckman/
● Hip Hop Til Infinity at Hall des Lumières|8月2日~9月17日開催|ロウワーマンハッタン
様々な時代や地域を含むヒップホップの輝かしい歴史をイルミネーションで表現するデジタル・インスタレーションの入場チケットは現在発売中です。世界的エンターテインメント企業のMass Appeal社とハイブリッド・クリエイティブ・スタジオであるSUPERBIENが共同プロデュースするこの企画展は、ヒップホップ50年の歴史に命を吹き込みます。
https://www.halldeslumieres.com/en/hip-hop-til-infinity
● Lincoln Center Hip-Hop Week|8月9日~12日開催|マンハッタン/アッパー・ウエスト・サイド
リンカーン・センターの『Summer for the City』では、ヒップホップ黄金期を記念して、過去と現在の偉大なDJたちによるライブ・パフォーマンス、野外ダンス・パーティー、サイレント・ディスコ、❝トラップ❞合唱体験、参加型ファミリー・イベントなどが開催される予定です。
https://www.lincolncenter.org/series/summer-for-the-city/s/Hip-Hop Week
● Mass Appeal & Live Nation’s Hip Hop 50 Live Concert at Yankee Stadium
8月11日開催|ブロンクス
Run-DMC、リル・ウェイン、スヌープ・ドッグ、アイス・キューブ、イヴ、リル・キム、レミー・マー、トリーナ、T.I.、ファット・ジョー、コモン、エイサップ・ファーグ、シュガーヒル・ギャングなど、ヒップホップのレジェンドやパイオニアが出演する50周年記念イベント『Hip Hop 50 Live』のチケットは現在絶賛発売中です。
https://www.ticketmaster.com/event/1D005E98C48E1F95
● BRIC Hip-Hop 50th Anniversary Weekend|8月11日~12日開催|ブルックリン
『2023 BRIC Celebrate Brooklyn! 』では、50周年記念ウィークエンドとして、ダイガブル・プラネッツとカリ・フォウによるパフォーマンスの開催と、フィルム・ナイト『Brown Sugar』を上映予定です。
● New York City Wine & Food Festival The Cookout: Hip Hop’s 50th Anniversary Celebration|10月15日開催|マンハッタン
ヒップホップ誕生50周年関連の大トリとなるこのイベントは、ジェームス・ビアード賞を受賞したシェフ、JJ・ジョンソンとレブ・ランが主催し、ニューヨーク市で活躍するBlackシェフたちが自慢の料理を披露します。ジョンソン・シェフは、ジョロフ(西アフリカの米料理)を一度に最大量調理する記録に挑戦し、DJキャシディとレブ・ランがMCのアンジェラ・イーと共にパフォーマンスを披露します。
ニューヨーク市の5つの行政区で開催されるヒップホップ・イベントについては、以下のURLをご覧ください。
https://www.nyc.gov/assets/hiphop50/index.html
NYCtourism.com/hiphopでは、ヒップホップ・カルチャーの歴史やニューヨーカーによる各行政区毎のヒップホップ・カルチャーの現在を紹介するヒップホップ・ガイド、アポロシアターでのヒップホップ・パフォーマンス・トップ10、ヒップホップとスニーカー・カルチャーなど、今後数週間にわたり新しいコンテンツを順次お届けする予定です。
ニューヨーク市観光会議局(NYC Tourism + Conventions):https://www.nyctourism.com/
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