ハウスボートクラブ/【終活イベントレポート】海洋散骨・樹木葬・納骨堂を一日で巡る「終活バスツアー」

20代から80代まで幅広い参加者の声を公開

リリース発表日:2023年8月17日 06時00分

海洋散骨「ブルーオーシャンセレモニー」を主軸の事業とする株式会社ハウスボートクラブ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:赤羽 真聡、以下「当社」)は、当社の旅行事業「えんの旅」による終活支援企画として2023年7月29日に開催した「終活バスツアー」のレポートを公開したことをお知らせいたします。(URL:https://hbclub.co.jp/news/20230817-1293/

■えんの旅「終活バスツアー」実施の背景

 当社は2007年創業以来、累計4,500件以上の海洋散骨をお手伝いしてまいりました。海洋散骨のご依頼は年々増加傾向にあり、当社での2022年散骨実施数は過去最高の809件と昨対比+1.4倍で拡大しています。それに伴い、先祖の墓じまいのご相談や、いつか将来ご自身が亡くなったときのために海洋散骨に興味を持たれる方からのご相談をいただくケースも増加しました。そこで、海洋散骨に限らず様々な供養の選択肢を多くの方により深く知っていただきたいという想いから、多様なタイプのお墓を実際に目で見て確かめることができる、海洋散骨・樹木葬・納骨堂を一日で巡る「終活バスツアー」を開催することといたしました。

 

■終活バスツアー 開催レポート

 ツアー当日に同行した記者によるレポートを公開いたします。

■えんの旅「終活バスツアー」に密着 納骨堂・樹木葬・海洋散骨体験&参加者の声

 終活を意識し始めた方やそのご家族に向けて、人生の思い出づくりをプロデュースする「えんの旅」では、オーダーメイドツアーや企画型ツアー、終活バスツアーなどをご提供しています。多くの方がお墓参りになかなか行けない、お墓の継承者がいないなどの理由から墓じまいの悩みを抱えています。海洋散骨や納骨堂、樹木葬など様々な選択肢があり、お墓事情は年々変化しています。悩んでいるだけで話が進まない。実際に見ないとわからない。まわりに相談しづらい。そんな方に向けて、 「えんの旅」は終活支援企画として海洋散骨模擬体験・納骨堂見学・樹木葬霊園見学を一日で巡る「終活バスツアー」を実施しています。今回は、7月29日に行われた「終活バスツアー」に密着取材し、その様子をお届けいたします。

<ツアー詳細>

出発日:2023年7月29日

旅行代金 :18,700円 (お一人様/税込)

行程:東京駅集合10:15 … 上野さくら浄苑(台東区)納骨堂の見学 → 道往寺(港区)樹木葬の見学 → ホテルヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明「オールデイダイニングGRANDE AILE」ランチ→ 晴海~朝潮小型船乗り場出航(海洋散骨体験・約2時間の東京湾クルーズ)→ 東京駅(17:15)

 ■終活バスツアー企画の経緯

 多様化する供養のなかで、受け皿となる選択肢を広げていただくために、ご自身やご家族にとって理想的なお墓タイプを実際に目で見て確かめることができる終活バスツアーとなっています。お墓や供養の話をするのは抵抗がある方も多いかもしれませんが、明るい気持ちで、もっと楽しく終活ができたら!という想いから、体験型の終活バスツアーを企画いたしました。お一人から参加可能で、どなたでも気軽に参加いただけます。体験を通じて疑問や不安を解消され、将来のイメージが明確になられる方や家族と相談する機会ができたなど、様々な嬉しいお声をいただいています。『えんの旅』では、今後も楽しく終活ができるような旅を企画して参ります」(株式会社ハウスボートクラブ代表取締役社長:赤羽 真聡)

<終活バスツアーに密着取材>

―10:15 東京駅集合

ツアー参加者は東京駅鍛冶橋駐車場に集合してバスに乗車。車内ではツアーの資料が配られ、供養業界のプロから納骨堂・樹木葬・海洋散骨について説明されました。

−10:50 「上野さくら浄苑」納骨堂の見学

 ■納骨堂とは?

 納骨堂の種類は主に、仏壇式・ロッカー式・自動搬送式・位牌式・室内型墓地にわけられます。都市部はビル型・マンション型と呼ばれる施設全体が納骨堂となっている建物が多くあります。季節や天候に左右されず、屋外の墓地と異なり掃除が不要なところや便利なシステム、良好なアクセスが特徴です。

 ■納骨堂の見学レポート                                                             
 エントランスの参拝受付機に参拝カードをかざし、2階の参拝室へ移動します。ご遺骨を納めた厨子が運ばれ、墓前に安置され、故人を想いながら手を合わせるといった参拝を体験。遺骨を納める厨子内には、最大8体まで納骨することができ、50年経過後は境内の永代供養墓で大切にご供養されます(※使用期間経過後も、建物等に特に支障なければ、1年毎に期間延長が可能)。見学後は、待ち合わせや参拝後の休憩スペースとして利用できるラウンジにて、参拝に来たご家族のお茶をしながらくつろぐ様子が伺えました。お盆前ですが、多くの方が参拝に来ていました。

■参加者の声

「両親が高齢になりお墓の悩みを抱えていました。お墓の話はデリケートな内容だからと親はあまり終活の話をしたがりませんでした。80代になって、やっとお墓に関する話ができるようになったところです。自宅からお墓までは飛行機が必要な距離なので、納骨堂の購入を検討していたこともあり、とても参考になりました。お墓は次の世代にも関係することなので、私は元気なうちに子どもと話し合っていきたいと思いました」(40代女性)

「初めて納骨堂を見学して、季節に左右されないことや便利なシステムに魅力を感じました。私は長女(姉妹)のため、結婚した時から実家のお墓の悩みを抱えています。いつかは墓じまいをして納骨堂に変えるのもいいのかなと思いました。これから両親ともちゃんと話してみようと思います」(20代女性)

−11:50 「道往寺」樹木葬の見学

■樹木葬とは?

 樹木葬は2000年代から始まった新しいタイプのお墓で、シンボルツリーの下にお骨を埋葬します。樹木葬の種類は主に庭園と里山タイプに分けられ、庭園タイプは都市部に多く、里山タイプは郊外や山陰に多くあります。樹木葬は、継承者不要・宗教色がない・ペットと入れる・婚姻関係に縛られないなどの特徴があり、近年購入者が上昇傾向にあります。

■樹木葬霊園の見学レポート

 庭園デザイナーの石原和幸氏によってデザインされた、アンカレッジの樹木葬「高輪庭苑」を歩いて見学。石畳の道を歩き、それぞれの区画に薔薇の花や木々が植えられ夏の植物を感じられました。都心の樹木葬の先駆けとなった「バラの庭苑」第1期区画には洋風の庭苑が広がり、墓碑はオーダーメイドで絵や言葉が彫られ、自由度の高さが伺えます。見学後は、食堂(じきどう)にて質問タイムが設けられ、参加者から値段や契約期間などが聞かれました。

■参加者の声

「樹木葬は土に還るというコンセプトが魅力的だと思います。墓碑に好きな文字や家族の似顔絵が彫ってあり、自分でデザインを選べるなど、自由度の高さも印象的でした。都内の庭園はアクセスが良いため、お墓参りも行きやすく、負担が軽減して将来的にも安心だと感じました。他にも色々見てみたいです」(40代女性)

「猛暑の中の見学だったので、日差しが強く汗をかきましたが、樹木葬霊園は季節ごとに景色が異なることも魅力の一つなのかなと思いました。家族で入ることができるように前もって購入することができるなど、知らないことばかりでした」(40代女性)

−12:30  ランチタイム ホテルヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明「オールデイダイニングGRANDE AILE」

お昼はビュッフェランチを楽しみながらの休憩タイムとなりました。

−14:30 海洋散骨体験クルーズ 朝潮小型船乗場から出航

■海洋散骨とは?

 故人の遺骨を粉末にして、海に散骨する方法を海洋散骨といいます。石原慎太郎氏など、有名人が海洋散骨されたことでも有名です。申請・許可されている海の沖までチャーターした船やボートで出て、粉骨した遺骨を撒きます。海洋散骨の種類は、合同散骨・チャーター散骨・代行散骨です。自然に還りたい・海が好き・旅行が好きなどの理由だけでなく、継承者が不要、宗教色がないところも選ばれるポイントです。

■海洋散骨の体験レポート

 朝潮小型船乗場から船に乗り込み、冷房完備の室内で海洋散骨について紹介され、到着まで自由に過ごすことができました。2階のスカイデッキからは東京湾が一望でき、景色を楽しみながら片道40程で東京湾の羽田沖に到着。散骨スポットにて行われる海洋散骨の模擬体験では、水溶紙に包み遺骨に見立てた食塩と実際に使用される花びらを一人ずつ海へ撒きました。その後、2階のスカイデッキで黙祷をして、最後のお別れの時間を体験。潮風を感じながらの海洋散骨は非日常のような明るい雰囲気でした。

  

■参加者の声

「景色がとっても素敵で旅気分になりました。散骨体験では大切な人を想いながら撒きました。お花とともに海に還る様子は胸が熱くなりました。海洋散骨は知ってはいましたが、体験することで明確なイメージが湧いてよかったです。帰ったら家族にこれからのことをちゃんと相談したいと思いました」(40代女性)

「自分の時は海洋散骨を選択してもらいたいと思ってツアーに初めて体験ツアーに参加しました。実際に体験することができて、どのようなものかよくわかりました。体験できて本当によかったです」(80代女性)

−16:45  帰港

−17:15  東京駅着

■取材全体のレポート

 最初は少し緊張気味の参加者様たちでしたが、見学をしながら少しずつ質問が増え、最後に体験された海洋散骨の船上では景色を見ながら会話を楽しむ笑顔が印象的でした。お話を伺うと、それぞれにお墓の悩みを抱えており、普段はできない会話がツアーの中では自然とできたようです。他の人の意見を聞くことができるのもツアーの魅力の一つです。実際に体験することで、もっと知りたい!他の場所も見てみたい!といった前向きな姿勢になれたそうです。元気なうちに明るい気持ちで終活することでより良い方向に進むこともあるのではないでしょうか。

・上野さくら浄苑

〒110-0002 東京都台東区上野桜木2-6-4

・道往寺

〒108-0074 東京都港区高輪2-16-13

 ■代表者コメント

 当社のツーリズム事業「えんの旅」の企画として開催した「終活バスツアー」について、お客様のご満足度も高く、開催して良かったと改めて感じています。当社のメイン事業でもある「海洋散骨」を軸にして、散骨と比較検討されるケースの多い「樹木葬」「納骨堂」といった埋葬先を一日で回れるツアーがあれば、ご自身とご家族双方にとって理想的なお墓タイプを見つけることができるのでは、と考えて本企画を開催いたしました。また、当社では【墓じまい】のご相談をいただく機会も多いのですが、ご参加者の中には墓じまい後のご先祖様を安心して永く供養できる場所を探して情報収集されている方もいらっしゃいました。ツアーに参加した結果として、やはり先祖代々からあるお墓を守り続けたい、と思うことももちろん選択肢のうちの一つだと思いますし、お墓のことを検討しなおすことが、ご自身やご家族の未来を考えるきっかけになれば、それも「終活」のひとつとして価値があるのではないかと考えています。当社では、今後もこのような終活に関わるツアーを切り口にご自身やご家族の終活のきっかけ作りの提供ができないかと日々考えてツアー設計を行ってまいります。

株式会社ハウスボートクラブ 代表取締役社長 赤羽 真聡株式会社ハウスボートクラブ 代表取締役社長 赤羽 真聡

■会社概要

株式会社ハウスボートクラブ

2007年の創業以来、海洋散骨事業「ブルーオーシャンセレモニー」を主軸とし、海洋散骨のフロントランナーとして成長を続けている。『従来の価値観にとらわれない自由な選択肢を世の中に提供する』をビジョンに掲げ、お別れ会プロデュース事業「Story(ストーリー)」、思い出に残る体験を提供する旅行事業「えんの旅」、改葬手続き・お墓の引越しサポート「お墓の引越し&墓じまいくん」の4つのサービスを通して「自分らしい」最期を自分でデザインするお手伝い、また、大切な人との心が触れ合う機会を提供する。

【設立】  2007年2月15日

【代表】  代表取締役社長 赤羽 真聡

【住所】  東京都江東区住吉1-16-13 リードシー住吉ビル3F

【従業員】 23名(2023年8月時点)

【事業内容】     

【1】      汽船を使用したセレモニー及び、各種クルーズの企画運営

【2】      終活支援、相談業務

【3】      ライフエンディングに関する各種イベントの企画運営

【4】      旅行業法に基づく旅行業

【URL】  https://hbclub.co.jp/

<本件に関する報道関係からのお問い合わせ先>

株式会社ハウスボートクラブ 広報事務局

TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788 E-Mail:pr@netamoto.co.jp

担当:小室(携帯:090-5537-8309) 担当:福土(携帯:080-6538-6292)

<各種サービスに関するお問い合わせ先>

株式会社ハウスボートクラブ

TEL:03-6659-9801 E-Mail:info@hbclub.jp

担当:畑山花朱美

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