- 2023-9-1
- 旅行 プレスニュース
リリース発表日:2023年9月1日 09時00分
中山間地域の稲武町(現愛知県豊田市)では、保存団体「いなぶまゆっこクラブ」が養蚕製糸を手作業で行って、伊勢神宮や熱田神宮に献納するための生糸を毎年生産していますが、国内の養蚕業の苦境や地域の少子高齢化の進行により、伝統文化の継承が危ぶまれています。
稲武の唯一無二のシルクを守り伝えるために、新ブランド『貴いシルク®』を2023年3月に立ち上げました。業務用入浴剤「にぎたえしるく湯-森の香り」の発売に先立ち、一般消費者向けに「にぎたえしるく湯-ゆずの香り」も発売しています。
このたび、地元の『どんぐりの湯』(株式会社どんぐりの里いなぶ)の替わり湯に採用していただき、9月15日から9月20日までお客様に体験していただけることになりました。
■皇室や伊勢神宮、熱田神宮の祭祀に用いられている稲武シルクは日本トップブランド
稲武では、明治15年(1882)から毎年、伊勢神宮の神御衣祭(かんみそさい)に奉られる和妙(にぎたえ。絹織物のこと)の原料となる生糸を献納しており、令和元年度からは熱田神宮の御衣祭(おんぞさい)に奉られる和妙(にぎたえ。絹織物のこと)の原料となる生糸も献納し始めました。
また、皇室で最も重要な祭祀である大嘗祭(だいじょうさい。天皇陛下の代替わり後に最初に行われる新嘗祭のこと)では、繒服(にぎたえ)という絹織物も、稲武から調進しています。
これは、平安時代の古書(延喜式など)に、重要な祭祀には三河産の生糸を用いるのが良いという記述があるためです。稲武は、全国でもトップレベルのシルクの伝統文化が今も受け継がれているのです。
■業務用途に適した商品設計
森の香りは、季節を問わず使用できます。また、あえて白濁させていない湯色は、不特定多数の方が利用したり、身体が不自由な方が利用したりする施設において、浴槽の段差の可視性が高く、湯の表面の汚れが目立ちにくいです。
塩素を添加する温浴施設でも、香りや湯色を持続しやすい配合になっています。
とろみやにごりが無く、硫黄分も含まれておらず、循環設備に負担をかけにくいほか、床が滑りやすくなることもありません。
■ご使用方法
一般的な粉末の入浴剤と使用方法は変わりません。200Lのお湯に対し、本品20~25gの使用量が目安です。
『にぎたえしるく湯-森の香り』は、ストーリー性のある地域資源を活かした商品です。ご使用いただく際には、イベントやプレスリリースと併用していただくと、訴求性が高まります。
施設様でご使用・ご編集していただけるポスター・パネルのデザインデータもご支給できます。
■公式ECサイトの『にぎたえしるく湯-森の香り』商品ページ
https://silk.furuhashikai.com/items/77114094
■『どんぐりの湯』の替わり湯にて、2023年9月15日から9月20日にご採用
道の駅どんぐりの里いなぶの中核施設である『どんぐりの湯』は、どんぐり横丁や飲食店も併設し、新鮮な野菜や焼きたてパン、豊富な山の恵みを楽しめる稲武町(現愛知県豊田市)の観光拠点です。
このたび、2023年9月15日(金)から9月20日(水)の替わり湯に、『にぎたえしるく湯-森の香り』を採用していただき、お客様に体験していただけることになりました。
稲武のシルクの伝統文化は、地元の愛知県民や豊田市民の方にもあまり知られていません。『どんぐりの湯』で体験いただける「にぎたえしるく湯-森の香り」がきっかけとなって、多くの方に稲武のシルクを知っていただきたいと考えています。
【期間】2023年9月15日(金)から9月20日(水)
【どんぐりの湯 営業時間】
平日:10:00〜21:00(最終受付20:00)
土日祝日:9:30〜21:00(最終受付20:00)
【住所】〒441-2522 愛知県豊田市武節町針原22-1
【どんぐりの湯HP】http://dongurinosato.com/hotsprings.html
【お問い合わせTEL】0565-82-3135
※『どんぐりの湯』への取材やご利用のお問い合せはこちらにお願いします
■パートナー店舗様やお取り扱い事業者様の募集(温浴施設、介護施設、ゴルフ場、社員寮等)
このたび新発売する『にぎたえしるく湯-森の香り』は、主に業務用途でご使用いただける事業者様を募集しています。
施設利用者様や施設スタッフ様にも日々を少しだけ愛おしく特別に感じていただける商品になっています。
ご使用いただけたる事業者様には、パートナー価格で販売させていただきます。
◯温浴施設
◯介護施設・デイサービス
◯ゴルフ場の浴場
◯社員寮・福利厚生施設の浴場
◯足湯 など
■唯一無二のシルクを守り伝えるための新ブランド『貴いシルク』
もともと、明治期の殖産興業として養蚕業を稲武地域に奨励し、途絶えていた伊勢神宮への生糸の献納を復興したのは、古橋家6代当主の古橋源六郎暉皃(てるのり)でした。この古橋家を継承した財団法人古橋会では、現常務理事の古橋真人(暉皃の来孫)が中心となって、新ブランド『貴いシルク』を立ち上げて、稲武の地方創生に貢献したいと考えています。
また、シルクの活用は着物などの和装だけでなく、近年はヘルスケアやシルクフード、医療用品まで可能性が研究されています。今後も、新しい発想でシルクを活かす商品開発を行うことで、稲武シルクを守り伝えていくとともに、稲武に新たな産業や雇用が生まれていくきっかけにしたいと考えています。
■これまでの主なメディア実績
・『まるっと!』NHK名古屋様「まるにゃんカフェクイズ」でご紹介いただきました
https://silk.furuhashikai.com/blog/2023/04/22/135421
・『稲武のシルクを使って作った入浴剤!!』CBCラジオ様「ドラ魂キング:レポドラ中継」に出演しました
https://silk.furuhashikai.com/blog/2023/03/29/091847
・『繭糸の保湿成分で入浴剤:稲武の古橋会「養蚕文化を継承」』中日新聞様に掲載していただきました
https://silk.furuhashikai.com/blog/2023/03/28/150303
■『貴いシルク』公式ECサイト
一般財団法人古橋会のオリジナルブランド『貴いシルク』の公式ECサイトをオープンしました。
https://silk.furuhashikai.com/
業務用入浴剤「にぎたえしるく湯-森の香り」の発売に先立ち、一般消費者向けに「にぎたえしるく湯-ゆずの香り」(下記写真)も2023年3月から発売しています。
■『貴いシルク』公式Instagram @preciousilk
シルクのある日本の暮らしや四季を発信しています。
日本の伝統文化は、暮らしも祭祀もみな、農耕や四季の移ろいによって繋がっています。こうした魅力を改めて発信するアカウントです。
https://www.instagram.com/preciousilk/
■一般財団法人古橋会(古橋懐古館)について
法人名 一般財団法人古橋会
所在 〒441-2513 愛知県豊田市稲武町タヒラ8番地
電話 0565-82-2100
法人設立 1946年
古橋家創業 1717年
事業内容 文化財事業(古橋懐古館)、山林事業、不動産事業、絹の伝承事業、地方創生事業
古橋会HP https://furuhashikai.com
貴いシルク公式EC https://silk.furuhashikai.com/
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