ホテル・旅行のニュースリリース・情報

朝日放送グループホールディングス株式会社（代表取締役社長 沖中(おきなか) 進(すすむ)、以下 朝日放送グループHD）と株式会社Airporter（代表取締役 泉谷(いずみたに) 邦雄(くにお)、以下 Airporter）、一般社団法人関西イノベーションセンター（理事長 早乙女(そうとめ) 実(みのる)、以下 関西イノベーションセンター）は、中国訪日旅行客向けに3社共同でSNSプロモーションの実証実験を実施します。朝日放送グループHDが培ってきた中国SNSプロモーションノウハウをもとに、中国訪日旅行客に向けてAirporterと関西イノベーションセンターが取り組む「シティチェックイン［1］」を中心にスマートトラベルを喚起することで、今後懸念されるオーバーツーリズムの解消を目指します。実証実験では、中国旅行系トップKOL［2］との連携によるSNS動画制作、配信や中国KOL、KOC［2］による日本モニターツアーを実施予定です。

1.取り組みの背景

・朝日放送グループHDは、2021年1月にABC地域創生プロジェクトをスタートし、全国地域の併走パートナーとして地域活性化、地域課題の解決への取り組みを推進しております。この一環として、大阪・関西万博に向けた訪日外国人の一層の増加を見据えた地域の海外プロモーションと集客促進、また、オーバーツーリズム・観光客の分散化といった観光分野における課題の解決に貢献するべく、この度の実証実験に参画いたしました。

・Airporterと関西イノベーションセンターは、関西イノベーションセンターが運営するイノベーション創出拠点「MUIC Kansai」の課題解決プログラムとして、宿泊施設（あるいは市中の特定地点）から国内出発空港を経て海外到着空港へ手荷物を直送するサービス「シティチェックイン」の実証実験を2023年7月より実施しています。大阪・関西万博に向けて、手ぶら観光と手荷物預けのDX化を実現することで、海外旅行客の手荷物ストレスの解消、今後懸念されるオーバーツーリズムの解消を目指します。

・この度、中国SNSプロモーションに注力する朝日放送グループHDと、「シティチェックイン」の取り組みを推進するAirporter、関西イノベーションセンターが連携し、今後本格回復が見込まれる中国訪日旅行客向けにSNSプロモーションの共同実証を実施することになりました。

・SNSを通じて中国訪日旅行客向けに「シティチェックイン」を中心としたスマートトラベルを訴求することで、訪日旅行需要を喚起および訪日旅行時のサービス利用を促進し、オーバーツーリズム解消に寄与するとともに、中国SNSプロモーションノウハウの更なる蓄積を図ります。

Ø  この取り組みを通じて得られるノウハウをもとに、訪日旅行客の多数来訪が見込まれる大阪・関西万博時のスマートトラベル実現を目指し、更なる共同SNSプロモーション施策を検討してまいります。

2. 実証実験の概要

3. KOL・SNSアカウントの紹介

（1）中国旅行系トップKOL「CORAIN君」（上記実施内容①）

・WEIBOアカウント300万人を超えるフォロワー数を抱える人気TOP KOLです。7年間、世界を飛び回る旅行系KOLとして活躍するとともに、絵画スタジオを持つ美術教師でもあります。微博紅人賞を何度も受賞し、有名人との仕事実績も多数あります。＜愛奇芸＞日本巡回バラエティ番組では、撮影だけではなく、企画から自身のノウハウをもとに貢献しました。ファンの粘着性が非常に高く、ライブコマースでも販売力があることから、様々な独自施策も実施しています。

（2）中国SNSアカウント「朝聞和風志」（上記実施内容③）

・フォロワー総数約230万人。Douyin、RED、Weibo、Shipinhaoの4つのメジャープラットフォームで展開し、日本の様々な地域の魅力、情報を発信しています。

［1］シティチェックインの取り組みに関しましては、2023年7月3日にAirporter、関西イノベーションセンターが発表しました以下プレスリリースをご参照ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000094621.html

［2］KOLはKey Opinion Leaderの略称、KOCはKey Opinion Consumerの略称で、それぞれ中国のインフ

ルエンサーの呼称。

［3］SNSアカウント「朝聞和風志」に関しましては、2023年8月7日に朝日放送グループHDが発表しました以下プレスリリースをご参照ください。

https://corp.asahi.co.jp/ja/info/info-6487544370294949400/main/0/link/20230807SNS.pdf