一般社団法人高野山宿坊協会/「高野山宿坊協会 中央案内所」が複合型観光情報拠点となってリニューアルオープン

中央案内所_1階内観

高野山の文化・自然体験アクティビティの情報が、ここに集約!

リリース発表日:2023年10月3日 11時00分

 一般社団法人高野山宿坊協会(和歌山県高野町、理事長:山階清隆、以下 高野山宿坊協会)は、まちづくり会社である株式会社DMC高野山(和歌山県高野町、代表取締役:大田原博亮)の協力のもと、「高野山宿坊協会 中央案内所」を2023年10月4日(水)にリニューアルオープンします。
 従来の宿坊予約や観光案内機能はもちろん、高野山の文化や歴史、自然をより深く体験できるアクティビティ情報を集約しており、事前予約も可能となります。また、高野山の数多くの文化資源や伝統などの情報を最新ICTにより観光案内する機能も追加。さらには高野山・和歌山の伝統に基づく喫茶・物販など、高野山の観光・参拝に役立つ機能を取り揃えた複合型の観光情報拠点として、高野山の観光課題である、体験情報の一元化・滞在時間の増加の解決に寄与していきます。

中央案内所_1階内観中央案内所_1階内観

中央案内所_2階内観中央案内所_2階内観

  • 高野山の観光構造課題と本施設の位置づけについて

 高野山は、ピーク時には約80万人の宿坊宿泊客がいた「一大宿泊参拝地」でしたが、宿泊客は長期的に減少しています。平成16年に世界遺産に登録され観光入込客数は150万人規模に増加したものの、現在では、平均滞在時間が短い「日帰り観光地」に変容し、観光消費額が縮小しています。

 こうした課題を解決すべく、金剛峯寺や宿坊寺院、高野町、高野町観光協会、高野町商工会と、地域金融機関である紀陽銀行らと協同で、高野山内を奥の院・中央・西方の3つのエリアに分け、それぞれの特徴を活かした周遊環境を整備することで、体験情報の集約と滞在時間の増加を図る「三大ハブ拠点構想」を推進。2022年8月に西方エリアの拠点として「高野山デジタルミュージアム」を新設、2023年4月に奥の院エリアの拠点として「新中の橋会館」のリニューアルを実施。今回の「高野山宿坊協会 中央案内所」のリニューアルは、中央エリアの拠点として、三大ハブ拠点構想の締めを飾るものです。今後、これら3拠点の連携を強化し来訪客の周遊を促し高野山の観光消費額の増加を図っていきます。

三大ハブ拠点構想(イメージ)三大ハブ拠点構想(イメージ)

  • 「高野山宿坊協会 中央案内所」リニューアルのポイント

1.山内で分散する文化観光体験や自然体験を情報集約、一括申し込みを実現

これまで情報や窓口が分散していた体験アクティビティを、高野山体験プラットフォーム「もっと高野山」として集約。阿字観(瞑想)や授戒など従来の高野山の文化・自然体験のほか、レンタル装束や護摩行/お寺(てら)んち付など新たな体験も追加しました。館内窓口はもちろん、館内設置のタブレット端末や宿坊協会のWebサイトからも、体験アクティビティを検索・予約できるようになりました。

URL:https://www.shukubo.net/contents/

もっと高野山もっと高野山

2.最新ICT技術を活用し、文化資源や伝統文化、自然に気軽にアクセスできる機能を追加

高野山の多数の文化資源や伝統文化、自然について、最新のICTを導入することで、来訪者による情報へのアクセスを容易にしました。

・デジタル万華鏡

86インチ4Kデジタルサイネージに、高野山の文化遺産や伝統文化、自然などのビジュアルを一括表示。複数のビジュアルの中から気になる情報に直感的にアクセスすることで、詳細情報や地図情報などを入手できます。これまで知らなかった高野山の魅力に出会うことができます。

デジタル万華鏡デジタル万華鏡

・高野山GPSガイド端末

貸出端末内で設定された周遊コース内の文化スポットに来ると、GPS (屋外)やビーコン(屋内)に連動して、文化スポットの具体的な情報を画面(写真と文字)と音声、の両面から入手できます。また、本端末から「もっと高野山」の体験予約にも誘導できるよう予約ページのQRコードも表示され、来訪者のスマートフォンで予約が可能となります。

高野山GPSガイド端末高野山GPSガイド端末

3.高野山の自然に触れることができる自然ワークショップ「KOYA Green Workshop」を新設

 寺院や伽藍の修繕用材として保護されてきた高野六木(こうやりくぼく)などの高野山の伝統的な森林を保護・活用する「高野山寺領森林組合」による自然ワークショップコーナー「KOYA Green Workshop」を設置。高野山の伝統的な長い歴史の中で、高野山の森林・自然がどのように彩りを添えてきたかを、手作りで作品を創る中で理解できます。

KOYA Green WorkshopKOYA Green Workshop

4.高野山の魅力に浸るカフェ機能と、思い出を持ち帰るためのお土産ショップを新設

 「デジタル万華鏡」や「もっと高野山」など、高野山の情報に触れながらゆったりと伝統のお茶を楽しむことができる「ふれあい茶房」や、高野山や和歌山県のお土産を販売するショップを新設します。

ふれあい茶房1ふれあい茶房1

ふれあい茶房2ふれあい茶房2

ショップショップ

  • 高野山宿坊協会 中央案内所の概要

中央案内所_外観中央案内所_外観

商号

高野山宿坊協会 中央案内所

所在地

和歌山県伊都郡高野町高野山600番地

電話番号

0736-56-2616

延べ面積

342.41㎡

施設HP

https://www.shukubo.net/contents/

営業時間

8:30~17:00 (※10/4(水)のみ12:00~17:00)

定休日

年末年始

駐車場

無し(近隣の駐車場をご利用ください)

管理者

一般社団法人高野山宿坊協会

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

関連記事

ページ上部へ戻る