LOOPORT/ニセコ町が観光地の国際認証団体 「グリーン・デスティネーションズ」よりシルバーアワードを受賞

リリース発表日:2023年10月6日 16時27分

 

ニセコ町は、観光地の国際認証団体 「グリーン・デスティネーションズ」(本部オランダ、以下GD)の審査を受け、シルバーアワードを受賞いたしました。※1

 「GD アワード」に申請する観光地は、世界持続可能観光協議会(GSTC)の承認を受けたGD基準に基づいて審査され、そのスコアに応じてブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの各賞、そしてサーティファイド(GSTC 認証)を受けることができます。初めて審査に臨んだ今年は、ブロンズアワードの受賞を⽬標としてまいりました。※2 ※3

 結果、ニセコ町が特に力を注いできた自然環境と社会福祉分野における持続可能な取り組みがとりわけ高く評価され、最終的にシルバーアワードを獲得することができました。これにより、ニセコ町は持続可能な観光地として、国際的な第三者機関から高い評価を得たこととなります。

 ニセコ町は、世界的に関心が高まるサステナブルツーリズムの日本の先進地として、より一層魅力あふれる観光地を目指してまいります。

  • 【ニセコ町長 片山健也 コメント】

 この度ニセコ町が観光地の国際認証機関であるグリーン・デスティネーションズからシルバーアワードを受賞できたことを大変光栄に思っております。

 

 町の観光政策の軸足を「持続可能な観光地域づくり」に置き、これまでも様々な取り組みを進め2020年、2021年には2年続けてグリーン・デスティネーションズTOP100選を受賞、同じく2021年にはUNWTO(国連世界観光機関)ベスト・ツーリズム・ビレッジにも選定されました。2021年、2022年にはGSTC公式トレーニングを開催し活動を推進する地域人材の育成にも力を入れており、これらの取り組みを評価していただき2022年には第14回観光庁長官表彰をいただいております。

 今回の審査では観光に関する取り組みのみならず、これまでニセコ町が環境モデル都市として進めてきた様々な持続可能なまちづくり、そして町民のみなさま、事業者のみなさまのご理解とご協力が高く評価されているものと考えております。ニセコ町が誇る先人・有島武郎の説いた「相互扶助」の精神を今後とも大切にしてまいりたいと思います。

 今回は初めての挑戦でシルバーアワードという高い評価をいただくことができましたが、この結果に甘んじることなく更なる高みを目指していく所存です。日本のみならずアジア NO.1、世界最高品質の観光地のひとつとなるため努力を続けてまいります。

ニセコ町長 片山 健也

【本件に関するお問い合わせ】

ニセコ国際観光認証会議(議長:ニセコ町長 片山健也)

事務局:㈱LOOPORT

協力:(一社)サステナビリティ・コーディネーター協会

電話番号:090-8897-8643

E-Mail:masaoaoki@looport.co.jp

【授賞式】 

Green Destinations 2023 Conference

 https://www.greendestinations.org/gd-2023-estonia/

開催日時:2023 年 10 月 8 日

開催場所:エストニア タリン

主催:Green Destinations

【受賞により期待される効果】 

 本年3⽉に閣議決定された「観光⽴国推進基本計画」では、令和7年までに「持続可能な観光地域づくりに取り組む地域」として、国際観光表彰・認証に取り組む地域を50に増やすこととしています。

 欧⽶を中⼼に質の⾼い観光を求める旅⾏者は、近年国際認証の取得地を優先的に選択する傾向があります。観光地にもサステナビリティを求め、かつ消費額が⽐較的⾼い層の旅⾏者の誘客が今後期待されます。

 GD のアワードを受賞した地域は、受賞の証であるロゴマークの活⽤や専⽤ホームページによる国際的な PR が可能となります。

※1

グリーン・デスティネーションズは世界持続可能観光協議会(GSTC)が認定している第三者認証機関で、観光地

向けの表彰・認証制度を運営しています。

※2

GD 基準は、GSTC が定めた観光地に関する持続可能性を評価する指標(GSTC-D)をベースとした基準です。「観光地マネジメント」「自然と景観」「環境と気候」「⽂化と伝統」「社会福祉」「ビジネスとコミュニケーション」の 6 分野を柱に構成されており、各基準には関連する SDGs が設定されています。

※3

GD アワードの仕組み

GD 基準 84 項目について審査を行い、基準の達成率によって受賞するアワードが異なります。最高位の GSTC サーティファイド(基準達成率 100%)を取得している地域は世界で 5 地域のみ。(2023 年10 月 1 日時点)

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