JTB/訪日外国人観光客向けパッケージ旅行「サンライズツアー」 60周年記念特別ツアーを10月17日(火)より順次発売開始

インバウンドにおけるさらなる交流機会の創造へ!

リリース発表日:2023年10月17日 11時00分

JTBグループでインバウンド(訪日)旅行を専門に扱う株式会社 JTBグローバルマーケティング&トラベル
(本社:東京都品川区、代表取締役社長執行役員:石田恒夫、以下 JTBGMT)が企画する訪日外国人観光客向け国内パッケージ旅行「サンライズツアー(SUNRISE TOURS)*」は、2024年で運行開始60周年を迎えます。
昨年10月の水際対策緩和以降、サンライズツアーは訪日観光客の本格復調にあわせて順調に予約を伸ばしてきました。一部地域ではオーバーツーリズムが懸念されていますが、サンライズツアーでは日本各地のさまざまな魅力を体験できる新たな訪日ルートの開発を進めることで、この社会課題の解決にも取り組んでいます。
今回は60周年を記念した特別ツアーとして、1964年の運行開始当初の行程を現代版にアレンジした復刻版ツアーと、日帰りのミステリーツアーを企画しました。10月17日(火)より順次販売を開始します。

  • サンライズツアー60年のあゆみ(※プレスリリースファイル内に別紙年表あり)

<1967年サンライズツアーシンボルマーク> アステカの太陽神を模したマーク<1967年サンライズツアーシンボルマーク> アステカの太陽神を模したマーク

サンライズツアーは、1964年に東京でおこなわれた第18回オリンピック競技大会を契機に、日本各地のローカル・パッケージツアーブランドを統一化したことが始まりです。以降、外国人向け主催旅行の名称として用いられるようになり、1967年には、アステカの太陽神を模したシンボルマークが採用され、世界中に販売網を広げることとなりました。

2003年、政府によって「観光立国宣言」とともに、「ビジット・ジャパン・キャンペーン」が開始。JTBも連動し、2009年には文化体験をテーマとした商品シリーズ「Hands-On Japan!」、2013年にはアジア諸国からのリピーター向けのツアーブランド「エクスペリエンスジャパン」(2017年にサンライズツアーへブランド統合)を展開するなど、そのときどきのマーケットニーズにあわせて、幅広い商品を取り揃えてきました。

<1970年サンライズツアーパンフレット><1970年サンライズツアーパンフレット>

2020年4月からの約2年間は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国規制の影響でツアーの運行中止を余儀なくされましたが、2022年7月には国のガイドラインに準拠したかたちで再開。現在は、アフターコロナにおける旅行形態やお客様の志向の変化に応じたツアーの企画と、地域への新たな人流の創出に向けて取り組みを加速させています。

<2024年サンライズツアー60周年記念ロゴ> 60年の軌跡とサステナブル・ツーリズムへの取組みを表明したマーク<2024年サンライズツアー60周年記念ロゴ> 60年の軌跡とサステナブル・ツーリズムへの取組みを表明したマーク

これからも1964年の発売開始以来、延べ800万人以上の外国人のお客様をお迎えしてきた歴史とともに、次の10年に向けて歩んでいきます。

  • 60周年記念商品のポイント

1. 1964年運行開始当初の復刻版周遊ツアー

1964年、サンライズツアーが運行開始した当初のツアーは、東京・日光・箱根・京都・奈良の定番観光地に加えて、倉敷・高松の瀬戸内海エリアをご案内する10日間の行程でした。

本ツアーでは、この60年前の行程をベースとし、瀬戸内海エリアの日本が誇る内海美の魅力と歴史や文化をより感じていただけるよう、広島、宮島、松山、しまなみ海道、直島まで周遊する内容とし、さらに、年々外国人からの注目が高まっている歴史風情溢れる金沢と、日本の原風景を感じることのできる白川郷・高山を巡ります。関東、北陸、近畿、瀬戸内エリアを20日間前後で周遊する本ツアーは、年内の発売開始を予定しています。

2. 隠れた日本の魅力に出会うミステリーツアー

本ツアーでは、「名勝地」や「季節の美」、「フルーツ」をテーマとして、まだ訪日外国人のお客様に知られていない関東近郊にある季節折々の旬のスポットへご案内します。桜や紅葉等その時季一番の見頃の花や自然の美しさを五感で感じていただけます。さらに、事前に行き先を明かさないいわゆるミステリーツアーとして設定しているため、行き先を想像する高揚感を味わっていただくと同時に、日本の新たな魅力とのサプライズな出会いもお楽しみいただけます。本ツアーは10月17日から販売開始します。

≫一般のお客様向け予約サイト https://www.sunrise-tours.jp/jp

  • サステナブル・ツーリズムへの取り組み

サンライズツアーでは、「旅行者」、「地域・コミュニティ」、「旅行会社」の共創による持続可能な新しい観光の実現に向けて、さまざまな取り組みをおこなっています。

1. 新たなインバウンドルートの開発

 昨今の社会課題であるオーバーツーリズム解消と新たな訪日観光人流創出を目指し、昨秋に発表した東京・金沢・京都を巡る「レインボールート®**」、今春に発表した瀬戸内エリアを周遊する「せとうちシーニックビュールート」、今夏に発表した「九州オーセンティックルート」に続き、北海道と東北エリアへの新ルートの開発を予定しています。

2. サステナブルな商品づくり

外国人のお客様が訪日旅行に求める内容や旅のスタイルの変遷にあわせて、「環境への配慮」「文化交流/異文化理解」「社会貢献」の要素を含む商品を取り揃えています。(以下例)

環境への配慮:

 CO2の排出削減につながるウォーキングツアーやサイクリングツアー、カーボンオフセットの仕組みを導入した日帰りバスツアー等

文化交流/異文化理解:

 伝統文化の体験、世界文化遺産登録地への訪問ツアー、農泊等
社会貢献:

 地産地消食材を楽しめる食体験、社会事業にツアー代金の一部を寄付するツアー等

3. レスポンシブルトラベラー普及活動

“レスポンシブルトラベラー”の輪を広げることを目的に、具体的な9つのActions(行動)を提案する動画を作成し、旅マエと旅ナカの旅行者の理解を促進しています。またSNS上でも共通のハッシュタグ、「#responsibletraveler」をつけた投稿を呼びかけることで、その加速を目指しています。

▼旅行者への“レスポンシブルトラベラー”推進動画
Journeys We Want to Create with Customers


▼サステナブル・ツーリズムへの取り組み紹介動画

Further Challenges to Sustainable Tourism

サンライズツアーは、世界中から日本に訪れる外国人観光客と地域の架け橋となれるよう次の10年に向けて皆様とともに歩み続けます。

*「サンライズツアー」はJTBの登録商標です。
**「レインボールート」はJTBグローバルマーケティング&トラベルの登録商標です。

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