京阪ホテルズ&リゾーツ/【琵琶湖ホテル】ホテル外観のライトアップにかかるCO2排出をゼロに

11月1日(水)より実質再生可能エネルギー由来電力を導入

リリース発表日:2023年10月19日 14時00分

 琵琶湖ホテル(所在地:滋賀県大津市浜町、総支配人:前田義和)は、2023年11月1日(水)より、ホテル外観のライトアップにかかる電力に実質再生可能エネルギー由来電力を導入いたします。
 琵琶湖ホテルは20世紀を代表する建築家シーザー・ペリ氏によりデザインされました。その形は“湖のさざなみ”をモチーフとし、色彩には空と湖、遠景の山々からインスピレーションを得たとされる13種類のアースカラーが用いられています。今後は「自然に溶け込む」というコンセプトによりふさわしい、CO2を排出しないサステナブルな照明で皆様をお迎えいたします。

電気の産地証明“トラッキング付帯”プランの採用

 “実質再生可能エネルギー”とは、使用する電力に対して再生可能エネルギー由来の”非化石証書”を購入することで、再生可能エネルギーを導入したとみなす仕組みのこと。非化石証書は、非化石電源で発電された電気から「環境的な価値(=CO2削減効果)」を切り離して証書化したものであり、証書の取引によりCO2削減に寄与することができます。今回、琵琶湖ホテルでは関西電力との契約にあたり、購入した非化石証書に対して、実際にCO2の削減効果を生みだした発電所の所在地等の情報をトレースできる”トラッキング付帯プラン”を採用いたしました。トラッキングは「電気の産地証明」とも言うべき仕組みです。

20世紀を代表する建築家“シーザー・ペリ”による琵琶湖ホテルのデザイン

シーザー・ペリ氏によるデザインイメージ画シーザー・ペリ氏によるデザインイメージ画

 シーザー・ペリ(1926年10月12日~2019年7月19日)は、アルゼンチン出身のアメリカの建築家。
20世紀を代表する建築家として知られ、ニューヨークのワールド・フィナンシャルセンター(現 ブルックフィールド・プレイス)や、マレーシアのペトロナス・ツインタワー、大阪のあべのハルカスなど、世界各地の高層ビルや都市のランドマークとなる建築物の設計を数多く手掛けました。

琵琶湖ホテルが1998年に開業の地・柳が崎から現在の浜大津に移転するにあたりデザインを手がけたシーザー・ペリは、新築移転オープンによせて「琵琶湖ホテルの建築コンセプトは、都市型建築であるとともに湖畔のリゾート施設としての機能も果たせるように躍動的で若々しく現代的であること。形態は湖のさざなみから、色彩は空と湖そして遠景の山々が持つブルーやコバルトからインスピレーションを受けた。」「琵琶湖ホテルが人々の憩いの場となり、大津市の都市景観と都市機能に欠かすことのできないコミュニティとして発展していくことを願っている。」とのメッセージを残しています。

琵琶湖の清らかな水を次世代に受け継ぐために ~琵琶湖ホテルのSDGs~

 琵琶湖ホテルは1934年に滋賀県初の国際観光ホテルとして開業。“湖国の迎賓館”として多くのお客様をお迎えし、今年10月27日に89周年を迎えます。琵琶湖の清らかな水を次世代に受け継ぐことは私たちの使命であると考えており、プラスチックごみ削減や自然再生エネルギー導入などの“環境負荷を減らす”取組みはもちろん、2002年に取り組みをはじめた「里山の食彩プロジェクト」をはじめ、お客様に地元ならではのおもてなしを楽しんでいただきながら、地域の環境保全にも貢献できる仕組みづくりに取り組んでいます。

琵琶湖ホテルはこれからも、人と自然が共生する豊かな未来にむけて、地域の皆様やお客様と共に歩みを進めてまいります。

▼詳しくはこちらから:

 https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/environment/#anc_01

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