一般社団法人Peace Education Lab Nagasaki/社会起業家やフォトジャーナリスト、アーティストなど多様な講師陣とともに、これからの社会の担い手を育む「Peace Academy」1期生の募集がスタート。

旅行客に価値観を変える学習体験「Peace Tour」を提供する「Peace Education Lab」が運営する、新たなオンラインアカデミー。

リリース発表日:2023年10月26日 10時00分

価値観を変える対話型の学習体験「Peace Tour」を提供する、一般社団法人Peace Education Lab Nagasaki(ピースエデュケーションラボ長崎 代表理事:林田光弘)は、新たに「Peace Academy」をスタート。第1期生の募集が始まりました。様々なバックグラウンドを持つ講師を招きながら、これからの社会の担い手を育みます。

「Peace Academy」は、これからの社会をよりよくしようと行動するPeace Makerを育むための学びの場・コミュニティです。「自分を知り、世界を変える」を合言葉に、自己探究とプロジェクトメイキングに取り組むプログラムを用意しています。現在、Peace Academy一期生を募集中です。

【アカデミーの目標】
被爆地長崎ではじまるこの学校では、自分と社会の接点を見つけ出し、これからの世の中をよりよくしていくPeace Makerを育みます。

【アカデミーの特徴】
・長崎という地域性を活かしたプログラムを提供します。
・自己理解力や発想力、多様性を認め合う力など、様々な力を身につけるべく、多様な専門性やバックグラウンドを持つ講師陣とともにプログラムをすすめていきます。
・およそ3ヶ月間のプログラムでは、様々な講師のレクチャーを受けるだけでなく、振り返りのワークを挟みながら、最終課題で参加者独自のプログラムづくりに挑戦します。レクチャーを通じて得た学びを行動に繋げるまでを体感することで、Peace Makerとしての第一歩を後押しします。
・Academyを卒業後は、PLABコミュニティに加わることで、学び・つながりを継続することができます。また、参加希望者には、実践の機会としてPeace Tourの企画や運営にも参加する機会も用意しています。

【期間・対象】
期間:2023年11月15日〜1月31日(毎週1回)
申込期間:10月21日〜11月10日
対象:U-30(長崎県在住者を優先)
申し込み人数:40名
参加費:無料
申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeFop9tgIoNhoF6X15Wt_qpeZGnt8I2QQXWAhtPdHq_xL4kPQ/viewform?usp=sf_link

【vol,01 プログラム】
11月15日(水)オリエンテーション / ワーク①「自分の原点」(ファシリテーター:林田光弘)
11月22日(水)講義①「平和を仕事にする」(講師:住岡 健太)
11月29日(水)ワーク② 「ライフチャートをつくってみよう」(ファシリテーター:只熊ゆり)
12月09日(土)講義②「世界からみた広島・長崎」(講師:荊尾 遥)
12月13日(水)ワーク③ 「”平和学習”ってなに?」(ファシリテーター:林田光弘)
12月18日(月)講義③「紛争地、被災地に生きる人々の声~取材から見えてきたこと~」(講師:安田菜津紀)

2024年
1月10日(水)講義④「自分らしく表現すること」(講師:コムアイ)
1月17日(水)ワーク④「自分×社会でプロジェクトをつくる」(ファシリテーター:鳥巣智行)
1月24日(水)ワーク⑤ MYプロジェクトの発表会にむけたグループワーク
1月31日(水)卒業式 / MYプロジェクト発表会

【講師プロフィール】

住岡 健太
NPO法人 Peace Culture Village 専務理事。広島出身の被爆三世。20代にはアメリカ留学、アジア一人旅を経験し、社会起業プロジェクト”シブカサ”を立ち上げる。25歳で起業。第6回居酒屋甲子園にて準優勝をした事をキッカケに多業種のプロデュースを開始。 「平和をつくる仕事をつくる」をミッションに掲げるNPO法人PCVへ参画。2022年度44カ国1万7千名へプログラムを提供。グッドデザイン賞、若者力大賞、国際交流基金地球市民賞受賞

荊尾遥

広島県出身。これまでピースボート職員、南アフリカ国際民主主義選挙支援研究所(広島平和構築人材育成事業として)、在オランダ大使館で化学兵器禁止条約担当の専門調査員、国連アジア太平洋平和軍縮センター政務官、広島県地域政策局平和推進プロジェクト・チーム平和推進アドバイザー、国際機関「日本アセアンセンター」調査・分析クラスターコンサルタントなど国内外の国際機関で活動。

安田 菜津紀
認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。

コムアイ
アーティスト。1992年、神奈川県生まれ。2012年、水曜日のカンパネラのメンバーとしてデビュー。21年に脱退。以降、音楽や身体表現のパフォーマンスを行う。パートナーの太田光海による、妊娠出産をテーマにした『『LaVie Cinématique 映画的人生』を制作中。

【ファシリテーター】

いずれも一般社団法人Peace Education Lab Nagasakiより

林田光弘(代表理事/長崎大学核兵器廃絶研究センター特任研究員)

鳥巣智行(理事/株式会社Better代表)

只熊ゆり(理事/長崎純心大学4年生)

【申し込みフォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeFop9tgIoNhoF6X15Wt_qpeZGnt8I2QQXWAhtPdHq_xL4kPQ/viewform?usp=sf_link

【公式Webサイト】
https://plab.jp/

【Peace Education Lab Nagasaki】

長崎在住のメンバーが中心となり立ち上げたPeace Education Labでは、「Peace Tour」と「Peace Academy」というふたつの事業を通して、次の地域課題を解決します。

解決すべき地域課題①:時代の変化に対応した新たな学習プログラムの不足
年間29万人を超える修学旅行生が被爆の歴史を学ぶために長崎を訪れますが、被爆者の平均年齢が85歳を超えるなかで、歴史をどう学び、未来に活かしていくのかが課題となっています。アクティブラーニングや探究学習が重要視されるなど、教育環境も変化するなかで、参加者の能動性を引き出すことができるプログラムが求められています。

解決すべき地域課題②:被爆地における戦災の実相の、継承活動を持続可能に
長崎ではいまも多くの人たちが、被爆の実相を継承するための活動に取り組んでいます。今後も活動を継続していくための、持続可能なビジネスモデルが求められています。

解決すべき地域課題③:社会の担い手の育成
長崎が求めてきた平和は、核兵器の問題だけでなく、様々な社会課題を解決しなければ実現することはできません。地球環境や世界情勢がめまぐるしく変化する中で、理想の社会について自分なりに考え行動を起こす、これからの社会の担い手が求められています。

【Peace Tour】

修学旅行生やインバウンド旅行客を対象に、Peace Education Lab Nagasakiが提供する対話型体験学習。平和公園や爆心地公園付近を中心としたフィールドワーク「Peace Dialogue」や、修学旅行の事前学習や事後学習に使えるワークショププログラムまで、必要に応じてプログラムをカスタマイズし、価値観を変える学習体験を提供します。これまで中学・高校の修学旅行の受け入れや、探究学習の授業などでプログラムの提供実績があります。

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