ホテル・旅行のニュースリリース・情報

中部国際空港株式会社は、開港以来初めての取り組みとして、セントレアの滑走路に立ち入ることができる「セントレアスペシャル体験ツアー」およびボーイング787初号機を目前にして宿泊ができる「フライト・オブ・ドリームズ宿泊体験」を開催いたしました。

この取り組みは、セントレアグループ全社員を対象とした、新サービス等の自主提案制度「Be Columbus！」制度の一環として行われました。

入社4年目までの若手社員を中心に計21名の社員が有志で集って事務局となり、「空港でしかできない、特別な体験をお客様に提供したい。」という想いをもって開催しました。

参加者に配られた参加証。ネックストラップは社員がデザインを考案。イベントが夜から明け方まで続くため、「夜」と「朝」をイメージした、グラデーションのある色合いに。

• 「滑走路に入ろう！セントレアスペシャル体験ツアー」

10月28日（土）日中に、高校生以上の学生（大学生・専門学生を含む）を対象に、空港関係機関・事業者の職場体験・見学会を開催。

10月29日（日）未明には、日中に職場体験・見学をされた高校生以上の学生および成人を対象に、運用していない時間帯の滑走路内へご案内し、実際に歩いたり写真撮影をしたりするなど、滑走路の大きさを体験していただきました。

セントレアの滑走路内に一般のお客様が立ち入るイベントは開港以来初の取り組みとなりました。

〈職場体験・見学〉

高校生以上の学生31名にご参加いただき、以下内容で航空機のお見送りや海上保安庁・管制塔の見学など、航空業界の業務に触れていただきました。

海上保安庁では、潜水士が身につける装備を実際に装着する体験をして、参加者はその重さに驚いていました。

また、管制塔では、参加者から「雪などの視界不良の際に、どのようにして航空機の位置を把握しているか。」という質問が上がり、管制官が「レーダーで航空機の位置を把握している。離陸後はパイロットから離陸完了の報告を受けるなどして、パイロットと連携しながら次の離着陸の許可を出している。」と回答をする場面もありました。

■企画詳細

開催日時　：　2023年10月28日（土）　11：00～18：00

内容 　：　

・スカイマークに航空機のお見送り体験、空港車両見学

・上記実施後、以下2コースに分かれて職場体験・見学

① 「航空機コース」　：　飛行検査センターおよび海上保安庁を見学

② 「管制官コース」　：　管制塔やレーダー室を見学

スカイマークによる航空機のお見送り体験

空港車両の見学も

飛行検査センター見学

海上保安庁見学

〈滑走路ツアー〉

上記「職場体験・見学」にご参加いただいた学生に、18歳以上の成人を加えた計60名をセントレアの滑走路内にご案内いたしました。

滑走路に描かれた標識や航空灯火を間近で見学いただき、写真撮影などを行いました。

大型バスで滑走路までお連れし、バスから降りた参加者からは「航空灯火がきれい！」や「広い！」といった声が上がり、普段見ることができない場所からの景色を楽しんでいただきました。

また、滑走路上に寝転んで写真撮影をする参加者もおり、滑走路の大きさを実感していただきました。

■企画詳細

開催日時　：　2023年10月29日（日）　3：00～7：00

内容　：　滑走路内への立ち入り・写真撮影、航空灯火洗浄作業の見学、空港消防見学

滑走路に降り立つ参加者。「36」標記がどれだけ大きいかがわかります。

滑走路をこの位置からみられるのはこのイベントだけ。

航空灯火の洗浄作業を見学する参加者

空港消防見学

ツアー後は「ウォーターサルート」も体験。

• 「フライト・オブ・ドリームズ宿泊体験」

「セントレアスペシャル体験ツアー」の参加者の中でご希望をされた計34名に、「セントレアスペシャル体験ツアー」開催時間までフライト・オブ・ドリームズ館内に“お泊り”体験をしていただきました。

フライト・オブ・ドリームズ館内で一般のお客様にお泊りいただくのは初めてとなります。

同施設に展示してあるボーイング787初号機の真下で、災害備蓄品のエアマットを敷いて宿泊いただきました。

■企画詳細 

開催日時　：　2023年10月28日（土）19：30 ～ 29日（日）深夜2：00

場所　    ：　フライト・オブ・ドリームズ1階フライトパーク

内容    　：　災害備蓄品のエアマット（長さ約200cm、幅約60cm）を敷いて“お泊り”

消灯された館内に浮かび上がるZA001

• （参考）「Be Columbus！」制度について

セントレアグループでは、自由な発想と自己責任の原則に基づき、グループ社員における自主・自立型人材の育成を支援する制度「Be Columbus！」を設けています。

この制度は、大航海時代の航海探検家コロンブスになぞらえて、下記の目的を推進するセントレア流のチャレンジ制度です。