SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会/渋谷区共催のアートイベント”DIG SHIBUYA”、公募で採択した13団体の連携プロジェクトを発表

ART x TECH:渋谷からうまれる最新カルチャーを体験する3日間

リリース発表日:2023年11月10日 16時00分

SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会(所在:東京都渋谷区、実行委員長:大西賢治、以下:実行委員会)は、渋谷区とともに2024年1月に開催する最新カルチャーを体験できるイベント“DIG SHIBUYA(ディグシブヤ)”の連携プロジェクトを公募し、採択された13団体を発表させていただきます。この公募で採択された団体は、DIG SHIBUYAの連携プロジェクトとして、1月12日(金)〜14日(日)に作品展示を渋谷のあらゆる場所で同時に行いイベントをより一層盛り上げます。また、DIG SHIBUYAのイベントを回遊することでNFTが得られるスタンプラリーの実施も予定しております。

  • DIG SHIBUYA 2024 公募審査員 コメント [50音順]

鈴木貴歩 氏

今回採択された14団体の連携プロジェクトは、どれも今見ておくべきテクノロジーとカルチャー、そしてエンタテインメントが融合した内容で、当日体験するのが今から楽しみです。2024年1月という新年のタイミングで、渋谷エリアの”空気感”が大きくアップデートされそうです。

豊田啓介 氏

渋谷をデジタルアートの中心地として育てていく新たな活動として、市民と街とクリエイターとが多様な場所で混ざり合い、参加し広め合うユニークなイベントDIG SHIBUYAが始まります。誰もが参加者で創造者でもある共創型イベント、今後の展開が楽しみです。

南塚真史 氏
このイベントでは、特定の情報をより効果的に伝えるために、テクノロジーとクリエイティブを掛け合わせて利用するという新たな試みを行っている団体が多数参加しています。アーティスティックな感性が社会を変革させる可能性を示す意義のあるプロジェクトになると期待しています。

  • 連携プロジェクト 全13団体

   団体名

イベント概要

Academimic

科学とポップカルチャーの融合を掲げるクリエイティブレーベル。論文でも学会でもない新たなアウトプットを目指し、研究に触れてうまれた想像を生成AIなどのテクノロジーを中心に作品化する。 academimic.com

Bonsai Collectors

盆栽をテーマにしたコミュニティー「Bonsai Japan Club」を運営し、世界中の盆栽コレクターのコレクションも管理しているBonsai Collectors。スマートフォンでアクセスできる自分だけのNFTはこのコミュニティーの会員証となります。今回は盆栽アートの洗練をデジタルに融合させたユニークな体験をお届け。また、限定グッズもプレゼント。
www.bonsai-collectors.com

CULTURAL LAB.

「ファッション×コミュニケーション」と「ファッションの拡張」をテーマに、日々変化する“美しさ”を多様な視点で捉え、社会の中で実験的に伝える試みを通して、ファッションの定義そのものを問いかけ、探求する実験的な学生ラボ。ランウェイや展示ディレクション、デザイン開発、SNSプロモーションなど、渋谷を拠点に活動の幅を広げる。 cultural-lab.tokyo

KUMALEON

KUMALEONは、ジェネラティブアートとイラストを融合した作品で、日本から新たな表現スタイルを提唱しています。また、ブロックチェーンや3D CGの技術を組み合わせることで表現範囲を拡張しています。KUMALEONというメディアを通じて、より自由で創造的な世界を表現していきます。 kumaleon.com

   

Lived Montage Project

「場を共有する全員の網膜が自分の視覚に映画的に編集される」という架空の知覚のかたちを、 渋谷の街にインストールする。https://www.goki-muramoto.com/lemontagevecu

Lost Yetis

Lost Yetisは、東京を拠点とする、デジタルとフィジカルな世界を横断するコラボ型IPプロジェクトです。コミュニティのメンバーはYetiの旅に参加して、イベントへの参加、Discordへの参加、キャラのカスタマイズなどが可能になります。 lostyetis.com

Proof of X

「Proof of X」は、NFTやスマートコントラクトなどを中心としたブロックチェーン技術をアートの新しいメディウムとして捉え、これらのデジタルテクノロジーを活用した国内外のアーティストと共に従来のアートの枠を超えた新しい表現を探究しています。pox.exhibit.website

Refraction Tokyo

Refractionは、アーティスト自らが主導するコミュニティで次世代のデジタルアート、音楽、文化を導いています — オンライン、ブロックチェーン、そして現実の世界でも。 refractionfestival.com

Useless Prototyping Studio

量子ブラックホールに関する研究に着想を得て遠い未来を空想した、人工ブラックホール搭載の蓄音機型デバイス「Black Hole Recorder」を体験型アートとして出展。理化学研究所数理創造プログラム(iTHEMS)が外部のクリエイターと共同で立ち上げた「Useless Prototyping Studio」が製作した。 uselessprototyping.jp

サイバー南無南無

仏教美術とテクノロジーアートを融合させることを目指すクリエイターグループ。SNS連動、AR、VR、16K高解像度、ドーム映像、心拍連動、NFTなどのさまざまなテクノロジーを駆使し、新しい表現方法を模索してきた。今回は光を使用して会場全体を一体化させる新しい実験に挑戦する。 https://www.youtube.com/channel/UC15qRfCNg329UbCk5UQRO-A

シブヤピクセルアート

「Bit Valley」と呼ばれる渋谷を舞台に、 2017年から毎年開催されるピクセルアートの祭典。「ピクセルアート(いわゆるドット絵)」の芸術的な価値にスポットを当て、渋谷の街全体を舞台に作品展示やフェア、トークイベントで構成され、街全体でその魅力や可能性に迫ろうとする試み。pixel-art.jp

とても株式会社

渋谷発のストリートアートデジタルプラットフォーム「TOTEMO」を運営し、渋谷区内を中心にアーティストに作品制作の場(壁)の提供、オンラインマーケットプレイスでのNFTとして作品を販売などを実施しアーティストの活動領域の拡大、新たな経済圏の確立を目指す団体。世界中からキュレーションされた才能あるアーティストの作品がアニメーターの手によって「動く壁画」となったデジタルアート作品を展示する。totemo.art

渋谷国際NFTフェスティバル/遊戯苑

SHIBUYA TOKYOを世界で最も刺激的で経済メリットの高いWeb3一大拠点となることを目指すプロジェクト。アニメ・漫画・ゲーム・ファッションなどのTOKYO CULTUREにインスパイアされたNFTアート、プロジェクト、コミュニティーと、日本の事業者の架け橋となり新たなブランドビジネスを同時多発的に創出する国際フェスティバル。2023年11月7日~12日の第壱回目開催の特別アディショナル企画として参画。 festival-shibuya.io

  •  連携プロジェクト審査員 [50音順]

久納鏡子氏

アーティスト、アルスエレクトロニカ・アンバサダー。これまでインタラクティブアート分野における作品を手がける一方、公共空間、商業スペースやイベント等での空間演出や展示造形、大学や企業との共同技術開発など幅広く活動している。2017年からはArs Electronica Futurelabの研究プロジェクトにも携わる。

 作品はポンピドゥセンター(フランス)、SIGGRAPH(アメリカ)、文化庁メディア芸術祭など国内外で発表。東京都写真美術館(日本)に所蔵。

鈴木 貴歩 氏 ParadeAll株式会社代表取締役

ゲーム会社、放送局でコンテンツ企画、事業開発を担当した後に、2009年にユニバーサルミュージック合同会社に入社。デジタル本部本部長他を歴任し、音楽配信売上の拡大、全社のデジタル戦略の推進、国内外のプラットフォーム企業との事業開発をリードした後独立。

2016年にエンターテック(エンタテインメントx テクノロジー)に特化したコンサルティング会社、ParadeAllを起業。日米欧の企業へのAI、Web3.0を含むテクノロジー活用、事業戦略、事業開発、海外展開のコンサルティングを提供。

 JASRAC理事、日本音楽制作者連盟アドバイザー、SXSW Pitchアドバイザリボードメンバーなどを努め、グローバルのエンタテインメントxテクノロジー領域で活動している。

豊田 啓介 氏 東京大学生産技術研究所 特任教授 / NOIZ、gluon

 1972年、千葉県出身。1996~2000年、安藤忠雄建築研究所、2002~2006年、SHoP Architects(ニューヨーク)を経て、2007年より東京と台北をベースに建築デザイン事務所 NOIZ を蔡佳萱と設立、2016年に酒井康介が加わる。2020年、ワルシャワ(ヨーロッパ)事務所設立。2017年、「建築・都市×テック×ビジネス」をテーマにした領域横断型プラットフォーム gluonを金田充弘と設立。コンピューテーショナルデザインを積極的に取り入れた設計・開発・リサーチ・コンサルティング等の活動を、建築やインテリア、都市、ファッションなど、多分野横断型で展開している。2025年大阪・関西国際博覧会 誘致会場計画アドバイザー(2017年~2018年)。建築情報学会副会長(2020年~)。大阪コモングラウンド・リビングラボ(2020年~)。一般社団法人Metaverse Japan 設立理事(2022年~)。2021年より東京大学生産技術研究所特任教授。

南塚 真史 氏 NANZUKA UNDERGROUND

1978年東京都生まれ。早稲田大学美術史学科卒業。同大学芸術学修士課程に進んだ後、2005年渋谷に「NANZUKA UNDERGROUND」を設立。現在は、2021 年6月に渋谷区神宮前に移転したフラッグシップギャラリー「NANZUKA UNDERGROUD」の他に、渋谷PARCO内にあるセレクトショップ内ギャラリー「NANZUKA 2G」や、2021年に鮨レストランとギャラリーとの異業種コラボレーションスペースとしてオープンした「3110NZ by LDH Kitchen」の展示企画を行う。開廊以来、純粋芸術の枠組に捉われず、田名網敬一、空山基、山口はるみといった商業芸術の分野で活動してきた日本人アーティストを発掘。同時に、ビジョンを共有する70年代生まれのモリマサト、ハロシ、佃弘樹、ダニエル・アーシャム、ハビア・カジェハといったオルタナティブなフィールドで活動する国内外の新進作家を取り扱っている。

  • 関連イベント – Social Innovation Week 11/10(土)17:20〜

DIG SHIBUYAの開催に向けて、11/10(土)から渋谷で行われる、多様で多視点なアイデアに出会い、新たなアクションにつなげるソーシャルイノベーションの祭典「Social Innovation Week 2023」でセッションを行います。あらゆるクリエイティブやアートを街全体とからめ、テクノロジーの力を取り入れることで、どのように渋谷をさらにアップデートできるか。また“クリエイティブ”な人々が集うことで、街にどのような影響があるのか?審査で一位通過だった、Lived Montage Project 村本剛毅氏、審査員からNANZUKA代表の南塚真史氏を迎え、ディスカッションします。

  • DIG SHIBUYA 2024 開催概要

●正式名称:DIG SHIBUYA 2024 (ディグシブヤ)

●開催日程:2024年1月12日(金)から1月14日(日)の3日間

●開催場所:渋谷公園通り周辺エリア、代々木公園ケヤキ並木、渋谷区立北谷公園、などの公共スペースや
      周辺のギャラリースペース、Spotify O-EAST他

●参加費用:無料(ただし、一部のプログラムは有料)

●主催:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会

●共催:渋谷区

●後援:一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン

●助成:令和5年度日本博2.0事業(補助型)(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)

●アート企画・回遊施策企画(FUN FAN NFT提供):スタートバーン株式会社

● URL:https://digshibuya.com

● instagram:https://www.instagram.com/digshibuya/

  • SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会 概要

渋谷にある150を超える文化・エンターテインメント施設を区の文化的な資産として位置づけ、Web3など先端技術を取り入れた施策を実施支援することで、その魅力を国内外に伝え、文化・観光・産業活性化を図ることを目的につくられた実行委員会。クリエイティブ産業を渋谷から盛り上げていく視点を持ち、今回のオフィシャルイベントの他、海外から誘致したイベントなどを通して、区民・来街者が、気軽にアートや最新テクノロジーに触れる機会を創出し、発信しています。

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