- 2023-12-7
- 旅行 プレスニュース
〜県内100名以上の作家や工房の作品約8,000点を揃え、沖縄の工芸を世界に発信〜
リリース発表日:
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沖縄の工芸を世界へ
「Dear Okinawa,」は「沖縄と世界の人たちの生活を繋げる」をコンセプトに、国内外各地を結ぶ沖縄の玄関口、那覇空港で運営します。店名につけられた「Dear」には、「沖縄固有の文化や自然、暮らしの営みをうつした手作りの品を、自分や大切な人の贈り物として持ち帰ってもらうことで、日常を少しでも豊かにするきっかけにしてもらいたい。」という思いが込められています。店舗は訪れた人が沖縄の自然を感じながら、沖縄のクリエイターが手掛けた様々な工芸品を愛でるミュージアムショップのような空間となっています。
商品販売にとどまらず企画展など様々な活動を通して、沖縄の工芸品市場の拡大と県内産業の振興に貢献することを目指します。
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店舗概要
・営業時間 8:00〜19:00 ※営業時間は変更することがございます。
・店舗場所 那覇空港旅客ターミナルビル 2階YUINICHI Street内
・住所 〒901-0142 沖縄県那覇市鏡水150
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「Dear Okinawa,」の特徴
1 沖縄全域100名以上の作家・工房から集めた約8,000点以上の品揃え
陶器・ガラス・シーサー・紅型・アクセサリー・食品など、沖縄本島に留まらず各離島から集めた100以上の作家や工房の商品約8,000点を取り扱っています。どの商品も、作り手自身が沖縄とのつながりを大切にしながら生み出されたものであり、手に取った人が沖縄の自然や人の営みを感じられるものとなっています。
2 沖縄に根付き活動するクリエイターによる沖縄の生活文化を感じられる店鋪
店鋪デザインと設計は沖縄を舞台に活躍する藤田俊次氏(GARB DOMINGO)と店舗設計は徳嶺吉紀氏(WRENCH)。外観には、沖縄らしいコンクリート建築のエッセンスを取り入れ、モダンで洗練されたデザインに仕上げました。正面の商品棚は、店舗を訪れたお客様に良い運気をもたらすようにと、沖縄の伝統建築で魔除けとして用いられる「ヒンプン」をイメージしています。
3 自然との距離が近い沖縄の植物と空を取り入れた内装
店内中央には、グリーンコーディネーター新城圭吾氏(PLANTADOR)監修による、オオタニワタリなど沖縄らしい観葉植物の生木を植えた箱庭を配置し、沖縄ならではの多様で豊かな自然を表現しています。さらに、箱庭を囲むように配置された商品棚には、草花や海をモチーフにしたやちむんや琉球ガラスなどをはじめとする、沖縄の自然と深い結びつきを持つ工芸品がディスプレイされています。
また、沖縄県内では初となる、青空を表現できるLED照明器具「misola」(※1)を店舗内に導入しました。窓のない室内でも沖縄らしい青空を感じることができ、訪れた人が明るい気持ちでお買い物を楽しめるように演出します。
※1 「青空照明」「misola」は、三菱電機株式会社ならびに三菱電機照明株式会社の登録商標です。
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【主な取扱作家・工房】
・陶器
アトリエクッチャネ・育陶園・井口工房・今村能章・陶房大政・casaVIENTO・こむ工房・
螢窯・高江洲陶器・datta.沖縄南の島陶芸工房・土から生まれた僕たち・土工房陶糸・陶眞窯・十九
三窯・本田星陶所・幸陶器
・ガラス
ENTRO glass studio・glass32・琉球ガラス工房海風・ガラス工房うみのおと・ガラス工房清天・ガラス工房ブンタロウ・ ほか
・シーサー
井口工房・育陶園・島次郎工房・十九三窯・ニャン山・宮城光男・湧田陶器 ほか
・布物(染物、織物)
新垣優香・飯沼小夏・いしみね工房・イチグスクモード・カタチキ・紅型だいだい・中西敏也・機織り工房しよん ほか
・アクセサリー
アトリエひと匙・Oasis Bazaar・KU-accessory・qulias・seek aseed・chinen chinen ほか
・食品
atelier cafe bar 誠平・Avance・池原酒造・いまいパン・OTW・カフェプラヌラ・くがに菓子本店・シマノワ・TIMELESS CHOCOLATE・南西食堂・農水苑・ノイベナ農園・HYGGE・みちたけ丸・南野糖業・ゆうな物産・One Spirit ほか
・コスメ
Kasaneiro Soap・Sunny Time・ZYPRESSEN・marèe・La Cucina ほか
・文具
コキヒシュゲイブ・HAYATO MACHIDA・へんな優・吉田千呂留 ほか
・民具
種水土花・Sonda Studio ほか
・小物
ハマダ豆丸・FUJISAN FACTORY・MEGU WAZOUSKI ほか
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背景
鎌倉に本社を置き、地域に根ざし、地域に開いた企業活動を行っているカヤックは、地域固有の魅力を資本と捉えた「地域資本主義」という考えを発信しています。これまで培ってきた地域活性の知見や経験、さらにアイデアやクリエイティブ力で、新たな観光資源を見つけ出したり移住の促進や関係人口の創出をしたりなど、盛り上げるお手伝いをしてきました。2021年には沖縄県石垣市にて子会社「カヤック・ゼロ」を立ち上げ、「島から、世界を面白く」をコンセプトに石垣島の魅力を発信しています。
「Dear Okinawa,」は、2019年にネイティブ株式会社により開業されました。2022年にNativがカヤックグループへジョインしたことに伴い、この度移転をしカヤックが新店舗をオープンする運びとなりました。観光需要が高まり沖縄への観光客が増えてきた今(※2)、この度の開店をきっかけに、国内外から訪れる人々に沖縄独自のローカルの魅力を伝えファンを創出することで、沖縄を盛り立てていくお手伝いができればと考えています。
(※2)令和5年度上半期の国内観光客累計は令和元年度に対して98.3%でコロナ禍前と同水準まで回復している。海外観光客も令和4年10月の水際対策の緩和をきっかけに今後も増加の傾向と予想される。
参考:「令和5年度上半期 沖縄県入域観光客統計概況」https://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/kankoseisaku/kikaku/statistics/tourists/documents/r5-4-9.pdf
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参考:「Dear Okinawa,」をつくる人たち
「人、もの、感性、すべてにおいて沖縄もの(うちなーむん)にこだわった店舗づくり」
工芸品セレクトショップの店舗づくりはカヤックで初めての経験でした。世界中から訪れる人々に沖縄ならではの魅力、そして暮らしや日常の感性も含めて伝えたい想いから、デザイン・設計・植物や照明などのインテリア・商品など細部まで沖縄を表現すべく、クリエイターとして店舗づくりにかかわる人もすべて沖縄に根付く生活者であることにこだわりご一緒しました。
・事業プロデュース:
綿引啓太
面白法人カヤックにおいて、ゲーム「ぼくらの甲子園!ポケット」のプロデューサー、ゲーム事業部長を経て、現在はアライアンスマネージャーとして主にM&A先や業務提携先の開拓に従事。近年、沖縄の工芸文化とそこに携わる人々と出会い、その魅力に惚れ込む。「Dear Okinawa,」を舞台に、地域やジャンルを超えて人や会社を繋げることで新しいチャレンジを生み出そうと奮闘中。
倉重宜弘
シンクタンクを経て、2000年よりデジタルマーケティング専門のベンチャーに創業期から参画。2012年に北海道の地域観光メディアを立ち上げたのをきっかけに、沖縄、瀬戸内などでも地域観光メディアを手掛る。2016年に地域マーケティング専門企業「ネイティブ株式会社」を起業し独立して全国で観光や移住促進に関わる事業を展開。2023年5月にM&Aにより面白法人カヤックに合流。ちいき資本主義事業部の事業部長として、まちづくり・地域振興に関する新規事業開発、商品開発事業などを手掛けている。
・ディレクション:
宮島修
都内で音楽業界に携わった後、沖縄へ移住。観光事業の映像化やコンテンツ配信の経験から、沖縄に根付いたクリエイターとの幅広いネットワークを持つ。「Dear Okinawa,」の開業では人脈と柳のような身のこなしでデザインディレクションと関係事業者との調整に奔走。
・MD/バイイング/店長:
吉川裕子
埼玉県生まれ。都内外資系ホテル勤務を経て、7年前に沖縄本島へ移住。リゾートホテルでのスーベニアやオリジナル商品開発に携わり、離島を含めた県内作家とかかわりを持つ中で、その魅力の虜となり「Dear Okinawa,」へ参画。つながりを大切にしたMD、バイイングを心掛け、店長としてSHOP運営全体を取り仕切る。
・店鋪デザイン:
藤田俊次
東京生まれ。2009年、東京から沖縄へ活動拠点を移し、「中継地点・沖縄」をキーワードにした店舗「GARB DOMINGO」を運営。人やモノ、街が繋がる”きっかけ”づくりのために、生活徒歩圏内にある飲食店やグロサリーなどの店舗デザインやパッケージ・ロゴデザインなどを手がける。現在は、活動エリアを徐々に拡大し、新たな繋がりを構築している。
・店鋪設計:
徳嶺吉紀
沖縄県石垣市生まれ。東京の施工会社にて、店舗や商業施設の設計、施工監理に携わった後、2002年に帰沖。デザイン事務所、インテリアセレクトショップの設計室勤務を得て2011年に、沖縄県を拠点に活動する商業施設のデザインをする事務所WRENCHを設立。商業施設の設計デザインを中心に、訪れる「人」を中心とした空間作りを心がけている。家具を製作するように細部までこだわった空間作りを提供する。2019年に株式会社レンチとして法人化。家具を組み立てるときに使用する工具「六角レンチ」が社名の由来。
・グリーンコーディネート:
新城圭吾
株式会社PLANTADOR代表。沖縄県那覇市生まれ。幼少より夢見たサッカー選手を目指し18歳でブラジルへ渡る。帰国後、花・植物の世界へ飛び込み、「花屋Ru-ga」で植物についての基礎・応用を学び、2009年に独立。Landscapeをはじめとする、植物を飾る・魅せるをひとつのスタイルや価値観にとらわれることなく、常に新しい事に挑戦し心掛け活動中。ヴィクサーレ沖縄FCジュニアユースコーチも務める。
https://www.plantador-okinawa.com
・事業アドバイザー:
原岡知宏
2003年中川政七商店入社。生活雑貨事業の生産およびMD管理体制、卸販売部門のマネジメント・展示会、全社ガバナンスを構築。2017年日本工芸産地協会の設立に参画、翌年中川政七商店を退社し協会理事として活動する。経営者、行政との調整、交流を経て、2021年には全国から工芸体験を集める日本工芸産地博覧会を開催し約2万人が訪れた。合同会社Tyd代表として工芸メーカーの経営コンサルティングにも従事。2019年より支援する育陶園(那覇市壺屋)を通じた沖縄の文化、工芸の商業的発展への貢献に強くコミットする。
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オンラインショップ情報
オンラインショップでは「Dear Okinawa,」で取り扱っている商品をいち早くご覧いただけます。沖縄で暮らしながら作品を生み出す作家さんや工房などのつくり手の思いを知れるインタビュー記事もございます。
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株式会社カヤック概要
既成概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。社員の9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を行なっています。
設立 :2005年1月21日
代表者 :代表取締役 柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜
所在地 :神奈川県鎌倉市御成町11-8
事業内容 :日本的面白コンテンツ事業
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