せとうちDMO/西岡邸合同会社への観光ファンドによる投資決定

岡山県倉敷市美観地区に古民家を再生したオーベルジュ型宿泊施設を開発

せとうちDMO(※1)を構成する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション(広島県広島市 代表取締役 田部井智行、以下SBC)は、岡山県倉敷市において古民家を宿泊施設として改修及び増築を行う西岡邸合同会社(東京都中央区 代表社員 Nishioka Holdings一般社団法人)への投資を決定しました。株式会社せとうち観光パートナーズが管理運営する「せとうち観光活性化ファンド(※2)」を通じた投資となります。

本件は、岡山県倉敷市の倉敷美観地区内にある閉館済みの旅館を宿泊施設として再生するプロジェクトです。倉敷美観地区にある貴重な観光資源を活用し、地域の魅力を再発見するオーベルジュ型宿泊施設の開発を目指します。

倉敷美観地区は、1979 年に倉敷川畔伝統的建造物群保存地区の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。対象物件周辺には 1930 年に建てられた⽇本最初の⻄洋美術館⼤原美術館や日本で2番目に開設された民藝館である倉敷民藝館、1888 年に代官所跡地に建てられた旧倉敷紡績⼯場の建物を改修・再利⽤した観光施設倉敷アイビースクエア等もあり、岡⼭県内有数の観光スポットとなっています。

本件は質の⾼い「⾷」の提供という魅⼒によって国内外からの集客を図り、⽇本の伝統的な美的感覚を落とし込んだデザインや周辺施設等との連携により、新たな宿泊需要の創出を目指します。

SBCは、本施設の開発により、倉敷市を訪れる観光客の滞在時間の延長、消費拡大を期待し、各種プロモーションや地域周辺事業者との連携を支援してまいります。

※1 せとうちDMO

官民が参画する一般社団法人せとうち観光推進機構と金融機関・域内外の民間企業が参画する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションで構成。DMOはDestination Marketing/Management Organizationの略。観光需要の創出と商品やサービスの供給体制の強化を行いながら、多様な関係者とともに持続可能な観光地域づくりを推進している。

※2 せとうち観光活性化ファンド

瀬戸内地域7県(兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県)の地方銀行および株式会社日本政策投資銀行と株式会社海外需要開発支援機構の出資により組成。瀬戸内ブランドコーポレーションは、せとうち観光活性化ファンドを活用した資金調達や事業者支援の決定・実行を行い、せとうち観光パートナーズは、せとうち観光活性化ファンドの管理運用を行う。

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