JR西日本/JR西日本と南海電鉄が関西空港駅にて「ユーザデバイス操作型AI案内システム」の共同実証実験を実施

 西日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:長谷川一明、以下「JR西日本」)と南海電気鉄道株式会社(代表取締役社長:岡嶋信行、以下「南海電鉄」)は、共通使用駅である関西空港駅において、2024年1月11日から、「ユーザデバイス操作型AI案内システム」の共同実証実験を開始します。

 2023年11月の関西空港駅での乗降客数は、新型コロナウイルス感染症流行前の2019年同月の実績を上回る結果となっております。本システムにより、関西・西日本の玄関口として、より安全・安心・快適な駅環境をお客さまに提供していくことを目指します。

 今回の実証実験では、設置システムに表示されるQRコードをお客さまのスマートフォンで読み込んでいただき、スマートフォン上で、様々な言語でお客さまが質問を入力することができます。そのため、システム台の前で混雑することなく、多くのお客さまにご利用いただけます。

期間中に得られた実証結果については、今後のお客さま案内におけるAIの機能向上に活用し、更なる案内業務の向上に努めてまいります。

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

ユーザデバイス操作型AI案内システムの実施概要

(1)実施期間

2024年1月11日(木)~2024年3月27日(水)

 

(2)稼働時間 

5時30分~23時00分

 

(3)設置システムのイメージ

(4) 使用方法

お客さまのスマートフォンで操作ができます。入力内容に応じてAIアシスタントから文字と発話を通して、駅構内の案内や周辺施設、乗り換え情報等をご案内します。

お客さまのスマートフォンを使用するため、システム前で混雑することなく、ご利用いただけます。

(5) 設置場所   

①    関西空港駅改札内(JR西日本)
➁ 関西空港駅改札外(南海電鉄)

(6)対応言語 

16か国語以上

※日本語、英語、中国語、韓国語など様々な言語での入力が可能です。

回答は日本語・英語のみです。

(7)案内項目 

乗換案内、駅構内や駅周辺の案内、ICカードに関する情報等

※文章で案内できない内容やより詳細な情報については、URLへの遷移で、ご案内します。

(8)QRコードポスターについて

設置システムに表示されるQRコードをポスターでも掲出します。QRコードを読み込んでいただくと、同様の案内システムを利用することができます。窓口までの並ぶ場所に設置するため、窓口に並んでいる間にお困りごとを解決していただけます。

※JR西日本 関西空港駅においては、QRコードポスター型 AI案内システムは実証実験期間以降も、継続して実施予定です。

JR西日本
南海電鉄

(9)製造元

株式会社JR西日本テクシア

参考 JR西日本、南海電鉄におけるAIに関する取組状況、プレスリリース

【西日本旅客鉄道株式会社】

・お客さまのシームレスな移動をサポート!大阪駅(うめきたエリア)に近未来の案内サービスを実装!~みどりの券売機プラス+AI、AI 案内ロボット、視覚障がい者向けナビゲーションシステム「shikAI」~(2023年1月18日)

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230118_00_press_umekita%20.pdf

【南海電気鉄道株式会社】

・難波駅におけるAIを活用した「非接触」でのお客さま案内 実証実験の開始について(2021年7月1日)※現在も実証実験中ですが、設置場所や機能などの内容に変更がございます。

https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/210701_1.pdf 

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