- 2024-1-11
- 旅行 プレスニュース
心あたたまる写真 心に染みる写真 植田正治生誕110年記念「植田正治と塩谷定好」開催のお知らせ
島根県立美術館では、植田正治生誕110年記念「植田正治と塩谷定好」を開催いたします。山陰に生まれ、山陰で生涯を送り、山陰を舞台に写真を撮り続けて、国際的な評価を浴びた写真家・植田正治(1913-2000)と塩谷定好(1899-1988)。今年度は植田正治生誕110年記念の年となります。
写真をはじめたばかりの若き日の植田にとって、写真雑誌の月例題賞で全国1位になるなど目覚しい活躍をする塩谷定好は、神様のような存在でした。山陰の海辺や村々、素朴な人々と子供たちの笑顔、こよなくこの地を愛したふたりの作家ならではの作品群は、見る者の心に染みていきます。
掲載した2点の作品は、植田と塩谷、それぞれの娘を撮影したものです。日本の芸術写真を代表する塩谷とモダニスムを代表する植田。身近な被写体を愛情込めて映し出すふたりの巨匠の作品を、出雲神話の地を写した作品も含め約 100 点ご紹介します。
-
開催概要
展覧会名/植田正治生誕110年記念「植田正治と塩谷定好」
会期/2024年1月18日(木)~4月15日(月)
休館日/火曜日
観覧料/一般300円、大学生200円、高校生以下無料
会場/島根県立美術館 展示室4
開館時間/【1・2月】10:00~18:30 【3・4月】10:00~日没後30分(展示室への入場は閉館時刻の30分前まで)
-
美術講座
講師/蔦谷典子(当館主任学芸員/本展企画者)
日時/2024年2月24日(土)14:00~(13:30開場/約90分)
会場/島根県立美術館 ホール(190席/当日先着順)
演題/「植田正治生誕110年記念 植田正治と塩谷定好」(仮)
聴講無料
-
みどころ
1.植田正治も塩谷定好も、生涯山陰で暮らし、山陰を舞台に作品を制作しました。山や海、心あたたかな人々など、私たちにとっても身近な風物が、実に豊かな作品となってその良さを再発見させてくれます。
2.絵のような写真「芸術写真」が一世を風靡した大正末から昭和初期、その代表となる写真家が塩谷定好でした。塩谷に憧れ、写真の道を歩んだ植田正治も、この芸術写真から出発しています。その後、次世代の「モダン・フォトグラフィ」へと没頭していくこととなるのです。
同じモティーフを撮影しても、ふたりの共通しているところと、異なるところを比較して、お楽しみください。
3.ふたりの写真家が、出雲神話の地を撮影した写真を展観します。植田正治の《出雲》《松江》
は、特別出品いただいた作品で、初めての展観となります。
-
展覧会構成
第一章 家族の肖像
植田正治も、塩谷定好も身近な生活のなかの心情を大切にしました。日々の暮らしで触れ合う家族や近所の人々、海や山などの自然を、こよなく愛して写真にしました。家族の肖像からは、その愛情が伝わってきます。
ふたりの属した「日本光画協会」は、この身近な生活感情を重視する作風を特色としていました。両者は後年までも、そうした作品を作り続けています。
第二章 海辺の光景
空と海と砂浜。その広がりは、花曇りの日に写すと、均質な淡いグレーの写真に仕上がります。砂浜は、遠近感を失わせます。遠くの人は小さく見えますが、その距離を感じさせないのです。その砂のマジックを使って、植田も塩谷も名作を生み出しています。
美しい海辺の続く山陰。その自然の舞台を生かして数々の写真を映し出してきました。
第三章 出雲神話の地
出雲の地には、古代の神話が息づいています。山河に、地名の由来に、農耕生活の風習に、『出雲風土記』に語られた出雲神話の名残が残るこの地を、二人の写真家は映し出しています。とりわけ、植田正治は、出雲をライフワークと考え、くまなく巡っていきました。
今回、特別出品として、植田正治の《出雲》《松江》を展観します。
※画像を掲載される際は必ずキャプションを付けてください。
高級ホテルに無料で泊まれる
\もれなく”ヒルトンゴールド会員”/
ヒルトンに年間40泊以上しないと取得できない高嶺の花「ヒルトンオナーズゴールド会員」にもれなくなれることで評判のヒルトンアメックスカード。
期間限定でヒルトンアメックスプレミアムの入会キャンペーンが開催中です。宿泊無料や朝食無料、お部屋のアップグレードなどの特典によりコンラッドやヒルトンなどの高級ホテルがお手頃に利用できます。
\期間限定 特典 大増量中/
▼詳しくはこちら▼
2025年1月29日まで開催中
ヒルトンアメックスのキャンペーン