ホテル・旅行のニュースリリース・情報

文化や習慣の違いにより、日本人にとっては当たり前のマナーでも、外国人旅行者にとってはそうとは限りません。高山市では、こうした外国人旅行者に日本の文化や風習への理解を促し、より飛騨高山での滞在を楽しんでいただくためにマナー啓発動画を作成し、令和6年1月4日より公開しています。

https://www.youtube.com/watch?v=HY7yxr98ZsU

高山市は、昭和61年にいち早く国際観光都市宣言をし、昨今の人口減少と少子高齢化、市内経済及び国内市場の縮小という背景を踏まえ、30年以上にわたりインバウンド観光に精力的に取り組んできました。また、行政と事業者が官民一体となって、60年以上にわたって国内も含む観光施策に取り組んできたという歴史があります。その積み重ねにより、平成31年・令和元年には、過去最高の61万2千人もの外国人旅行者が訪れました。

コロナ禍により落ち込んだ観光客数も、令和5年5月に新型コロナウイルスが5類に移行してから徐々に回復し、観光名所である「古い町並」も国内外からの多くの観光客で賑わうようになりましたが、コロナ禍前より文化や習慣の違いから、外国人旅行者の交通ルール遵守やごみのポイ捨てなどの公共マナーについて、市民からの苦情も少なくありませんでした。

そこで、市は、市長からのウェルカム・メッセージや高山市と周辺エリアの魅力、アクセス方法の紹介、伝統文化や美しい自然など住みやすい環境の保持、各種ルールの遵守のお願い（マナー啓発）などを説明した約5分の英語の動画を作成しました。動画は市の多言語ウェブページ・市公式YouTubeでの掲載や散策マップにQRコードを貼付する他、海外プロモーションなどでの活用を予定しています。

冒頭には英語が堪能な田中明高山市長も出演し、飛騨高山を訪れた観光客へ歓迎の言葉や、高山市魅力などを説明していますので、是非ご覧ください。

これからも、外国人旅行者に日本の文化を理解しマナーを守って楽しく飛騨高山で過ごしていただくと共に、市民も快適に過ごせる観光まちづくりを目指します。

【本件に関するお問い合わせ】

高山市役所観光課

住所：〒506-8555

　　　岐阜県高山市花岡町2丁目18番地

電話：0577-35-3346

FAX：0577-35-3167

メールアドレス：osd@city.takayama.lg.jp