明和観光商社／三重県内初・さかさま不動産めいわ支局を開局します

2024-1-16
旅行プレスニュース

〜空き家の利活用で伊勢街道の賑わいづくりを〜

明和町の観光地域づくりを推進する一般社団法人明和観光商社（本社：三重県多気郡明和町、以下明和観光商社）は、株式会社On-Co（本社:三重県桑名市、以下On-Co）が取り組む物件を借りて挑戦したいことがある人の想いを可視化して貸主を募集するサービス「さかさま不動産」にて三重県初となるさかさま不動産めいわ支局を立ち上げます。
つきましては、1月28日(日)に明和町にて開局イベントを実施いたします。伊勢街道のにぎわいづくりと空き家の利活用の足掛かりとなることを目指します。

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明和町の空き家の64%が伊勢街道の通る斎宮・明星エリアに

　2022年に明和町が行った調査では、明和町全体で349件の空き家があり、そのうち224件が伊勢街道の通る斎宮・明星地区となっています。

明和観光商社では、2020年には観光地域づくりの視点で明和町の空き家の利活用を推進する計画を策定しており、その中で、まず初めに伊勢街道を中心に空き家の利活用を行っていくことを立案しました。2022年には、該当エリアの住民に観光振興の意識調査を行い、2023年には自治会長を含めた伊勢街道のにぎわいづくり検討会を行っています。

質の良いマッチングで伊勢街道のにぎわいづくりの具体的な一歩を

これまでの地域住民とのコミュニケーションや家主さんへのヒアリングで、空き家の利活用には肯定的であることがわかってきました。しかし、「どのように、誰が活用していくのかの具体的なイメージが描けない」ため、家主さんはもちろん明和観光商社にとっても、次の一歩を進められない現状があります。家主さんや近隣住民の方にとっては、誰にでも貸したいわけでなく、また明和観光商社にとっても観光地域づくりの視点で進める空き家の利活用において、ただ、空き家が活用されれば良いと考えてはおりません。

伊勢街道の空き家を活用する持続可能な観光地域づくりで斎宮、外宮、内宮のお伊勢参りを

　明和観光商社では、2021年に設定した伊勢街道のにぎわいを再生し、お伊勢参りの入り口を目指す「神宮ゲートウェイ構想」をブラッシュアップし、より具体的なビジョンの策定を進めています。また、明和町でお店や新たなチャレンジをしたいという声も集まりつつあります。

今回のさかさま不動産めいわ支局開局※1で、伊勢街道のにぎわいづくりの担い手を誘致し、貸主・借主、地域に納得感のあるマッチングの実現を目指します。

そして、明和町内で空き家活用の流れを浸透させ、斎宮、外宮、内宮のお伊勢参りを見据えた持続可能な観光地域づくり※2を推進していきます。

※1さかさま不動産は、空き家の情報ではなく「借りたい人」の情報を開示してマッチングをするサイトです。従来の仕組みを逆にすることで、「貸す人は選びたい」「家情報を公開せず借り手を探したい」と考える潜在的空き家の所有者へのアプローチや、チャレンジ精神を持つ人を地域に誘致することが可能となります。

※2持続可能な観光地域づくりとは、「訪問客、業界、環境および訪問客を受け入れるコミュニティーのニーズに対応しつつ、現在および将来の経済、社会、環境への影響を十分に考慮する観光」です。

開局イベントについて

日時：2024年1月28日（日)｜13：00～15：00

場所：みのりや（三重県多気郡明和町斎宮579）

内容：①On-Coによるゲストトーク ②支局開局の背景 ③やりたい想いプレゼン ④交流会

対象：まちづくりに関わる人、大家さん、明和町で何か始めたい人、空き家活用希望者等

ゲスト：株式会社On-Co 水谷岳史・太田憲明・奥田啓太