- 2024-1-30
- ホテル プレスニュース
2024年3月1日(金)2024年6月30日(日)の期間限定
東京の“今”の躍動感や波長と共鳴し、五感を魅了する数々のこだわりでお客さまをお迎えするクリエイティブなホテル『メズム東京、オートグラフ コレクション』(港区海岸1-10-30/総支配人 生沼久)は、昨年出版80周年を迎え、今なお世界中の人々に愛され続ける名作『The Little Prince(邦題:星の王子さま)』の世界観を料理に仕上げたランチ&ディナープログラムを、ホテル16階のビストロノミースタイルのフレンチレストラン「シェフズ・シアター(Chef’s Theatre)」にて、2024年3月1日(金)~2024年6月30日(日)の期間限定で提供いたします。
『The Little Prince(邦題:星の王子さま)』は、フランス人の飛行士・小説家アントワーヌ・ド・サンテグジュペリの作品として1943年にアメリカで英語とフランス語で出版されました。作品は、ポエティックでありながら哲学的なストーリーとして名高く、世界で愛読されているフランスの小説です。彼自身がイラストを描き、飛行士としての様々な体験をもとに作られた物語は、「目に見えるものと見えないもの」、「大人と子供」、「愛情と友情」、「質問と回答」、「喜びと悲しみ」など物事が持つ逆説的な二面性を表現しています。
今回メズム東京は、半世紀以上経った今でも世界中の人を魅了しつづける物語を五感でお楽しみいただけるランチ&ディナープログラムをご提供します。
シグネチャープログラムは、この27章からなる物語から抜粋した前半をランチ、後半をディナーで再現し、ランチとディナーを合わせると一つの物語が完成します。主人公の飛行士が砂漠に不時着して小さな王子と出会い、地球にたどり着くまでの王子の出会いと旅を描いた様々な場面をランチプログラムにしました。 ディナープログラムは、王子の地球で出会いと感動的な結末までを表現しています。
クリエイティブディレクターとキュリナリーチームが何度も試作を重ね作り上げた料理は、世界観を表現したデザインだけでなく味にも強くこだわり完成した渾身のプログラムです。
劇場をコンセプトにした「シェフズ・シアター(Chef’s Theatre)」にて、物語の世界観と共に料理をご堪能下さい。
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ランチプログラム
■ アミューズ
【第1章:諦めた夢】
白身魚/イエロートマト/イエローパプリカ
物語の冒頭は、「ぼく」が幼い頃に描いた「象を飲み込んだ大蛇ボア」の絵について語り始めます。大人たちは絵を帽子と勘違いし、「ぼく」の作品に理解を深めることはありませんでした。幼い「ぼく」は落胆し、絵画家の夢を諦め操縦士になる決意をします。
アミューズは、マリネした白身魚を燻製し、ケッパー、エシャロット、ハーブなどを使用したドーム状のタルタルをイエローパプリカとグレープフルーツジュースを合わせたシート状のゼリーで覆い、イエロートマトをベースにしたムースでアクセントをつけて、「象を飲み込んだ大蛇ボア」を表現しました。
■ オードブル
【第2章:王子さまとの出会い】
砂肝/茸/根菜
操縦士となった「ぼく」は、ある日サハラ砂漠に不時着します。翌日「ぼく」は1人の少年と出会い、彼がとある小惑星から地球へやってきた王子であることを知ります。
オードブルは、食感が楽しい蓮根のピクルス茸のマリネをブイヨンで煮込んだ根菜(牛蒡、大根、玉葱)の上に、砂肝のコンフィとポーチドエッグをトッピングしたリヨネーズ風サラダ。軽く仕立てたキノコのピュレでサハラ砂漠をイメージしました。
■ メイン (魚)
【第3章:王子さまの故郷】
カジキ/ビーツ/香草
王子の星は、3つの火山、根を張って星を割くほど巨大になるバオバブの芽と、別の星から来た1輪の美しいバラの花が咲いており家ほどの大きさしかありませんでした。ある日、王子は丁寧に育てていたバラの花と言い合いに発展し、他の星の世界へ旅に出ることを決意します。
魚のメインディッシュは、低温調理したカジキに酸味の効いたラヴィゴットソースとコクのあるノアゼットソースをかけて、味のバランスを整えました。サイドには、マッシュポテトにビーツパウダーを振りかけ、王子が大切にしていた一輪の美しいバラの花を立体的に再現しました。
■ メイン (肉)
【第4章:6つの惑星】
氷室豚/ヘーゼルナッツ/ラビオリ
王子は6つ小惑星を訪れます。惑星では、自分の体面を保つことに執着する王、賞賛の言葉しか受け入れない自惚れ屋、酒に溺れる呑み助、星の所有権を主張する実業家、1分ごとにガス灯の点火と消火を行う点燈夫や自分の机を離れたことがない地理学者など、多くの人に出会います。そして、王子は6つ目の惑星で出会った地理学者に勧められ、地球へ向かうことを決意したのでした。
ローストした氷室豚にヘーゼルナッツのクルートをのせた肉の旨味とナッツの香ばしさの相性が良い一品。ズッキーニ・キャロット・レッドパプリカ・イエローパプリカ・ビーツ・セロリラブを使用した6種類のソースでプレートを彩り、6つの惑星をイメージしました。
■ デセール
【第5章:地球への到着】
ラズベリー/ライチ/ローズ
王子は地球の砂漠に降り立ち、ヘビと出会います。地球では、王子の惑星にはない高い火山や、数千本のバラの群れと出会いました。王子は、自分の愛したバラがありふれた花だったことを知り、落胆します。
ラズベリーフレイバーのチョコレートで花びらを作り無数の薔薇を表現。カルピス風味のラズベリームースを土台に中にローズソースを加え、イスパハン(ラズベリー、ライチ、ローズ)クリームを絞りナイフで割ると中からクーリーが出てくる仕組みです。
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ディナープログラム
■ アミューズ
【第6章:特別なバラ】
オマール海老/貝/空豆
落胆して泣いている王子の前にキツネが現れ、王子が遊んで欲しいとお願いします。しかし、キツネは仲良くなれないと断り、「仲良くなる」とは、『あるものとそのあるものが同じ形をしていても全く違う感情を抱くことができること』と言いました。王子は、世界には多くのバラがあろうとも、自分が美しいと思い、精一杯の愛情をかけ世話をしたバラは愛おしく、自分にとって一番の特別なバラなのだと悟ります。
アミューズは、火を入れたオマール海老にフランボワーズとビーツのゼリーを添えてバラに仕立てたもの、蛤を大葉とマコモタケで巻いた青海苔のベニエ、タルト型の器にマリネした空豆置きアクセントとしてアンチョビと玉葱のエスプーマとチーズトッピングしたサラダ仕立て、ハーブが香る豚のリエットを白ポルトゼリーで仕上げたもの、全4種です。
■ オードブル
【第7章:大切なものは目に見えない】
鮮魚/キャビア/青トマト
王子はキツネとの別れの時、キツネと「仲良く」なっていたことに気が付きます。耐え難い別れの悲しさに「相手をこんなに悲しくさせるのなら、仲良くならなければよかった」と思いました。王子に対しキツネは「金色の麦畑を見て王子の美しい金髪を思い出すことができたなら、仲良くなったことは決して悪いことではなかった」と答えます。そして別れ際、王子はキツネから「大切なものは目に見えない」という「秘密」を伝えられました。
草原をイメージしたオードブルは、マリネした鮮魚と、三つ葉を混ぜ込んだキヌアを使用し爽やかなサラダ仕立にしました。付け合わせのキャビアと、昆布だしのうまみがつまった青大根のスライスをアクセントとしてお楽しみください。
■ メイン (魚)
【第8章:水を探して】
甘鯛/白魚/香草
「ぼく」は日々飛行機の修理に悪戦苦闘するかたわら、王子の惑星を旅した話について聞いていました。「ぼく」の持ってきていた水は底をつき、砂漠の中にあるはずがない井戸を王子と共に探しに行きます。しかし二人は井戸を発見し、王子と一緒に水を飲みながら王子から、「明日で自分が地球に来て1年になる」と伝えられました。
甘鯛のポワレに白魚をのせて、井戸をイメージした海老と牛蒡のリゾットのクロケットに、砂漠を連想させるパプリカのピュレを使いブールブランのソースで仕上げました。
■ メイン (肉)
【第9章:旅立ち】
黒毛和牛/黒大蒜/季節の野菜
翌日、飛行機の修理が終わった「ぼく」は、王子のもとへ向かいました。黄色いヘビと話をしていた王子は、「この砂漠に来た目的は、1年前と星の配置が同じ日にヘビに噛まれ、身体を置いて自分の惑星へ帰るためだった。」と言いました。別れの予感に悲しむ「ぼく」に王子は、「自分の星に帰るのだから、君は夜空を見上げ、その星のどれかのうえで僕が笑っていると想像すれば良い。きっと星が全部笑っているように見えるはずだ。」 と語り、王子はヘビに噛まれて砂漠に倒れました。
メインは、ジュードブッフをベースとしたソースを添え黒毛和牛のローストに、根菜をコンソメとサフランで調理して黄色いヘビを表現した付け合わせを加え、ミルフィーユに仕立てたフランスの伝統料理グラタン・ドフィノワで王子が座る壁をイメージしました。
■ デセール
【第10章:空を見上げて】
レモン/はちみつ/タラゴン
翌日、王子の身体は跡形もなくなっていました。「ぼく」は、王子が自分の惑星に帰ったと気付き、夜空を見上げました。「ぼく」は、王子の笑顔を思い出すと、夜空は笑顔で満ちているように見え、王子が悲しんでいるだろうと考えると、星々が目に涙を浮かべている表情に見えるのでした。
夜空に輝く星と砂漠を表現。竹炭のクッキー生地の中にハチミツのケーキとパルフェ、レモンのジュレとソース、エストラゴンクリーム。アロエとセロリを触感のアクセントにしました。クッキーを割る時のワクワク感を楽しんで頂けます。
≪”TOKYO WAVES”『星の王子さま』がテーマのランチ&ディナープログラム概要≫
提供期間 |
2024年3月1日(金)~2024年6月30日(日) |
提供時間 |
ランチ11:30~15:00 (L.O. 14:00) / ディナー 17:00~23:00 (L.O. 22:00) 最新の営業時間につきましては、ホテル公式ウェブサイトをご確認ください。 |
提供場所 |
16階レストラン「シェフズ・シアター(Chef’s Theatre)」 |
料金 |
ランチ:6,400円~ / ディナー:12,800円~ |
キャンセル料 |
前日50% / 当日100% |
ご予約 |
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ランチ&ディナー シグネチャー プログラム クリエイター達の紹介
クリエイティブディレクター 小泉堅太郎 (こいずみけんたろう)
関西学院大学在学中にグラフィックデザイナーとして活動開始。主にビューティー・ファッション業界における外資系企業のブランディング、プロモーション、PR活動に従事してきた。2017年経済産業省アウトバウンドプロジェクト『第一回BrandlandJapan』プロジェクトプロデューサーに選出。2019年2月にメズム東京のクリエイティブディレクターに就任。現在はメズム東京のクリエイティブディレクターとして活動中。開業前より、同ホテルのBI(ブランド・アイデンティティ)、VI(ヴィジュアル・アイデンティティ)、アメニティグッズ、アートワーク、各種コラテラル、フード&ビバレッジをデザイン/監修している。
キュリナリーマイスター 隈元 香己(くまもと こうき)
1988年都内フレンチレストランで料理人としてのキャリアをスタート。1993年ホテルメトロポリタン エドモント(現 日本ホテル株式会社)入社。日本人で初めてミシュランの星を獲得した統括名誉総料理長の中村勝宏の薫陶を受け、宴会洋食部門、フレンチレストラン等で経験を積んだ。2014年1月には、フランス料理界の巨匠ジョエル・ロブション氏が審査委員長を務めるフランス料理界の権威あるコンクール「第64回プロスペール・モンタニェ国際料理コンクール」において、日本人として2人目、日本在住の日本人としては初めての優勝の栄冠を勝ち取った。2019年1月メズム東京、オートグラフ コレクション キュリナリーマイスター(総料理長)就任。
【主な受賞歴】
2004年 「第11回メートル・キュイジニエ・ド・フランス“ジャン・シリンジャー杯”
(フランス料理文化センター主催)」優勝
2004年 「トロフェ・インターナショナル・ド・キュイジーヌ・エ・パティスリー
(アカデミー・キュリネール・ド・フランス主催)」(フランス料理の世界大会)優勝
2014年 「第64回プロスペール・モンタニェ国際料理コンクール
(クラブ・ガストロノミック・プロスペール・モンタニェ主催/審査委員長:ジョエル・ロブション氏)」優勝(日本人として史上2人目)
キュリナリーアーティスト 養父直人 (やぶ なおひと)
東京全日空ホテルにてパティシエとしてのキャリアをスタート。その後、都内レストラン、オリエンタルランド アンバサダーホテルを経て、2001年ANAインターコンチネンタル東京に入社、ペストリーシェフとして腕を振るう。2010年より都内スイーツ店にて商品開発や製造などに携わったのち、2017年11月より日本ホテル株式会社入社、ホテルメトロポリタンエドモントのペストリーシェフ就任。2019年10月メズム東京のマスターキュリナリーアーティストに就任。
【主な受賞歴】:
1993年 テイスト・オブ・カナダ ホット部門(チーム)金賞/コールド部門(個人)銀賞
1999年 TVチャンピオン チョコレート職人選手権 準優勝
2001年 ジャパンケーキショウ チョコレート工芸菓子 金賞
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シェフズ・シアター (Chef’s Theatre) について
ビストロノミースタイルのフランス料理を、オープンキッチンのライブ感とともにお届けするレストラン。繊細なシェフの技と東京だからこそ集まる旬の食材を生かし、“シェフの劇場”という名の通り、まるで舞台を観劇するようにストーリーとともに紡がれるフレンチをお楽しみいただけます。日中は浜離宮恩賜庭園の爽やかな緑、夜は都心の煌めく夜景に包まれ、華やかでダイナミックなアートが目を引く空間で、五感で味わう美食体験をご堪能ください。
■席数: 92席 (個室席24席含む) / 個室 3室24席
■営業時間(※):
朝食: 06:30 ~ 11:00 (L.O. 10:00)
ランチ: 11:30 ~ 15:00 (L.O. 14:00)
ディナー: 17:00 ~ 23:00 (L.O. 22:00)
※当面の間は、一部施設につきまして、営業時間および営業内容を変更させていただいております。詳しくは公式ウェブサイトをご確認ください。
【メズム東京、オートグラフ コレクションについて】
“TOKYO WAVES”をコンセプトに、絶えず変化する東京の“今”に根ざしたサービスやコンテンツを展開することによりゲストに新たな発見を提供する、全265室のラグジュアリーなホテルです。2020年4月27日、JR東日本グループによる港区・竹芝の複合施設「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」に開業しました。壮観な東京ベイエリアや歴史ある浜離宮恩賜庭園といった美しい眺望、そして五感にも心地よい刺激を与えるアートや音楽といった、豊かな地域資源と芸術の一体感を活かし、都会のエネルギーとクリエイティビティーが出会う東京のライフスタイルのアイコンを目指します。「Exactly like nothing else(唯一無二)」のホテルとして、マリオット・インターナショナルが展開する「オートグラフ コレクション ホテル」に加盟しています。
【オートグラフ コレクション ホテルについて】
オートグラフ コレクション ホテルはオリジナリティ溢れるホテルを支持し、30以上の国と地域において絶好のロケーションを誇る200軒以上の独立系ホテルそれぞれの個性を大切にしています。ひとつひとつに創設者の情熱が込められ、彼らのビジョンを具現しており、各ホテルがたったひとつしかない特別なもの、「Exactly like nothing else(唯一無二)」となっています。オートグラフ コレクション ホテルは、独自の造りと、デザインやおもてなしに対しての強いこだわりを考慮の上セレクトされ、生涯続くような印象を残す色鮮やかな時間をお届けします。詳細については http://www.autographhotels.com/をご覧ください。また、Instagram(https://www.instagram.com/autographhotels/?hl=en)、Twitter(https://twitter.com/autographhotels?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor)、Facebook(https://www.facebook.com/autographhotels)ソーシャルメディアチャンネルでも情報を発信しており、#ExactlyLikeNothingElseで最高の瞬間の数々をぜひご覧ください。オートグラフ コレクション ホテルは、これまでのマリオット リワード、ザ・リッツ・カールトン・リワード、スターウッドプリファードゲスト(SPG)に代わり新たに誕生したマリオットの旅行プログラム、Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)に参加しています。Marriott Bonvoyは会員の皆さまに並外れたグローバルブランドポートフォリオやMarriott Bonvoy Momentsでの体験、そして無料ホテル宿泊に向けたポイントやエリートステータス昇格に向けた泊数獲得を含む、比類なき特典をお届けします。無料会員登録やプログラム詳細については、https://www.marriott.com/loyalty.miをご覧ください。
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