Carstay/Carstay、能登半島地震 被災地で活動する大手電力会社などの災害支援拠点として、11台のキャンピングカーを貸出、累計提供台数は19台に

キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービス、車両製造・リノベーションなど国内最大級のバンライフ※のプラットフォーム事業を展開するCarstay(カーステイ)株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:宮下晃樹)は、医療機関など被災地を支援する企業や団体をキャンピングカーで支援するプロジェクト「バンシェルター」の一環として、「令和6年能登半島地震」の被災地で、停電の復旧活動を行う大手電力会社、仮設住宅建設に関わる事業者などの作業員向けの“動く休憩・待機・仮眠場所”として、合計11台のキャンピングカーを貸し出しました。Carstayが能登半島地震の被災地に提供した、キャンピングカーの累計台数は19台となり、今後もさらに増える見込みです。

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この度の令和6年能登半島地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに謹んでお見舞いを申し上げます。

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バンシェルター実行委員会は、停電の復旧活動を行う大手電力会社、仮設住宅建設に関わる事業者からの要請を受け、Carstayが運営するカーシェアリングサービスに登録されている500台のキャンピングカーや連携事業者の車両の中から11台を石川県珠洲市、輪島市、穴水町へ移送し、災害支援活動の拠点として貸し出し、配車・設置が完了しました。

石川県輪島市に配車したCarstayのキャンピングカー10台石川県輪島市に配車したCarstayのキャンピングカー10台

石川県輪島市に配車したCarstayのキャンピングカー10台石川県輪島市に配車したCarstayのキャンピングカー10台

電力会社は停電の復旧活動を行う作業員向けに、仮設住宅建設に関わる大手企業の作業員の休憩・待機・仮眠場所としてそれぞれ活用します。

ヤマハモーターパワープロダクツ提供の発電機とCarstayのキャンピングカー10台ヤマハモーターパワープロダクツ提供の発電機とCarstayのキャンピングカー10台

輪島市内では停電が続いていることから、電力会社向けのキャンピングカー10台には、ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社(ヤマハ発動機グループ会社)から提供された小型発電機10台も設置しました。

石川県穴水町岩車の「田舎バックパッカーハウス Station 2」に設置されたキャンピングカー石川県穴水町岩車の「田舎バックパッカーハウス Station 2」に設置されたキャンピングカー

キャンピングカー1台は、穴水町の車中泊スポット「田舎バックパッカーハウス Station 2」に駐車され、併設する自宅のトイレ、シャワー、電子レンジなどを活用し、キャンピングカー内は事務所や部屋、寝室として利用されます。このキャンピングカーのオーナーは岩手県出身で、2011年3月11日の東日本大震災の被災者です。

現在、被災地では県内外から支援活動を展開する作業員向けの宿泊施設が不足しており、今回、被災地に負担をかけることなく災害支援が可能となることから、“動く宿泊施設”として、キャンピングカーを貸し出します。

貸し出す車両は以下のとおりで、冬用タイヤを装着、FFヒーター(暖房)付きの大容量のサブバッテリーを積んだ居住性にも優れたキャンピングカーです。

石川県輪島市への配車途中(輪島市にて)石川県輪島市への配車途中(輪島市にて)

石川県輪島市への配車途中(輪島市にて)石川県輪島市への配車途中(輪島市にて)

<< 参考情報 >>

今回、Carstayでは、能登半島地震の支援団体や自治体からのキャンピングカー貸し出しの要望に応えるため、災害特別事務局を設置しました。Carstayが運営するカーシェアリング・サービスに登録されている500台のキャンピングカーのみならず、キャンピングカー・レンタカー会社と連携しながら、提供可能台数を増やしています。

現在、認定特定非営利活動法人カタリバに3台(こちら)、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンに5台のキャンピングカー(こちら)を貸し出しています。

仕事や旅をしながら生活や人生を送る新たなライフスタイルや車旅「バンライフ」の拠点となるキャンピングカーや車中泊仕様のバンなどの動くことが“可”能な“動産”「可動産」は、固定された家と同じように水・電気・ベッド・トイレ・暖房などを備えた動く快適な空間なので、場所問わず、あらゆる状況下の移動型の一施設として、応用した利活用が可能です。

2020年からの新型コロナウイルス感染症禍、2020年7月の熊本県での豪雨、2021年の静岡県熱海市で発生した土石流災害などの際も、Carstay含むバンシェルター実行委員会は、被災地などに車両を提供し、復興支援に貢献した事例があり、今回の能登半島地震でも同様の支援が求められています。

災害支援車両として、キャンピングカーを貸し出し可能なレンタカー会社・個人の方は専用フォーム(こちら)からお問い合わせください。

また、Carstayのスペース・シェアサービスに登録されている、石川県穴水町岩車(あなみずまち いわぐるま)の「田舎バックパッカーハウス <2>」は、Carstay広報担当の中川生馬(穴水町在住)がホストとして運営していることから、現在、報道機関など向けのスペースとしてオープンしています(こちら)。電気、温水、シャワー、トイレ、インターネットなど利用可能。

奥能登地域(石川県輪島市、珠洲市、能登町、穴水町)では宿泊施設が不足していることから、今回 一時的に「田舎バックパッカーハウス <2>」内のスペースを貸し出しています。利用希望者は、報道関係者向けの問い合わせ先までご連絡ください。

※バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより、“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイル。

■ バンシェルターについて 

CarstayとCarLife Japanが運営するバンシェルターは新型コロナウイルス感染症が拡大する中、医療機関の簡易的な診療、医療従事者の休憩スペースなどの用途で、キャンピングカーを無償レンタルするなど、医療機関を支援するプロジェクトとして2020年4月に発足。これまで約30所の病院に約60台を超えるキャンピングカーを提供しました。今後、モビリティでの支援活動は医療機関だけでなく、水害や震災など災害地支援にも有効活用が可能なため、活動の幅を広げていきます。(https://carstay.jp/ja/vanshelter

■ Carstay株式会社について

Carstay株式会社は「誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」というミッションを掲げ、キャンピングカーのレンタル・カーシェアと車中泊スポットのスペース・シェアリングサービス、車両製造・リノベーションなど、国内最大級の新しい旅と暮らしのライフスタイル「バンライフ」事業を展開する「MaaS(マース)」のスタートアップ企業です。2019年1月に車中泊スポットのスペースシェア、2020年6月にキャンピングカーのカーシェア・サービスを開始。全国各地に車中泊スポットは約340箇所、キャンピングカーシェアの登録車両は約500台です。2022年10月には、車をキャンピングカー仕様に改造するためのDIYスペース、キャンピングカーの製造・改造・修理などを手掛ける「Mobi Lab.」事業も開始しました。(https://carstay.jp/

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