- 2024-2-2
- 旅行 プレスニュース
愛媛県のほぼ中央に位置する松山市。県庁所在地であり、四国地方で最大の人口を誇ります。松山城の旧城下町で、古くから道後温泉で有名な温泉地。俳人の正岡子規や種田山頭火、文豪・夏目漱石ゆかりの地で、『坊っちゃん』『坂の上の雲』などで知られる文学の街でもあります。羽田から直行便で約1時間30分、松山空港から中心部まで車でわずか20分。今回はそんな松山に移住した6組のみなさんをご紹介します。インタビューの詳細は、松山市のウェブマガジン「いい、暮らし。まつやま」でご覧いただけます。
二人目のお子さんの誕生をきっかけに松山に移住
◆佐藤 淳さん・由希さん
生まれも育ちも千葉県の佐藤さん夫妻。二人目のお子さんの誕生をきっかけに、生き方を見つめ直し2022年4月に家族で松山市に移住。「みかん」農家になることを決意し、就農をスタート。
「新卒で、IT企業に15年間勤めていました。育休を取った際、このままだと子どもと過ごす時間は週末だけ、あっという間に子どもたちは成長してしまって、年を取った時、果たして自分の人生は本当に楽しいのかってリアルに感じたんです。農業の動画を見た時、上手く言葉では言い表せませんが、とにかくビビビっときて、『あ!農業だ!』って思いました。
松山が候補に上がったのは『住みたい田舎ベストランキング』に入っていたからです。下見で訪れた時、役所の方々、農業のお話を聞かせてもらったJAの方々、この旅で出会った愛媛県の人たちはすごく良い人たちばかりでした。さらに、実際に松山に訪れたときに感じたのは、空港と街の近さ。関東出身の私たちが地元に帰る時、また親戚や友人に遊びにきてもらう時も空港と街が近いということはかなりメリットだと感じました」
2024年5月に研修生を終えるお二人。農地を持って、みかんを栽培・販売し、将来は法人化して事業を大きくしていくことが目標。今後のお二人の活躍に期待です。
インタビュー詳細
離れて分かった故郷のよさ。人と人がつながるゲストハウスのオーナーに
◆長野 さくらさん
松山市の北部に位置する北条エリアの出身。大学・就職と九州で過ごし、2022年5月に生まれ育った松山市北条エリアに8年ぶりにUターン。
「大学在学中にワーキングホリデーで訪れたアイルランドでパブリック・ハウス(通称パブ)という文化にふれ刺激を受けました。年齢や職業、国籍、旅人か仕事帰りかなんて一切関係なく、ただグラスを傾け打ち解け合う。日本に帰ったらこんな文化を作りたいと思ったのが、いまのゲストハウスにつながっています。帰省の度に地元で頑張っている人たちと交流を重ねる内、やりたい事がこの場所にマッチすると思うようになりました。
楽しく、忙しく暮らしながら夢を実現できそうだとワクワクしました。2022年12月、喫茶・セレクトショップ・ゲストハウスを併設する「PUBLIC HOUSE はま」をオープンし、自分も人と人をつなげる役割を果たしながら、街づくりの一端を担っていければいいなと思っています。本当に好きな場所で暮らすのが一番。そのお手伝いをしたいなと思っています」
インタビュー詳細
「PUBLIC HOUSE はま」
ギャラリーと喫茶の営業時間 木金 13:00-21:00/土 7:00-21:00/日 7:00-18:00(不定休あり)
HP: https://pub-hama.studio.site/
愛媛県松山市北条辻1537-3
E-mail: publichousehama@gmail.com
TEL: 090-5146-5230
事業と相性のいい物件を見つけ、三津浜地区に移住
◆片岡 徹さん
生まれも育ちも高知県梼原(ゆすはら)町の片岡さんは、高校卒業後アクセサリー職人として京都で暮らし、8年前に地元の梼原にUターン。その後、約2年前に松山市内にアクセサリーショップ「Atelier 朔(さく)」(※1)をオープンさせたのを機に松山へ移住。
「地元の梼原町はすごく大好きな場所ですが、山奥ということもあって、お店をオープンさせるには少しお客さんがつきにくいと考えていました。また、高知市内でお店を持ちたいという気持ちも大きかったのですが、家族や暮らしのことを考えると、南海トラフ地震が起きたときの津波の影響が心配でした。
これまで海にあまり縁がなかったので、お店を構えるなら海のそばがいいと考えていました。様々な情報を模索する中、ミツハマル(※2)さんのサイト内で、『濱田医院』のテナント募集を見つけて、この建物は僕が作るアクセサリーと相性がいいだろうと直感的に思いました。実際に住んでみて感じますが、気候が安定して穏やかで本当に暮らしやすいですね。例年、松山市がシティブランドランキング-住みよい街-で上位に名を連ねていることにも納得です」
(※1)現在、店名の表記は「Atelier 朔」から「Atelier saku」に変更されております。
(※2)ミツハマル・・・松山市三津浜地区の賑わいを創出しているプロジェクト。三津浜の魅力を発信している。
インタビュー詳細
Atelier saku HP: https://www.atelier-saku.com/
営業日 土日月火祝 10:00~17:00
愛媛県松山市住吉2丁目2-20 旧濱田医院203号室
E-mail: info@atelier-saku.com
TEL: 089-904-9030
夢だったビールづくりを実現。新型コロナウイルスがきっかけで移住
◆南雲 信希さん、阿矢さん
神奈川県出身の信希さんと青森県出身の阿矢さん。瀬戸内の離島での暮らしに憧れ2022年1月に移住。2022年12月、ブルワリーと飲食店が併設された「GOGOSHIMA BEER FARM」をオープン。
「瀬戸内の離島への移住をもともと希望していたので、移住イベントなどに参加して情報収集をしていました。はじめは直島のイメージで香川県の離島を探していたのですが、愛媛県のイベントブースへ立ち寄った際、イメージする島を伝えてみたところ、興居島を教えていただきました」
「東北出身なので、暖かい気候とキレイな海に憧れがありました。実際に暮らしてみて、人のおおらかさに驚いています。下の子は島に来てから生まれたのですが、出産のお祝いに近所の方が鯛を持って来てくださったのは嬉しかったですね。本当に人が温かいです。ゆくゆくは古民家を宿泊施設としても利用したいという展望もあり、お店としては食事やビールを提供していきたいと思っていますが、宿泊もできると尚いいですよね」
インタビュー詳細
GOGOSHIMA BEER FARM HP: https://gogoshima.theshop.jp/
営業時間: 金土日祝にはタップルームをオープンし、出来立てのクラフトビールを提供 ※詳しくはSNSから
念願のジムをスタート。のびのび子育てできると移住を決意
◆越智 晴雄さん・由貴さん
愛媛県西条市出身の晴雄さんと、北海道出身の由貴さん。格闘技を通じて出会った2人は、のびのび子育てできる松山市への移住を決断。東京で現役の総合格闘家として活躍していたが2023年3月に移住し活躍の舞台は松山に。
「松山市主催のまつやまオーダーメイド型移住体感ツアーで興味を持ちました。移住コンシェルジュにメールやZOOMで相談する中で、ツアーの募集が始まったことに気づき、すぐに申し込みました。移住体感ツアーへの参加はインターネットで調べた情報の答え合わせのつもりでした。
希望した場所以外にも、移住コンシェルジュに提案された松山総合公園や杖ノ淵公園も訪れ、インターネットから得た情報以外のことも知ることができました。家族で参加したことで新たな気づきも得ることができ、移住の気持ちが固まりました。東京は公園も多いけれど集まる人も多く、ごった返しの中で遊ぶこともありました。松山市では広い公園が貸し切り状態の日もあったりして、なんだか贅沢な気分になることがあります」
インタビュー詳細
Little Giant Gym(リトルジャイアントジム) HP: https://lg-gym.jp/
営業時間: 月火水木金 17:00~22:00/土 14:00~19:00/日祝 11:00~15:00(休館日は毎月7の付く日)
愛媛県松山市余戸西1-14-19
TEL: 050-8888-1482
予算ありきの移住が結んだ興居島(ごごしま)との縁
◆菅谷 守さん・七瀬さん
宮城県出身の守さんと七瀬さんは、二人で興居島へ移住し結婚。移住後はじめたキッチンカー「RONHARU」も軌道に乗り、これからの人生を興居島で歩んでいこうと決めたばかり。日々、島での暮らしを満喫している。
「松山の高浜港まではフェリーで10~15分ほどと便利で、きれいな海もある。下見とか、下調べとか、あまり気にしないタイプなんです。何をするにも、島の人の協力があってこそなんです。いつか島の人に必要と思ってもらえるようなお店にしたいと頑張っています」
「松山の味付けは驚くほど甘い!宮城はその反対で辛いんです。お客さんの声をもとに試行錯誤を重ね、お店の味を探しました」「島の人がいい人で、島の暮らしも何一つ不便に感じることはなくて。気がつけば、この島を離れたくないと思うようになっていました」
インタビュー詳細
RONHARU HP: https://mtgronharu.wixsite.com/ronharu/blank-1
営業時間: 11:00~20:00(不定休)
営業場所: 興居島内、またはイベント会場に出店中 ※詳細はSNSから
E-mail: mtg.ronharu@gmail.com
松山市の市職員が担当。移住の相談は「まつやま移住コンシェルジュ」
松山市では松山への移住にご興味がある方からのお問い合わせや資料請求など、市職員がコンシェルジュとしてメールや電話で対応しています。
https://matsuyama-kurashi.com/inquiry/
移住に関する相談窓口〔お問い合わせ・資料請求・移住相談〕
松山市 坂の上の雲まちづくり部 まちづくり推進課
〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7番地2
松山市役所本館6階
089-948-6095(受付時間 月~金 8:30~17:15)
本件は下記でもご確認いただけます。
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