- 2024-2-5
- 旅行 プレスニュース
復活を諦めなかった花魁社長の想い。
【浅草香和とは】
2004年六本木で誕生した和風ショーレストラン「香和(かぐわ)」
演芸と遊廓の聖地・浅草にて 2024 年 1 月10日「浅草香和」として復活しました。花魁、芸者、侍に扮した演者が60分間余りの舞台で数々の演目を披露する和風ダンスエンターテインメントショーシアター。
ご夕食前やお夕食後などにお酒を飲みながら、ゆっくりと浅草の夜をお楽しみいただけます。
公演はノンバーバル(言葉を必要としない)ショーになりますので、日本人はもちろんのことインバウンドのお客様にも大変おすすめです。 また店内やショーの写真撮影も可能となっております。 お帰りの際はお見送りする出演者と一緒に記念写真もできます。
【復活秘話】
2018年4月、14年間六本木の夜を彩り続けた日本最大級のショーレストラン六本木香和は
都市開発の影響で惜しまれながらその幕を閉じましたが、再開を求めるたくさんの声を受け同年11月に六本木で場所を変え、新しい運営会社と業務委託契約をして再オープン致しました。
しかし順調に営業をしていたのも束の間、今度は新型コロナウイルスの影響を受け、再開した香和も1年半という短いスパンで幕を下ろしました。
しかし実はこの裏ではある事件が起こっておりました。それは運営会社による計画的な倒産でした。
2ヶ月分のギャランティを踏み倒された所属ダンサー達。加えてエンタメは不要不急と言われる世の中で仕事もなくなり収入も激減。
しかしそこで諦めなかったのは当時香和の座長でありショーのプロデューサーでもあったかずみ(現在浅草香和を運営する株式会社NJKの代表取締役)でした。
仕事を失った後輩達を守りたい一心で「Neo Japanesque Kaguwa」というチームを立ち上げ、コロナ禍で制限の多い公演ばかりでしたが香和を応援するお客様に支えられながらなんとかメンバー達で活動を続けてきました。
その後コロナウイルスが落ち着きをみせ、かずみ座長が「香和」という商標を正式に引き継いだ頃、
某企業より浅草で劇場を作りたいという話を持ちかけられ、浅草での香和復活のプロジェクトがスタートしました。
これをきっかけにかずみ座長は株式会社NJKを立ち上げ、浅草香和のショー制作やダンサーのマネジメントの業務委託企業として本格的に動き始めます。
しかし、オーディションで新しくダンサーも増やし、リハを重ねてオープンに向けて万全の準備を進めていた矢先、当時の運営会社と内装屋の間でトラブルが起こり工事がストップしてしまいました。
「必ず工事は再開させる」運営会社オーナーのその言葉を信じてダンサーたちは稽古を続け、待ち続けましたが
結局工事は再開することなく、ついには運営会社も撤退を表明。
ここでかずみ社長は大きな決断を迫られました。
香和を復活させるために新たなオーナーを見つけるか、もしくは自身が運営ごと請け負うか。
しかしかずみ社長は悩むことなく自身の会社で運営をしていく事を決意。
一緒に会社を立ち上げた奈々副社長や今まで大変状況でも一緒に乗り越えてきたダンサー達がいる。
この強い絆と香和への想いがあれば必ず香和復活は実現できると確信していました。
当時を振り返っても「諦める」という選択肢はなかったと言います。
とはいえ、工事途中で約1年弱放置された現場は、それはもうひどいものでした。
図面もなければ引き継ぎもしてもらえず電気配線は剥き出しのまま。
設計ミスで上り下りができない急傾斜の太鼓橋がそのまま放置され、エアコンの配管も逆についている始末。
トイレスペースは極狭でドアも逆に取り付けられているし、大量の廃棄物もそのまま置き去りに…。ビル内への音漏れも激しく防音扉を新たに設置しなければならないなど、沢山の不具合が明るみになっていきました。
既にある程度工事が完成していると思っていたスペースは
ほぼ未完成である事がわかり、想定以上のやり直しの作業に時間と資金は奪われ、精神的にも追い詰められていきました。
しかし、香和復活へ強い想いを持つかずみ社長にぜひ力を貸したいと、様々な分野のプロが集結し、なんとか工事が進んでいきました。
かずみ社長筆頭にダンサー達も昼間は塗装や清掃の手伝い、夜はダンスレッスンの毎日。
「自分たちの手で浅草香和を作っていく。」
若者達のその姿に心を打たれた施工業者や関係者たちも早朝、夜中関わらず作業をしていました。
また香和の創設者からの応援もあり
ついに1月10日、香和再開を心待ちにしていたたくさんのお客様に見守られながら
浅草で香和が復活しました!
【ショーの見どころ】
豪華絢爛な花魁の舞や扇子やフラッグなど鍛錬を重ねたダンサー達の迫力のある和の演舞はもちろんですが
浅草香和ショーの大きな見どころの一つに、 オリジナルストーリー「玲瓏大紅蓮」(れいろうだいぐれん)がございます。 ドラマ「ごくせん」や「1リットルの涙」でも有名な脚本家・江頭美智留さんが浅草香和のため に書き下ろした作品です。 過酷な環境でも強く生き抜いた遊女達の物語に胸が熱くなることでしょう。 また竜馬四重奏のバイオリニスト・竜馬さんや桜men の尺八奏者・中村仁樹さんが浅草香和のために手がけたオリジナル楽曲にもぜひご注目ください。
【『浅草香和』営業案内】
○住所
東京都台東区浅草 1-12-10-2F(すし屋通り)
○TEL 03-5830-7579
○席数 約50席
○営業時間
1st OPEN 16:00/SHOW17:00/CLOSE18:00(1〜2月1st公演は土日のみ)
2nd OPEN 19:00/SHOW20:00/CLOSE23:00(毎営業日公演)
○定休日
月曜日・火曜日
○ホームページ https://www.asakusa-kaguwa.com/
○料金 おひとり様税込6,600円(ショーチャージ&1ドリンク付き) ※その他、別途テーブルチャージを追加することにより写真撮影特典のついたプレミアムシートや 半個室のVIPシートもご用意しております。
○ご予約受付
https://www.tablecheck.com/ja/asakusa-kaguwa/reserve/message?isServiceCategoryFlow=true
お電話でのご予約も可能です。
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