- 2024-2-6
- ホテル プレスニュース
ツーリストホテル『ホテルリソル上野』 リビングロビー内アートギャラリー「Resol Gallery Ueno」
会期:2024年2月1日(木)~2月29日(木)
リソル株式会社(所在地:千葉県茂原市、代表取締役社長:佐野直人)が運営する「リソルホテルズ」ブランドのツーリストホテル『ホテルリソル上野』(東京都台東区上野7丁目2-9)では、アートと下町が調和する「上野」という地域に根ざしたホテルづくりの一環として、リビングロビー内アートギャラリー「Resol Gallery Ueno」を新進気鋭のアーティストたちによる作品展示の場として活用する新たな取り組みを2024年2月より開始します。
第一弾として、アーティスト石田晃氏の作品4点の特設展示を2024年2月1日(木)~2月29日(木)の期間実施します。
人間は考えるアシである(2021 国展入選 キャンバス油絵 20 号P)
「リソルホテルズ(英語表記:RESOL HOTELS)」では、「物語のあるホテル」をコンセプトに、それぞれに異なる趣で旅を彩るツーリストホテルとして全国20施設を運営、唯一無二の価値を提供しています。『ホテルリソル上野』では、美術館や図書館、音楽ホールなどを多く有する上野独特の文化、芸術的な空気を大切にすべく、お客さまの“もう一つの居場所”になるリビングロビー内にアートギャラリー「Resol Gallery Ueno」を設けています。
そしてこのたび、この「Resol Gallery Ueno」にて、未来の文化を発信する新進気鋭のアーティストと旅するお客さまとの出会いを創出する特設展示企画を2024年2月より定期開催することとなりました。今後、基本会期を1ヶ月とし、隔月で特設展示を実施していく予定です。
第一弾となる石田晃(いしだ あきら)氏は、TV-CMをはじめとした広告のクリエイティヴ・ディレクターとして活動したのち、2019年より絵を描き始めた新進気鋭のアーティストで、「人間は考えるアシである」(2021年)、「空也上人を剥いてみた」(2022年)など個性的な作風が、見る人の心を魅了します。
開催概要|
会 期:2024年 2 月 1 日(木)~2 月 29 日(木)
アーティスト:石田 晃 氏
展示作品:
人間は考えるアシである
(2021 国展入選 キャンバス油絵 20 号P)
「人間は考える葦である。」言わずと知れた、パスカルの言葉です。子供のころ、TV から聞こえてきたこの言葉。でも僕は都会の子で、「葦」を知りませんでした。ということで、僕がイメージしたパスカルの言葉はこんな感じ。
舎人公園を描きました。夕景の中、人々が静かにたたずんでいて、地球最後の日って、こんなかんじなのかなぁと思いました。
空也上人を剥いてみた
(2022 国展入選 キャンバスアクリル 50号P)
空也上人を描きました。空也上人は、何体もの阿弥陀様を口から吐き続けています。という事は、空也上人の内部には、阿弥陀様の製造ラインが稼働してるはず。例えば、小人の仏師さんたちが、一生懸命、鑿を動かして造形している、とかですね。
そんな風に考えると、空也上人の内部を見たくて仕方なくなりました。
というわけで、空也上人を剥いてみました。本物剥くわけにはいかないので、絵、でね。
初めに金閣寺?それとも都路里?
(2021 世界絵画大賞展同志舎賞 キャンバス油絵 20号P)
冬の京都駅を描きました。パッと見、修学旅行の女子高生たちが、ウキウキして、京都駅ではしゃいでいる、と思われた方が多いのではないでしょうか?もう一度見てみてください。
それぞれ制服が違います。持ち物もなんとなく鄙びている。それぞれ違う高校に進んだ、中学の同級生が集まったのかな?まだ昼間みたいだけど、学校、サボッちゃったのかな?それとも、何かワケアリで集まったのかな?冬の京都駅を描きました。
釣り、続けるんだって
(2022 都展入選 キャンバスアクリル 20号P)
街からやってきた女の子と一緒に泳ぎに行く約束をしていた女の子。でも、街の女の子は、まだ釣りをしたいみたいで断られちゃいます。折角一番かわいい水着を着たのにね。
街の女の子は、本当に、釣りを続けたいんでしょうか?よく見てください。釣った魚をいれるバケツもないしエサ箱もありません。
女の子は、釣りの真似をしているだけ。なんだかイジワルですね。
女の子の世界は、計り知れないですね。京都、伊根を描きました。
プロフィール:
石田 晃(いしだ あきら)-Isida Akira-
1956年、東京に生まれる。
上智大学文学部フランス文学科を卒業後、TV-CMをはじめとして、広告のクリエイティヴ・ディレクターとして活動。2019年より、絵を描き始める。
「アート」という言葉を聞いて、イメージする絵は、どのような絵でしょうか。色遣いがカラフルで装飾的な絵?ヘタウマな感じ?平面的で幾何学っぽい感じ?僕の絵は、「アート」という言葉の、主流のイメージから、とても遠い所、辺境に位置している気がします。だから「アート」じゃぁ、ない。何か考えがあるわけでもなく、なぜかそうなっちゃうんですね。なぜなんでしょう。御憫笑。
「Resol Gallery Ueno」について|
『ホテルリソル上野』のリビングロビー内にあるアートギャラリー「Resol Gallery Ueno」では、新進気鋭のアーティストたちが、その想いや技術を具現化したアートの数々を展示しています。
アカデミズムの街上野ならではの芸術体験は、単なるホテルステイとはひと味違ったスパイスを、旅人たちに提供します。
ギャラリーでは特設展示と常設展示を隔月で交互に実施。訪れるたびに新たな発見と成長の機会を与えてくれます。
【特設展示について】
「Resol Gallery Ueno」では、新進気鋭のアーティストの作品発表の場として、無償でギャラリーを提供しています。
「旅、旅人、または旅先をイメージさせる作品」「下町文化、風土、歴史をイメージさせる作品」「アカデミズムを感じさせる作品」「観る者の心を癒し、新たな発見やインスピレーションを与える作品」など、様々な作品とお客さまとの出会いを創出していきます。
<出展希望者からの問い合わせ先>
Tel: 03-5325-9269(担当:伊藤)
Mail: ka.ito@resol.jp
【常設展示について】
(画像左から)
太陽と月(2020 清水慶太 木製パネルにアクリル絵の具 2枚1組)
パンダ(2020 石川マサル・清水慶太 樹脂製フィギュアにアクリル絵の具)
EDO, rotated 90°(2020 清水慶太 キャンバスにプリント)
うえの(2020 清水慶太 木製パネルにアクリル絵の具)
プロフィール:
清水 慶太(しみず けいた)
デザイナー、デザインコンサルタント
1974年、東京都生まれ。
東京藝術大学大学院美術家修士課程修了後、ミラノを拠点にデザイナーとして活動を開始。
アメリカで過ごした幼少期、およびイタリアでのデザイナー生活によって培われたグローバルな価値観から作られる包含性のあるデザインは、国内外で高い評価をうける。昨今は、プロダクトのデザインのみでなく、ホテルのコンセプト開発や企業のコーポレートデザインも手掛けている。
『ホテルリソル上野』概要
◇所在地: 東京都台東区上野7丁目2-9
◇交通: JR上野駅、浅草口・入谷口から徒歩1分
◇構造: 鉄骨造[地上10階]
◇客室数: 115室[モダレット(セミダブル)107 室 /ツイン8室]
◇公式サイト: https://www.resol-hotel.jp/ueno/
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