星野リゾート/【星のや沖縄】健やかな美へと導く、食材の持つ力に着目したコース料理「琉球ガストロノミア~Bellezza~」誕生|提供開始:2024年3月1日

テーマは「美と食」の融合。土地の食材や文化を探求し、たどり着いた新境地

各施設が独創的なテーマで、圧倒的⾮⽇常を提供する「星のや」。日本一のプールを有する(*1)沖縄ラグジュアリーの最高峰「星のや沖縄」では、 2024年3月1日より新たなディナーコース「琉球ガストロノミア(*2)〜Bellezza〜(ベレッツァ)」を提供します。琉球王朝時代の交易がもたらした「医食同源」の教え「クスイムン」から着想を得て「Bellezza」(ベレッツァ・イタリア語で美)に着目したコースです。亜熱帯の気候が育てる沖縄特有の食材を用いて、独自の文化や風土を表現するだけでなく、料理を通して健やかな美へと導きます。「琉球ガストロノミア〜Bellezza〜」は、美と食が融合する星のや沖縄だけの独創的なコースです。
(*2)「ガストロノミア」はイタリア語で文化と料理の関係を考察すること。英語・フランス語ではガストロノミー

「琉球ガストロノミア〜Bellezza〜」誕⽣の背景

新たなテーマ「Bellezza」は、琉球王朝時代からの交易がもたらした「医食同源」の教え「クスイムン」から着想を得ています。クスイムンとは「バランスの取れた食事は薬になる」という教えで、今でも沖縄に広く息づいています。「琉球ガストロノミア〜Bellezza〜」では、食材が持つパワーに着目し、中でも食事が導く「健やかな美」にフォーカスしました。土地の食材や文化を探求しつづけ、たどり着いた新しいテーマでは、亜熱帯の気候が育てる沖縄特有の食材に、琉球王朝時代から育まれた独自の料理文化、そして地方色豊かなイタリア各地の技法を用いて、健やかな美へ導く星のや沖縄独自のガストロノミアが誕生しました。

 

琉球ガストロノミア〜Bellezza〜 春のコース

Kusuimun 小さな前菜 

Fiber 人参と車海老

Mineral 田芋のニョッキ キャビア 

Lycopene 鰹とトマトの冷製カッペリーニ

Vitamin 豚肉ラグーのトンナレッリ

Collagen ミーバイのカルトッチョ  

Protein 牛フィレ肉の月桃包み焼き 

Polyphenol カカオのティラミス

β-Carotene タンカンのカッサータ

【春のコース紹介】

美へと導く珍重食材の融合「田芋のニョッキ キャビア」

琉球王朝時代から行事食とかかわりの深い「田芋(ターンム)」は、縁起物として欠かせない食材です。またカリウムや鉄分、ビタミンなどが豊富で、かつては高価な食材として珍重されていました。温前菜「田芋のニョッキ キャビア」では、沖縄で歴史ある食材・田芋を伝統的なイタリア料理「ニョッキ」に仕立てました。濃厚なパルミジャーノソースと、プロシュートの塩味を移したミルクのフォームを絡ませたニョッキに、たっぷりのキャビアとパリッと焼き上げた田芋の皮のチュイルを添えています。ニョッキとキャビアの食感と共に、風土の香りも楽しむ贅沢な一皿です。

海と畑の恵みを仕立てる「鰹とトマトの冷製カッペリーニ」

春は鰹が黒潮に乗り、島の近くにやって来る季節です。鰹は、ビタミンやタンパク質など様々な栄養素が豊富に含まれる魚としても知られています。沖縄に春の訪れを知らせる鰹に、酒盗の旨味をきかせたソースと抗酸化力が期待できる「リコピン」を含むトマトのジュレをあわせたカッペリーニ。生姜のチップの燻製を使った香りを纏うプレゼンテーションと共に、春の恵みを堪能します。

月桃の香りに癒されながら、良質なたんぱく質を頂く「牛フィレ肉の月桃包み焼き」

稲作が盛んな久米島で造られた味噌でマリネした牛フィレ肉のグリル。島らっきょうのボイルやシマナーのソテーなど食材の特性を活かした調理法で仕立てたガルニチュールと共に、焦げ目をつけた月桃の葉で包みました。 焦がすことで月桃の青々とした香りが穏やかになり、スパイシーな香りが立ち上がります。牛肉には、沖縄で親しまれている「油味噌」をあわせたシェフオリジナルの「ケッカーソース」を添えて。油味噌の甘味とトマトや赤ワインビネガーの酸味が肉の旨味を引き立てます。

 【琉球ガストロノミア~Bellezza~】春のコース 概要
期間:2024年3⽉1⽇〜5⽉31⽇

料金:1名 24,200円(税・サービス料込、宿泊料別)
予約:公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyaokinawa)にて前⽇まで受付

対象:宿泊者
備考:仕⼊れ状況により、料理内容や⾷材が⼀部変更になる場合があります。

星のや沖縄 総料理⻑ 政井 茂(まさい しげる)

プロフィール

2001年リゾナーレ⼋ヶ岳(⼭梨県・北杜市)の料理⻑に就任。素材の持つ可能性を最⼤限に引き出す調理法を⾒極め「この⼟地ならではの⾷材との出会い」を提供することを⼤切に研鑽を積む。2021年、星のや沖縄 総料理⻑に就任。新たに出会う沖縄⾷材の可能性を⽇々探究している。

料理を際立たせるダイニングの建築設計

ダイニングのアプローチは、沖縄の植物が育つ庭の間にあります。室内に入ると、高さ5mの天井が生み出す開放的な空間が広がり、海と白い砂浜を連想させる、青と白を基調とした内装が目に入ります。青い壁にはわずかにシルバーを混ぜ、海中を泳ぐ小魚や水面の光を表現。白い壁には砂粒ほどの大きさの骨材を混ぜ、自然な風合いを出しました。優雅の中に寛ぎを感じる空間です。

料理を際立たせ、ストーリーを語る器

前菜には畑作業にも活用される民具「バーキ」を器に使用しています。繊細なフォルムが美しい沖縄特有の籠は、獲れたての野菜をのせるなど、沖縄の食文化となじみ深い道具です。また、沖縄の焼き物「やちむん」は、シェフ自ら作品をセレクト。炭のように焼き込み荒々しい風合いの作品や、マットで気品のある仕上がりで異国情緒も漂う作品など、沖縄風土を語る作品がダイニングを上品に演出します。

■星のや
「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その地の風土、歴史、文化をおもてなしに繊細に織り込み、出合った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験していただくことで、訪れた人を日々の時間の流れから解き放つ。
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/hoshinoya/

■星のや沖縄

海と共に暮らす、琉球文化を昇華させた「グスクの居館」。沖縄の史跡から発想を得た「グスクウォール」と自然海岸に囲まれた敷地に、色彩豊かな畑と庭、海に臨む客室や沖縄文化を体験する道場が広がる、沖縄の贅沢を集めた海岸線に沿うリゾートです。

(*1)星のや沖縄のプールは「Travel and Leisure ラグジュアリーアワード アジアパシフィック2023 Japan Hotel Pools NO.1」を受賞しました。

参考リリース https://www.hoshinoresorts.com/information/release/2023/06/253501.html

所在地 :〒904-0327 沖縄県中頭郡読谷村字儀間474
電話  :050-3134-8091(星のや総合予約)
客室数 :100室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金  :1泊 136,000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)*通常予約は2泊より
アクセス:那覇空港から車で約1時間(空港リムジンバスあり<有料>)
開業日 :2020年7月1日
URL :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyaokinawa

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