抹茶ツーリズム/本物のMATCHAを世界に届けるプロジェクト

〜宇治茶の郷に町まるごと五感で楽しむ【古民家抹茶カフェ】 建設!〜

京都府景観資産第一号に登録されている石寺地域

宇治茶の主要産地である京都府・和束町。少子高齢化が進み、一大産地消滅の危機に瀕しています。国内外に和束のお茶の魅力を知ってもらい、町を活性化するため、和束町にルーツを持つ実業家・新条正恵を中心としたメンバーが「五感で楽しむ古民家抹茶カフェ」プロジェクトをスタート。高い英語力を持ち、海外でも活躍した経験を活かして、世界にお茶の魅力を伝える計画です。歴史ある宇治茶を次世代につなぐ取り組みに、ぜひクラウドファンディングでの支援をお願いいたします。

五感で楽しむ古民家抹茶カフェプロジェクト 概要

日本を代表するお茶ブランド「宇治茶」。そのうちの半分を生産しているのは、同じ京都にある和束町なのです。一大産地であるその町は今、産業衰退の危機に瀕しています。もっと多くの人に和束町を知ってもらい、セレブによるファッションアイテムとしての「MATCHA」が人気となっている海外にもアピールすることで、町の茶産業を盛り上げようというのが、今回のプロジェクトの目的です。

入居から改装の様子は活動報告ページで随時更新中

<古民家抹茶カフェでの取り組み>

私たちはプロジェクトの拠点となる古民家カフェを建設しています。2階建ての建物のうち、現在は主に1階部分を改装中。世界中のお茶好きと地元の人がたくさん一度に集まれる場所に作り替えています。

・20名以上が椅子に座って交流できる大テーブル

・本格的な茶道体験ができる畳スペース

・お子さんが休憩できるスペース

を春までに完成予定。第2期工事ではカウンターバーも設置予定です。

その他にも、蛍が舞う川のせせらぎが聞こえ、桜や梅、金木犀といった季節の花が楽しめる庭に、茶畑を展望できるウッドデッキを設置。川向こうの茶畑を眺めながら、野点やアフタヌーンティー、モーニングヨガや瞑想などを楽しめる場所にしていきます。

まだ古民家の改装は続いており、一緒にDIY作業に参加してくださる方もぜひご支援をお待ちしております。


<外国人観光客向けのお茶ツアー>

発起人である新条正恵は、外資系銀行のエグゼクティブを務めた経験を持ち、現在は経営者向けの英語塾を経営。英語など8か国語を話すマルチリンガルです。自身の出身は隣の奈良県ですが、和束町と同じく宇治茶の生産地である南山城村に祖先のルーツを持ち、祖父や叔父、従兄弟がこの地で茶農家をしていました。

コロナをきっかけに同じく宇治茶の生産地である和束町を訪問。その際にお茶に興味を持って和束町を訪れた外国人観光客が、英語が理解されずに困っているところを偶然助けました。

「せっかく時間をかけて和束町にきてくれるのに、言葉が通じないことで魅力が伝わらないのはもったいない!」

京都駅から電車とバスを乗り継いで片道2時間以上かかるこの町にも、「お茶が好き」という気持ちで外国から来てくれる人がいる。その事実を知り、得意な英語を活かしたお茶ツアーを計画しました。すでにアメリカや韓国など国外から複数の予約があり、ニーズの高さを感じています。

また、この取り組みは地元の農家さんの助けにもなるのでは、と考えています。すでに個人でツアーを行っている茶農家さんもありますが、今後さらに観光客が増えてくると、負担が大きくなっていき、本業に影響してくる可能性もあります。生産者ではない私たちが観光の拠点を作りツアーを企画することで、農家の方々の負担を減らしながら、もっと和束茶のことを広めていきたいという思いがあります。

さらに私たちのツアーでは、一つの生産者だけではなく、提携する複数の茶農家さんをまわる予定です。「それぞれの農家さんがつくるお茶の違いを感じてもらうことで、日本のお茶文化の豊かさを知ってほしい」。観光客の方だけでなく、地元の生産者の方にもプラスになるツアーを実施していきます。

<和束町ってこんなところ>

静岡県の「静岡茶」や埼玉県の「狭山茶」と並んで、日本三大茶の一つとして知られている京都府の「宇治茶」。その主産地は実は「宇治市」ではなく、和束町・南山城村・宇治田原町といった周辺地域なのです。その中でも和束町では宇治茶のおよそ半分を生産しており、宇治茶=和束茶と言っても過言ではありません。先人たちは平地が少ないこの地をお茶づくりの里にするため、手鍬を使って山を切り開き、その山肌に延々と広がる茶畑を作り上げました。

その美しい風景は「京都府景観資産」に登録され、「日本で最も美しい村連合」にも加盟。2015年には、「日本茶800年の歴史散歩」として日本遺産に認定されています。これらの効果もあり、知名度は向上。町を訪れる観光客も増加しています。

世界からも注目を集める日本茶の重要な生産地ですが、現在大きな危機を迎えています。最盛期は7,000人いた人口が、現在では3,700人(令和5年現在)にまで減少。毎年200人ペースで人口が減り続け、65歳以上が50%近くを占める少子高齢化に歯止めが効きません。今お茶づくりを続ける方々の多くが60〜70代で、後継者問題は深刻です。このままでは、あと30年ほどで世界に誇るお茶づくりの技術は途絶えてしまうでしょう。

<発起人:新条正恵のプロジェクトにかける思い>

高校の頃から海外留学を経験し、故郷を離れて外資系企業に勤務した私は、ずっと海外にばかり目を向けてきました。ですが、コロナをきっかけに国内を旅行するようになり、父の生まれ故郷である南山城村と和束町にも足を運びました。

私の先祖は明治初期に今の南山城村に移り住み、自分の農園をゼロから開墾しました。私自身はこれまでお茶づくりに携わることはなかったのですが、祖父や叔父が熱意を持ってお茶に向き合う姿を間近で見てきました。だからこそ和束町の先人たちが苦労して築いた美しい「茶源郷」の姿に感動すると同時に、そしてそれを支える人々がいなくなろうとしている現実を目の当たりにし、自分も何かできないかと考え始めました。

そこで閃いたのが、「私が一番得意なことで貢献すること」です。外国人からも注目が集まる場所でありながら、現地には英語が話せる人が少なく、うまく意思疎通ができない場面に何度か遭遇しました。

「大好きなお茶の生産地を訪れて、その土地の空気に触れ、その土地の人と話し、学び、体験したい」

そんな思いを持った外国からの観光客と生産者を直接つなげることが、「宇治茶の郷にルーツを持つ」私にしかできないことだと考え、志に共感してくれた仲間とプロジェクトを立ち上げました。私と同じく仲間たちもそれぞれ自分の得意なことで、和束町を盛り上げていきたいと考えています。

ーMATCHAの本場でもっとお茶のことを知りたい観光客の方と、お茶のことを知ってほしいけど場所や人的リソースのない農家さんの、それぞれがつながる場所をつくっていくー

人生で初めてとなる私たちの大きな挑戦を、ぜひとも応援お願いいたします。

株式会社抹茶ツーリズム(本社:京都府和束町、代表取締役社長 新条正恵)

五感で楽しむ古民家抹茶カフェプロジェクト クラウドファンディングについて

タイトル:宇治茶の郷に町まるごと五感で楽しむ【古民家抹茶カフェ】建設!

プラットフォーム:CAMPFIRE

目標金額:3,000,000円

URL:https://camp-fire.jp/projects/view/720249

抹茶ツーリズム創業メンバーメンバー

新条正恵:発起人・CEO

奈良県出身。宇治茶の郷である京都府南部にルーツを持ち、現在も叔父・従兄弟3家族が宇治茶農家。20代後半の頃から「浅草でお茶屋をやりたい」と思っていたほどの茶道楽で、世界40カ国以上を旅したグルメ。2014年から経営者専門の英語塾を経営している。

本橋へいすけ:CMO/CWO

東京から福岡県糸島へ移住し糸島の魅力を発信し町おこしにも関わる。ビジネスや地域と生きるゲストハウスなど多くのコミュニティ運営に携わる。セルフコーチング手帳”pure life diary”を開発し3年目で1万部発行の人気の手帳に。TV、雑誌などのメディア掲載多数。

山本誠一郎:COO/日本茶アドバイザー

新卒から勤めたサントリーにて、エンジニアとしてBOSSやプレミアムモルツを含むさまざまな新商品開発や日仏尼での緑茶製造に関わる。退職後、日本茶アドバイザーとして活動。

西川眞史:CTO

元ホワイトハッカーとして多くのITビジネス立ち上げに関わる。自身が立ち上げた事業を一部上場グループに売却し、現在は様々な企業にてCTOなどを兼任。

荒谷健道:CDO

20代の頃より数々の建築設計事務所、インテリアデザイン事務所で修行を積んだ後独立。プライベートでも数々の地域おこしプロジェクトに空間・コミュニティデザイナーとして関わる。

住田明子:経理・茶道担当

経営コンサルティング会社や、会計システム会社で従事した後、経理コンサルタントとして起業。羽林家五山流にて茶道経験13年。


<株式会社抹茶ツーリズムについて>

社名: 株式会社抹茶ツーリズム

代表者:  代表取締役 新条正恵

設 立 :  2023 年 6 月 29 日

本 社 :  京都府相楽郡和束町原山中尾11番地

事業内容 : インバウンドをターゲットとした抹茶、お茶に関する研修、セミナー、講演会、講習会等の各種催事の企画、立案、実施及び運営

企業サイト : https://matchatourism.com/jp/

<本件に関するお問い合わせ先>

株式会社抹茶ツーリズム

メール:pr@matchatourism.com

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