- 2024-2-28
- 旅行 プレスニュース
プロジェクションマッピングに関する基礎知識とそれを活用した地域ならではの事例を幅広く紹介。地方創生や文化観光のDXに取り組む自治体担当者や地域の文化観光関係者、次世代クリエーターへ向けた一冊。
株式会社一旗 代表取締役 東山武明の著書『光のアートで地方創生 地域を活性化させるプロジェクションマッピング』が2024年3月1日より幻冬舎より発売されます。
本書では、プロジェクションマッピングに関する基礎知識、そしてそれを活用した地域ならではの事例を幅広く紹介します。地域に根ざして地方創生や文化観光のDXに取り組む自治体担当者や地域の文化観光関係者、プロジェクションマッピングに興味のある次世代クリエーターへ向けて、プロジェクションマッピングの可能性を伝え、地域の知名度向上のヒントとなる一冊です。
書名:光のアートで地方創生 地域を活性化させるプロジェクションマッピング
著者:東山 武明(株式会社一旗 代表取締役)
発売日:2024年3月1日
出版社:幻冬舎
仕様:四六判 / 200ページ
書籍定価:1,760円(税込)
電子書籍定価:1,672円(税込)
ISBN:978-4-344-94745-0
販売予定書店:三省堂書店 名古屋本店、紀伊國屋書店 新宿本店、丸善 ラゾーナ川崎店、ジュンク堂書店 池袋本店、丸善 丸の内本店、ジュンク堂書店 名古屋栄店、紀伊國屋書店 mozoワンダーシティ店、ジュンク堂書店 名古屋店、ジュンク堂書店 那覇店、丸善 仙台アエル店、丸善 京都本店、紀伊國屋書店 広島店、三省堂書店 大宮店、ジュンク堂書店 大宮高島屋店、東京旭屋書店 志木店、ブックファースト ルミネ川越店、八重洲ブックセンター 京急上大岡店、紀伊國屋書店 横浜店、ブックファースト 青葉台店、紀伊國屋書店 武蔵小杉店、ジュンク堂書店 藤沢店、MARUZEN&ジュンク堂書店 新静岡店、丸善 津田沼店、紀伊國屋書店 梅田本店、ジュンク堂書店 大阪本店、ジュンク堂書店 近鉄あべのハルカス店、MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店、ブックファースト 新宿店、ジュンク堂書店 吉祥寺店、三省堂書店 池袋本店、有隣堂 横浜駅西口店、紀伊國屋書店 ららぽーと横浜店、丸善 日本橋店、三省堂書店 成城店、ブックファースト ルミネ北千住店、東京旭屋書店 池袋店、ジュンク堂書店 立川高島屋書店、ブックファースト アトレ大森店、ジュンク堂書店 大泉学園店、ジュンク堂書店 福岡店、丸善 博多店、ジュンク堂書店 三宮店、ブックファースト 阪急西宮ガーデンズ店、三省堂書店 札幌店、MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店、丸善 日吉東急アベニュー店、丸善 ユニモちはら台店、紀伊國屋書店 名古屋空港店
ほか全国の書店
販売サイト:
Apple Books、ebook japan、紀伊国屋Kinoppy、COCORO BOOKS、セブンネットショッピング、dブック、ひかりTVブック、BOOKWALKER、auブックパス、ブックライブ、U-NEXT、楽天Kobo、Readerstore、Kindleストア、honto、music.jp、VarsityWave eBooks、DMM.com、漫画全巻ドットコム(配信サービス)、ミュージコ for スマートフォン Multi、BOOKSMART Powered by Booker’s、どこでも読書、yodobashi.com、スマートブックストア(24書店)
ジャンル:実用書(ビジネス)
概要:
人を呼び込み、感動を生み出し、地域を活性化させる
目次
デジタル技術によって建物などに映像を投映する空間演出「プロジェクションマッピング」。各自治体の抱える問題に合わせて企画・広告・効果測定までをトータルでプロデュースしてきた著者が、地域活性化の成功事例をもとに準備から成果までを詳しく解説。
地域に観光客を呼び込み地方創生につなげたい、地域の観光スポットをより多くの人にも知ってもらい知名度を向上させたい――近年、こうした目的を達成するためにプロジェクションマッピングを実施する地方自治体が増えています。
プロジェクションマッピングとは、プロジェクターを用いて建物やオブジェなどの立体物の形状に沿って映像を投影し、さまざまな視覚効果を与える技術、あるいはその技術を用いたイベント・パフォーマンスのことを指します。地域の歴史的建造物や文化財に映像を投影することで、光のアートによる幻想的な空間を創り出すことができます。目の前で繰り広げられる迫力ある映像がもたらす感動は、その場所に足を運んでこそ体感できる醍醐味であり、多くの集客が見込めます。
また、プロジェクションマッピングを見た興奮や感動を共有しようと多くの人がSNSで動画や写真を拡散するため、海外を含め来場者以外にも情報が拡散され話題になるという面でも効果的です。さらにプロジェクションマッピングは暗い環境が必須で屋外の場合は夜間に実施されるため、周辺での飲食や宿泊などナイトタイムエコノミー(夜間の経済活動)の振興という経済波及効果を狙うこともできます。
著者は、プロジェクションマッピングをはじめとするデジタル技術を活用した地方創生イベントのプロデュース・総合演出を手がける会社を営み、城や寺など地域の伝統的建築物、文化観光資源、文化財に登録されている古民家や料亭、美術館・博物館といったさまざまな場所を活用したデジタルアートイベントを開催してきました。
効果的なプロジェクションマッピングを企画するためには、映像コンテンツにその地域ならではの歴史文化伝統を表現する場面を盛り込み、観光客がその場所に足を運んで映像を見る価値を実感できるイベントとすることが重要だと著者は言います。そして、その考えのもと、何の目的を達成するために行うのかという戦略策定や企画の制作立案からイベント終了後の波及効果測定までをトータルでマネジメントすることで、多くのプロジェクトを成功に導いてきました。
たとえ有名な建造物などがなく、あまり知られていない地域であっても、それぞれの地域の歴史や文化伝統、あるいは自然景観に目を向ければ、必ずその地域にしかできないようなユニークなプロジェクションマッピングは実現できます。地域ならではのすばらしい魅力を織り交ぜた映像コンテンツを制作し、地域のユニークなロケーションを生かしたプロジェクションマッピングを実施することによって、参加した観光客に地域の魅力が伝わるだけでなく、地域住民のシビックプライド(都市に対する市民の誇り)の醸成につながります。
そして、地域の課題やプロジェクションマッピングに期待する効果を丁寧にヒアリングしたうえで企画を立案し、集客力を発揮できるコンセプトメイキングや、戦略的なパブリックリレーションズなど、さまざまな面で戦略的にきめ細かく設計・評価を進めることで、知名度の高い国宝級の文化財がなくても、地域に人を集め地方創生につながるプロジェクションマッピングを行うことができるのです。
本書では、プロジェクションマッピングに関する基礎知識、そしてそれを活用した地域ならではの事例を幅広く紹介します。地域に根ざして地方創生や文化観光のDXに取り組む自治体担当者や地域の文化観光関係者、プロジェクションマッピングに興味のある次世代クリエーターへ向けて、プロジェクションマッピングの可能性を伝え、地域の知名度向上のヒントとなる一冊です。
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著者プロフィール
東山 武明(ひがしやま たけあき)
株式会社一旗 代表取締役
1980年東京生まれ。2002年日本放送協会(NHK)入局。放送事業マネジメント職として東京、札幌、名古屋などで勤務。2019年6月日本放送協会退職。同年7月株式会社一旗を設立。同年12月内閣官房・国務大臣秘書官任命、2020年6月辞職。
以降、プロジェクションマッピングやイマーシブミュージアムのプロデューサー・総合演出として「岡崎城天守閣 プロジェクションマッピング」「国史跡斎宮跡 平安絵巻 プロジェクションマッピング」「ユネスコ世界遺産 サンマリノ歴史地区とティターノ山 パラッツォ・パブリコ プロジェクションマッピング」をはじめ国内外でさまざまなデジタルアートイベントを手がける。
2023年9月にはアメリカ・ニューヨークで開催された観光庁主催・農林水産省共催による国連総会サイドイベント・訪日観光レセプションのオープニングとして3Dプロジェクションショーを、2023年12月には「国宝 松本城天守 プロジェクションマッピング」を総合演出。2024年春にはイタリア・ミラノで大規模イマーシブミュージアム企画「動き出す浮世絵展MILANO」をプロデュース。
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目次
PART1 地域の魅力とデジタル技術を組み合わせ、新たな価値を提供する
地域を活性化させる プロジェクションマッピング
01 地域活性化における 地方自治体の課題
・少子高齢化に悩む地方自治体
・経済活動の活発化が地域活性の起爆剤
・地域経済に大きく寄与するプロジェクションマッピング
02 プロジェクションマッピングとは何か
・建物やオブジェなどの立体物に沿った映像を 投影する技術
・3DCG映像を使用することで ダイナミックな表現が可能に
03 プロジェクションマッピングの歴史と広がり
・ディズニーランドのアトラクションでも使用
・大きな反響を呼んだ「TOKYO STATION VISION─トウキョウステーションビジョン─」
・技術の進歩で活用の幅が広がる
・3DCG制作技術の進化
・SNSの普及と地方創生
・ナイトタイムエコノミーの活性化につながる
・XRやメタバースの登場と文化観光DX
PART2 人を呼び込み、感動を生み出し、地域を再生させる
プロジェクションマッピング サクセスストーリー
CASE1-1 愛知県岡崎市
徳川家康生誕の地ならではのモチーフを城に投影し9日間で約5万人を動員
・大河ドラマの経済効果最大化に向けたプロジェクションマッピング
・天守閣だけでなく和傘も使ったプロジェクションマッピングで回遊を図る
・滞在時間の延長と市内での回遊を図る
・徳川家康ゆかりの甲冑や三河花火で岡崎ならではの演出を
・活用されていない地域の文化観光資源を掘り起こし、魅力をより身近に
・コロナ禍に実施した、中心市街地の魅力向上を視野に入れたプロジェクト
・コロナ禍でも実施可能なプロジェクションマッピング
・文化庁「日本博」公式プログラムに採択
CASE1-2 愛知県岡崎市
伝統芸能と最先端のデジタル技術のコラボレーションで
新たなアート空間を生み出す革新的なライブパフォーマンスに
・プロジェクションとライブパフォーマンスの融合
(POINT)プロジェクションマッピングが地域活性化につながる理由
・ナレーションはあえて入れない
・求められているのは日本らしさ
・期待される地域活性化
・地域経済に与える影響
・地元の若者に与える影響
・コロナ禍で変化した、イベントに求められるもの
CASE2 愛知県西尾市
「知られざる城」に約8000人以上が集まり
SNSでの賞賛が誇りを愛着を産む
・地域のシンボルを主役に新たな夜間景観を創出
・会場探しで分かった魅力発信の課題
・建築物の魅力も集客力につながっている
・夜城を彩った花々と豪華絢爛な絵巻
・予想をはるかに超えたSNSでの反響
・地元のお店を知るきっかけに
・「知られざる城」から自慢の城へ
(POINT)成功のために必要な 4 つの下準備
・会場選定の基本条件
・影響を受ける対象物の例と注意点 ・多様な投影対象の選択肢
・実際のイベントを想像し、確認を行う
・現場へ足を運び、来場者の視点でチェック
・投影映像の見え方のイメージを膨らませる
・スマートフォンでSNS投稿のシミュレーションを行う
・さまざまな場面を想定した運営マニュアルの重要性
・一般的なイベントにおける会場運営と管理
・待機中の工夫
・写真・動画撮影をあらかじめ想定した運営
・効果を最大化するための広報戦略
・話題性のあるキーワードを見つけ出す
・影響力のあるメディア取材を呼び込む段取り
・誰に情報を届けるべきかを考える
・ターゲットを絞り込む重要性
・イベント成功のための戦略的アプローチ
・イベント後のSNS波及効果分析
・投影システム設計と3Dモデル制作
・モデル化が困難な投影対象
CASE3 愛知県名古屋市
城下町の面影残る建物とデジタルアートのコラボ
非日常の空間芸術で人々を魅了
・古民家と生け花、プロジェクションマッピングの融合
・新しい芸術作品のスタイル
・屋内で実施する場合のメリット
・伊藤家住宅の歴史
・歴史文化を生かして創り上げた新たなアート空間
・屋外・屋内それぞれの特徴とメリットを考える
(POINT)屋外でのプロジェクションマッピングを検討する場合に知っておきたい3つのこと
CASE4 三重県明和町
観光客が約7万人から約13万人に爆発的に増加
有料でも観たい絢爛豪華な平安絵巻
・話題になったことで多くの観光客の呼び込みに成功
・実験的に観覧料を設定するも多くの人々が来場
(POINT)CGアニメーション制作で気をつけていること
CASE5 岐阜県関ケ原町
大きな話題性で記念館のPRに
3日間で約9000人の来館者を獲得
・施設のオープン後初のプロジェクションマッピング
・建物それぞれで工夫が必要
CASE6 愛知県日進市
圧倒的注目度で過去最多来場者数を記録
NHKの中継で最大の効果
・隣接する自治体のジブリパーク開園による誘客効果を狙い、夜の周遊型観光を目指したプロジェクト
CASE7 三重県津市
国内最大級の国宝の寺院で伝統文化とデジタル技術の共演
2日間で約1万人の集客を達成
・巨大な国宝木造建築とデジタルアートとのコラボレーション
CASE8 三重県松阪市
建物と庭園の空間全体を生かしたプロジェクションマッピングとライトアップのハイブリッド
・投影対象を一つに絞らずに空間全体を光で演出するデジタルライトアップ
PART3 地域の歴史と人々の記憶に残る感動と驚きをー
プロジェクションマッピングの技術はまだまだ進化する
01 新たな視点のコンテンツを探す
・人口減少社会の課題と期待される効果
・新たな魅力を発信できるインバウンドに強いコンテンツ
02 技術の進化と個人のメディア化
・技術の進化で身近になったプロジェクションマッピング
・「個人のメディア化」で変化していくアプローチ
03 未来をプロデュースするプロジェクションマッピング
・リアルとの融合でXRを超える感動体験の創出
・求められるのはトータルプロデュース力
おわりに
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株式会社一旗 会社概要
株式会社一旗は、名古屋・東京を拠点とするデジタルクリエイティブカンパニーです。
最先端のデジタル技術と地域の文化観光資源、日本の伝統文化をいかしたプロジェクションマッピングやイマーシブミュージアム、デジタルインスタレーション、3DCGアニメーション、VR/AR/メタバースなどのデジタルコンテンツで人々が感動や興奮を共有できる体験を創出し、心が豊かになる、想像を超えた未来の創造を目指します。
【会社名】 株式会社一旗(英文表記 HITOHATA,INC.)
【代表取締役】 東山武明
【設立】 2019年7月1日
【資本金】 3,000万円
【所在地】
(Head Office)※本社
〒451-0042 愛知県名古屋市西区那古野2-14-1 なごのキャンパス3F 3-2
(Creative Studio)
〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉3-5-1 SK BUILDING-501 A901
(Tokyo Office)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス17F
【事業内容】
デジタルコンテンツ事業(プロジェクションマッピング、インスタレーション、VR/AR、メタバース、プロモーションビデオ)
デジタルコミュニケーション事業(PR、イベント、キャンペーン、ブランディング)
【ウェブサイト】 https://www.hitohata.jp/
【Youtube】 https://www.youtube.com/c/HITOHATAINC/
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