ホテル・旅行のニュースリリース・情報

ポーラ・オルビスホールディングス（本社：東京都中央区、社長：横手喜一）の「美肌温泉プロデュースタスクフォース（補足資料1）」と、島根県松江市の温泉旅館「松江しんじ湖温泉　なにわ一水（以下、なにわ一水）」（社長：勝谷有史）の「肌泉ウェルネス委員会」は、美と心身のウェルネスを目指した宿独自の体験プログラムを開発しました。本取り組みは、ポーラ・オルビスホールディングスによる各温泉宿に合わせた入浴法やスキンケア化粧品での肌ケアを体験いただける宿独自のプログラム提供の一環であり、「はたご小田温泉」に続く2件目として、2024年4月1日から「なにわ一水」にて提供を開始します。報道関係者の方を対象として、なにわ一水での美肌ウェルネス体験プログラムの説明会を開催します。

ポーラ・オルビスがプロデュース　もっと体験いただきたい美肌泉質の魅力

美肌温泉プロデュースタスクフォース（※1）では、温泉の美肌効能を明らかにする研究に取り組み、6つの美肌泉質（補足資料2）を明らかにしてきました。現在は温泉宿の要望を受けて、その温泉宿でしか体験できない美肌泉質の魅力を充分に楽しんでいただける美肌ウェルネス体験プログラム（※2）の開発やそのサポートに取り組んでいます（※3）。そしてこの度、なにわ一水においてオリジナルの美肌ウェルネス体験プログラムキットの販売が決定しました。2024年4月1日より、新施設 「DEW SPA（デュースパ）」でのセラピストによるカウンセリングを通じて、また売店でお求めいただけます（販売価格　2,860円（税込））。

※1　旧 美肌ウェルネスプロデュースプロジェクト

※2　「宿に合わせてウェルネス体験プログラムを設計、提供を開始」（2023年7月27日）https://ir.po-holdings.co.jp/news/news/news-7141676728482548474/main/0/link/20230727_wellness_s.pdf

※3　先行して、島根県出雲市多伎町のはたご小田温泉にて2023年10月からの宿泊プランに導入済み。

なにわ一水ならではの美肌＋温泉ウェルネス：　肌ケアの専門知識でポーラ・オルビスが温泉宿をサポート

開発に当たり、なにわ一水の調理師・接客スタッフ・フロントスタッフ・SPAセラピストが集結し「肌泉ウェルネス委員会」を結成。ポーラ・オルビスホールディングスによるコンサルティングのもと、「美白×健康」と「うるおい×健康」の2テーマで、なにわ一水の温泉に合わせた入浴法およびスキンケア化粧品での肌ケアを体験いただける独自の美肌ウェルネス体験プログラムキット（補足資料3）の開発を行いました。これに加え、なにわ一水の温泉の泉質を活かしたハンド＆フットトリートメントも、「DEW SPA（デュースパ）」にて展開することが企画されました。

3月21日、導入予定の宿で体験説明会を開催

メディアの皆さまに向けて、この度導入される新しい体験サービスの全容をご説明するとともに、ご希望の方にその一部を味わっていただける体験説明会を開催します。当日の内容や申し込み方法は以下をご覧ください。

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第2回 体験説明会　於「なにわ一水」

【日時】

3月21日（木）10:00～11:30

（実体験は10:30～11:30）　

【会場】

島根県松江しんじ湖温泉 なにわ一水

(島根県松江市千鳥町63  http://www.naniwa-i.com )

【内容】

本企画開発のためになにわ一水内に発足した「肌泉ウェルネス委員会」のメンバーや、ポーラ・オルビスホールディングス美肌温泉プロデュースタスクフォースから今回導入する新しい体験サービスの全体像をご説明します。新施設「DEW SPA（デュースパ）」でデモンストレーションも実施予定です。ご希望の方は新サービスの一部を実際に体験いただくことも可能です。

1. 体験プログラムを作り出したサイエンスの考え方： ポーラ・オルビスグループ 山川弓香

2. 宿からのメッセージ：新しい体験サービスの開始について： なにわ一水 社長 勝谷有史

3. 美肌ウェルネスへの県の取り組み：島根県観光振興課　調整監　板垣譲次

4. 新・ウェルネス体験（温泉を使った美肌ウェルネス体験サービス）のデモンストレーション（モデルによるデモンストレーションあり。ご希望の方はご自身でも体験いただけます。）

報道関係者向け体験説明会お申込み

事前登録制となっております。

参加をご希望の方は、下記の項目を3月20日17時までにメールにてお送りください。

(株) ポーラ･オルビスホールディングス  コーポレートコミュニケーション室 広報担当

返信先: webmaster@po-holdings.co.jp

ご不明点のお問い合わせ先：　TEL 080-7587-9109（広報担当・奥村）

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【補足資料1】 美肌ウェルネスプロデュースプロジェクトについて

宇宙ビジネスアイデアコンテストS-Booster2019においてポーラ・オルビスグループが「美肌ウェルネスツーリズム」で受賞したことをきっかけに、美肌ウェルネスツーリズムの事業化に向けてお客様のウェルビーイングと地方創生を両立する活動を開始（※4）。

その活動の一つである美肌温泉プロデュースタスクフォースでは、今後も日本各地の自治体や温泉地などと連携し温泉の分析等を進めていきたいと考えています。

現在は温泉宿の要望を受けて、この美肌泉質分析の結果をベースに、その温泉宿でしか体験できない美肌泉質の魅力を充分に楽しんでいただける美肌ウェルネス体験プログラムの開発やそのサポートにも取り組んでいます。

宿ごとの美肌泉質に合わせた【入浴法×スキンケア化粧品での湯上り後の肌ケア】で、宿ごとの魅力を実感できる体験プログラムを目指し、スキンケア化粧品は、バラエティ豊かな当グループの製品から厳選。プログラム内容、使用製品、導入形態、導入時期は宿ごとにカスタマイズされます。

※4 「 “美肌県しまね”での『美肌ウェルネスツーリズム』推進に向け連携協定を締結」（2021年3月11日）https://ir.po-holdings.co.jp/news/news/news-4977344957411656913/main/0/link/20210311_POHD_bihada_s.pdf　

人も、地域も、美しく。

「美肌温泉プロデュースタスクフォース」では、地域の自治体などと連携し、「人も、地域も、美しく（※5）。」を目指しています。肌を見つめ、からだとこころが健やかで美しくなる体験をプロデュース。地域を代表する観光事業者には、事業者のもつ観光資源の魅力を肌科学研究の視点から再発見し、輝かせることをサポートしてまいります。

※5　「地域も美しくなる」とは地域の魅力を見つけ出し輝かせること

●プロジェクトファウンダー（ポーラ・オルビスグループ社員）

ファウンダーインタビュ―動画　https://youtu.be/Vvh2WXHKrJY

【補足資料2】美肌泉質とその分類について

角層や皮脂に着目した温泉の美肌泉質分析結果をもとに、角層細胞への作用と皮脂を取り除く作用の組み合わせにより6タイプの美肌泉質に分類されることが分かっています（※6）（図1）。これまでに、島根県では19の温泉宿のお湯について分析を行いました（図2）

【補足資料3】導入される新サービスについて

◆美肌ウェルネス体験プログラムの設計思想

1. 従来の日本の温泉文化に肌科学的エビデンスをプラス

2. 宿泊のお客さまが性別を問わず楽しめる

3. 宿ごとの接客オペレーションに合わせ個別設計

 

◆満足度の高い体験プログラムが実現

開発中の美肌ウェルネス体験プログラムを導入予定の宿の宿泊客にお試しいただいたところ、平均満足度86％と高い評価を得ました。得られた改善ポイントをもとに改良を重ねています。

 

◆なにわ一水に導入される新しい体験サービスについて　

【提供開始日】　2024年4月1日

島根県松江しんじ湖温泉　なにわ一水 （ほぐしブースター温泉）

なにわ一水の「肌泉ウェルネス委員会」と、ポーラ・オルビスホールディングスの美肌温泉プロデュースタスクフォースが協力して、性別や年齢などを問わず体験できるプログラムを開発しました。

●美肌ウェルネス体験プログラム

なにわ一水の美肌泉質を活かした入浴法およびポーラ・オルビスグループのスキンケア化粧品（フェイシャル・ボディ）での肌ケアがセットとなった美肌ウェルネス体験プログラムを、「美白×健康」と「うるおい×健康」の2テーマでご用意しました。

　≪販売価格: 2,860円（税込）≫

●ハンド＆フットトリートメント（新設直営サロン「DEW SPA（デュースパ）」）

ポーラ・オルビスグループの研究で実証された美肌効果を活かした足湯で、ゴワつき・ザラつきがちなフットの肌（※7）を柔軟にほぐし、その後にマッサージ、さらに、美肌ウェルネス体験プログラムと共通のボディクリームで仕上げるSPAサービスをなにわ一水が提供します。　

※7 角層まで

・足湯は松江しんじ湖温泉と精油を使用　　　

・マッサージ前には、温泉水スプレーを塗布

・マッサージオイルには、柚子の精油（島根県産オーガニック・松江養護学校で蒸留）を使用

・ボディクリームには、オルビスボディクリームを使用

連携の背景

【ポーラ・オルビスホールディングスの地域創生】

「美肌温泉プロデュースタスクフォース」では、地域の自治体などと連携し、「人も、地域も、美しく。」を目指しています。なにわ一水の近年の独自のウェルネス改革・チャレンジは、エビデンスの追求、地域資産の魅力アップなど、当プロジェクトと共通する点が多々あり、共に学び合い、互いに高め合える連携を行っています。

【なにわ一水　近年の変革】

令和3年度『美肌県しまね推進事業　誘客推進モデル事業』に採択され、自然が育む『島根の雫』で「心も身体も美しく」をテーマに、館内の直営のスパ「SPA-雫-」を中心にウェルネスツーリズムの推進をスタート。国内外で評価されるユニバーサルデザイン客室での湖畔STAYと、美肌県しまねに行かないと体験できない地域資源を活用したセラピーを提供しています。地域資源を活かす取り組みの中で、ポーラ・オルビスグループの研究に基づく美肌温泉認証、ホリスティック知見を取り入れています。2024年4月1日のサービス開始に向けて新人セラピストを雇用し、館内の直営サロン「DEW SPA（デュースパ）」にて人材養成も進めています。　

（「DEW SPA（デュースパ）」…観光庁令和5年度事業「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」による改修で新設）