JAL/「JAL Corporate SAF Program」 開始

CO₂削減の環境価値を証書化し、法人のお客さまのScope3削減に貢献します

2024年3月25日
 JALは、SAFを活用することにより創出されるCO₂削減の環境価値を証書化し、JAL便をご利用の法人のお客さまに提供する新たな事業「JAL Corporate SAF Program」を2024年4月より開始します。

「JAL Corporate SAF Program」https://www.jal.com/ja/sustainability/jcsp/

【プログラムの仕組み】

 JALはこれまで、航空機運航による自社のCO₂直接排出(Scope1)、および間接排出(Scope2)の削減に取り組んできました。本プログラムにより新たに、法人のお客さまのScope3(自社の活動に関連する他社の排出)の削減に貢献します。
 本プログラムでは、SAFによるCO₂の削減率などが記載されたSAF証書より、CO₂削減量を算出しデータ管理してその環境価値を必要とする法人のお客さまにCO₂削減証書を発行し販売します。この証書は、第三者機関に妥当性確認を受けた透明性、社会的信用性を確保しています。
 本プログラムへの参加により、貨物輸送や従業員の出張による航空利用実績に基づくCO₂排出量を可視化し、削減が可能となります。またこの証書はTCFD、CDPなどが求めるCO₂排出量削減の開示情報算出に使用できます。
 法人のお客さまは本プログラムに参画することにより、航空業界の脱炭素化に向けたSAFの普及と拡大を通じて、持続可能な空の旅に貢献できます。
 JALグループは、「全燃料搭載量のうち、2025年度に1%、2030年度に10%をSAFに置き換える」という目標の達成に向けて、国内外においてSAFの調達を進めるとともに、国内では業界の垣根を越えてステークホルダーの皆さまと協働しながら国産SAFの製造・商用化に取り組み、SAFの活用拡大をさらに推進してまいります。

以上

関連記事

ページ上部へ戻る