ホテル・旅行のニュースリリース・情報

株式会社大丸別荘は、2023年3月30日付けの是正計画から約1年が経過したことを受けて、進捗報告を申し上げます。

本件は、保健所が実施した2回の立入検査（2022年8月、2022年11月）を受け、大浴場の不十分な衛生管理体制と虚偽報告に対する行政指導を受けた結果、是正計画を策定しました。

今後も全てのお客様に安心してご利用いただけるよう、大浴場の衛生管理の徹底と組織改善・ガバナンスの強化について努めてまいります。

■是正計画の進捗報告書　要旨

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１.大浴場の衛生管理体制と実績 

お客様に安心してご利用いただくため、公衆浴場法で定められた基準を大幅に上回る衛生管理対策を講じております。

具体的には、2023年4月1日から、公衆浴場法で規定された週1回の換水清掃を、毎日23時から翌6時まで大浴場を閉鎖し、専門の外部業者による徹底した換水清掃を行っています。

さらに、公衆浴場法による年2回の水質検査の基準を、当施設では年24回（月2回）の水質検査を実施しております。これはレジオネラ属菌を含む様々な水質のチェックを含んでおり、これまでに行われた全ての検査で合格の評価を受けています。

加えて、残留塩素濃度は毎日5回測定し、法定濃度を常に維持するよう厳格に管理しております。

これらの情報（換水清掃の報告書、水質検査の結果、残留塩素濃度の数値）は、お客様がいつでもご覧になれるよう大浴場内に掲示するとともに、公式ウェブサイト上でも適宜公開しております。

■大丸別荘　作業報告・結果ページ

https://www.daimarubesso.com/report/data/

２.経営陣、全社員の衛生管理の知識向上

経営陣を含む全社員は、大浴場の衛生管理に関する知識を深めることを目指し、NPO法人 入浴施設衛生管理推進協議会を招き、専門の研修を実施しました。

この研修は数日間にわたり、温泉の基本知識、レジオネラ症ついての情報、そして浴場の清掃および衛生管理に関する講義を含んでいます。また実地での清掃指導も受け、毎日の衛生状態をより良いものにするための基盤となっています。

３.再発防止に向けて組織改善とガバナンスの強化

企業の公正性と透明性を高めるために、全社員がコンプライアンス研修を受講しました。また、内部告発制度を整え、通報窓口として外部の弁護士を指定しました。

さらに、「企業等の不祥事に関する第三者委員会ガイドライン」に基づく調査委員会を設け、調査を実施しました。この調査結果をもとに、組織改善の基盤を構築していきます。

この是正計画は、引き続き弊社の最重要課題と位置付け、全社員が一丸となって取り組んでまいります。今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。