JTB/JTBとJR東日本商事、「地域探究学習プログラム」を共同開発

のもの ロゴ

「のもの」事業との連携を通じ、探究学習の深化と地域活性化を目指す

 株式会社JTBと株式会社JR東日本商事は、地域活性化を目的に両社の強みを生かし、中学生・高校生を対象とした、地域の課題解決や魅力発信を組み込んだ「地域探究学習プログラム」(以下、本プログラム)を共同開発します。本プログラムは、JR東日本商事が地域経済活性化を目指し推進する「のもの」事業と連携し、教育活動を通じ新たな関係人口を創出するための取り組みです。今回のプログラムでは岩手県八幡平市を舞台に、サーキュラーエコノミー(循環経済)をテーマに持続的な地域発展に取り組んでまいります。

  • 共同開発の背景と目的

 教育現場では、学習指導要領の改訂により、探究プロセスに沿った学習テーマを教職員が自ら考え、設定することが大きな負担となり課題となっています。一方、地方では人口流出、経済・社会の持続性の低下が社会課題となっています。そこで、交流創造事業を展開し、顧客基盤による人流創造で地域の活性化を目指すJTBと、JR東日本の「地域再発見プロジェクト」の一環として始まった“のもの事業”を展開するJR東日本商事が、子供たちと地域を”学び”でつなぐ「地域探究学習プログラム」を共創することで、教育現場や地域の課題解決を目指すべく、今回の共同開発に至りました。

  • 「のもの」とは

 「のもの」は、東日本の各地域の食を中心に地域の魅力を紹介する地産品ショップです。一定期間ごとに各地域にスポットを当てたフェアを開催。銘菓、地酒、加工品といった、「旬のもの」、「地のもの」、「縁のもの」を紹介しています。

のもの ロゴのもの ロゴ

  • 「地域探究学習プログラム」とは

 本プログラムは、人流創出や地域の課題と、学校が取り組む「探究学習」で困難とされる推奨企業や地域連携課題を掛け合わせ、新学習指導要領のプロセスに則した中学生・高校生を対象とした学習プログラムです。
 事前学習(旅マエ)から現地学習(旅ナカ)、事後学習(旅アト)と3段階で学習機会をプログラム化し、事後学習の成果と地域の魅力を発信する場として、「のもの」の店舗を設定していることが特徴です。学習の流れの中に、様々な人との交流、コミュニケーションの場面を織り込むことで、学びのフィールドへの理解や興味関心を深め、学びの価値を最大化することに繋げます。今回は、岩手県八幡平市を舞台に実施します。

のもの 上野店外観のもの 上野店外観

地域探究学習プログラムの全体像地域探究学習プログラムの全体像

  • 『地域探究学習プログラム』 in 八幡平の概要(予定)

●発売時期:2024年6月
●催行時期:2024年8月
●日程:2泊3日
●方面:岩手県八幡平市(テーマ:サーキュラーエコノミー)
●募集人員:20名程度 ※JTBの募集型企画旅行として実施予定です

  • 今後の展開

 今後も東日本地域を中心に地方創生に積極的に取り組んでいる地域と連携し、順次展開を図ります。

  • JTB 会社概要

 JTBは「交流創造事業」を事業ドメインとし、全国に広がるネットワークを生かし、さまざまな人流・物流・商流の創造による交流人口の拡大を通じて、地域や観光事業者の課題を解決するお手伝いをしています。人と人、人と場所、人とコトをつなぎ、新たな価値を創出、デジタル&ヒューマンの力で地域に新たなイノベーションを起こすことを追求します。
・交流創造事業は、JTBの登録商標です。
・ホームページ:https://www.jtb.co.jp

  • JR東日本商事 会社概要

 JR東日本商事はJR東日本グループの基幹商社として、さまざまな価値を創造しソリューションを提供することによってグループ内外のお客さまの課題を解決し、持続可能な社会の実現に取り組みます。
・ホームページ: https://www.ejrt.co.jp/index.html

  • 本件に関するお問合せ先

JTBビジネスソリューション事業本部 第五事業部

TEL:03-5539-2821 (9:30~17:30 ※12/30~1/3及び土日祝休) 

  • 地域再発見プロジェクト「のもの」に関するお問合せ先

JR東日本商事 コンシューマー商品本部 地産品ユニット 担当:山本、海老沢
TEL:03-3299-1947 (9:30~17:00 ※年末年始及び土日祝休)

関連記事

ページ上部へ戻る