海と日本プロジェクト広報事務局/福島公演限定・人気声優の登壇イベントも開催!「危機迫る水族館を救え!巨大怪獣ポリマドンの謎​​」を開催しました

2024年3月23日(土)24日(日)アクアマリンふくしまにて

一般社団法人謎解きエデュテイメント協会は、2024年3月23日(土)~24日(日)に営業中の「アクアマリンふくしま」(福島県)にて、謎解きで海の未来を考えるリアルイベント「危機迫る水族館を救え!巨大怪獣ポリマドンの謎」を開催しました。公演には幅広い年代の参加者が集い、2日間で100名以上が参加しました。1日目には出演声優である白井悠介さんの登壇イベントも開催、福島公演のみの特別な体験となりました。本イベントは今後も全国の水族館で順次開催する予定です。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
イベント特設サイトはこちら:https://real.uminazo.jp/polymerdon/

  • イベント概要

・開催概要:「危機迫る水族館を救え!巨大怪獣ポリマドンの謎​​」

・日程:2024年3月23日(土)~24日(日)

・開催場所:アクアマリンふくしま(福島県)

・参加人数:107名

  • イベント実施の背景

このイベントは、昨今老若男女問わず大きな人気を博す「謎解き」をフックに、10代~30代までの若年層を中心に普段あまり海や水族館に馴染みのない方にも、海に親しみを覚え、そして海で起こっているさまざまな環境問題について知り・考えてもらうために企画・制作されました。
私たちが暮らす日本は、四方を海に囲まれた世界的に見ても海との関わりが強い国です。しかしながら、近年では日本人の”海離れ”が進んでいると言われています。日本財団が2017年から2年に一度実施している「海と日本人に関する意識調査」の最新の調査結果(※1)によると「海に親しみを感じる」と答えた人は全体の37%と、2年前の調査結果よりもさらに低い結果となりました。あわせて、直近1年間で海に行っていない人も約半数にのぼるなど、海に行くことや、海を身近に感じる機会が減っていることがわかります。
そこで当会では、手軽に海を身近に感じることができる施設として、非常に重要な役割を果たしている「水族館」と連携し、夜の水族館からの脱出という誰もがワクワクするシチュエーションの体験型イベントを開催し、この体験を通して海について改めて考えるきっかけを創出することを目指しました。

※1:日本財団「海と日本人に関する意識調査」(2022年7月15日発表)
15歳から69歳の男女11,600人を対象にインターネットによる調査を実施。
調査結果:https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2022/07/new_pr_20220715_01.pdf

  • 出演声優・白井悠介さんの登壇イベントを開催

福島公演限定で、ホゼン隊長役・白井悠介さんの登壇イベントを実施しました。ご自身も熱心な水族館ファンで、全国各地の水族館を訪れているという白井さん。アクアマリンふくしまも今回で3回目だそう。アクアマリンふくしまに関しては、没入感や構成が素晴らしく、環境保全にも力を入れており学びながら楽しめる「一番リピートしたい水族館」だと熱く語ってくださいました。

司会から「推しの魚」を問われると、ラブカやリュウグウノツカイなどマニアックな名前が飛び出し、観客を驚かせました。

そんな水族館での作戦の指揮を取る隊長を演じることが決まった際には、思わずガッツポーズを決めたという白井さん。水族館を巡りながら謎を解き「楽しみながら学ぶ」という本イベントの趣旨にも大変共感していただきました。さらに、「我々こそが日々の生活の中でも海や環境を守るひとりのヒーローである​​」というメッセージにちなんで、普段から環境のために気をつけていることは?と問われると、日常的にエコバックを使用したり、電気や水の無駄遣いを極力減らしたりといったことには特に気を遣っているし、子どもにも大事なことだと伝えていると答えてくださいました。また、そういった小さなことでも、いいことも悪いことも環境につながっているのだという意識を持って毎日を過ごしていると語りました。

SNS上では「#巨大怪獣ポリマドン」のハッシュタグで、謎解きの感想や学びのコメントなどさまざまな声が投稿されています。通常の謎解きイベントではチャレンジの成否を発信する投稿が多いですが、今回のイベントでは本作の海の未来に関するメッセージを受け取って感じたことや自分なりの思いを綴った投稿が目を引きました。

  • 謎解きから考える私たちの海の未来

参加者のメインとなる年齢層は10〜40代、友人同士や親子連れまで様々な方々が、思い思いのペースで謎解きを楽しんでいました。謎解きは能動的に情報を集め、ヒントや手がかりを駆使して答えを導き出すプロセスを踏むため、ゲーム中に使用したキーワードや情報はより強く参加者に印象付けられる特徴があります。参加者アンケートにも反映されている通り、海の生き物や海洋問題について様々なキーワードが散りばめられた本作では、企画のねらい通り参加者が「自分ごと」として海の未来を考えるきっかけづくりに寄与することができました。

制限時間終了後のゴール地点では、司会が海洋問題の実情を交え、このイベントに隠された想いやメッセージを熱く解説します。参加者は自分が挑戦した謎に散りばめられた要素を思い返しながら、海の未来に想いを馳せました。巨大怪獣ポリマドンの撃退成功を目指して、全国各地で順次開催される公演にも是非ご参加ください。

  • ノベルティとして配布された環境配慮素材のボールペン

本イベントの参加者に数量限定で配布されたノベルティのオリジナルボールペンは、ボディ部分に環境配慮素材である生分解性プラスチックのGreen Planet®が使われています。
この素材は、生分解性プラスチックの中でも特に希少な「海中でも分解される」プラスチック素材です。近年大きな問題となっている海洋プラスチックの削減に資する素材であり、本イベントの主旨に沿うものとして株式会社カネカに特別に製造・物品協賛をいただきました。イベントの最後にも司会から解説がなされると、参加者は手元のボールペンを観察しながら感嘆の声も上がりました。通常のイベントで配布されるペグシル類は落とし物や返却率が非常に高いものの、本ボールペンの返却率はゼロ。参加者が意識して持ち帰る様子が見られました。
※画像はイメージです。実際の製品とはデザイン・形状が異なる場合があります。

Green Planet®についての詳細はこちら:https://www.kaneka.co.jp/solutions/phbh/

  • 福島公演参加者のアンケート結果

・年代

・このイベントに参加して、海やいきものへの関心が高まったと思いますか?

→「海やいきものへの関心が高まったと思う」が100%を占めました

・今後このようなイベントがあったら参加したいと思いますか?

・このイベントをまわりの人にすすめたいと思いますか?

  • 参加者の声(SNS・アンケートから抜粋)

目の前の謎をただ解くのではなく、自分達の最終目標を達成するためにはさらにどんな行動をすれば良いのかを考えなければいけない…とても奥の深いゲームでした。初めて謎解きゲームに参加しましたが、とても楽しかった!これはハマる。

設定がとても深く勉強にもなり、時間制限無しで丸一日かけてじっくり参加してみたい面白い謎解きだなと思いました。

・さすが海と日本プロジェクト。単なる謎解きじゃなくて、いきものへの興味、生物多様性、環境問題、未来へ向けて…。深く深く学ばせていただきました。

・Green Planetを初めて知りました。海からかなり遠い福島県会津に住んでいるので普段は海洋プラスチックごみを目にすることはありませんが、海辺に行くと時々見かけます。この素敵な事業がもっと多くの人々に知られ、Green Planetのような環境に優しい素材で作られたいろいろな商品が数多く流通するといいなと思いました。ボールペン大事にします。​​

水族館や環境のこともいろいろ知れて、とても勉強になりました。登壇イベントでは、水族館の推しポイントや役との向き合い方などいろいろお話してくれて嬉しかったです。

・大事!多様性の力!各水族館で謎が違うの素敵。リアルの海洋問題を絡める公演も素敵。​​

・ステップ毎に全部面白かったです。アクアマリンの建物自体も作戦本部っぽくてさらに良かった​​。

・二度目の参加で、やっとどんな謎を解いているか理解できて、なんとか最後までこうすれば解けるんだろうなぁを味わえた!失敗したけどな!福島に来れてよかった!

→しっかり理解を深めようと、各地での公演を繰り返し訪れる参加者もみられました

<団体概要>
団体名称:一般社団法人謎解きエデュテイメント協会
URL:https://ed-nazo.org/
活動内容:謎解きという体験機会を通してさまざまな社会問題やSDGsについて学んでいただくことを目的に、エデュテイメントコンテンツの企画・制作を行う団体です。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/ 

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