- 2024-4-4
- ホテル プレスニュース
過去最多の750名が入社し、北海道・青森県・長野県・沖縄県の4地点でそれぞれの地域の個性的な魅力を体験しました
「旅を楽しくする」をテーマに国内外68施設を運営する星野リゾートは、2024年3月31日と4月3日に入社式を実施しました。この春には、過去最多の750名の新入社員を迎え、北海道、青森県、長野県、沖縄県の4地点でおこない、これから働く決意を込めて、手のひらに絵の具をひたし、手形を押す「手形の契り」を結びました。また、入社式の最後には、青森を代表する夏の祭り「ねぶた」の祭り囃子に合わせて新入社員が跳人(はねと)として踊る体験や、琉球伝統楽器「三線」の演奏など、それぞれの地域の魅力を体験しました。その後、4日間の新入社員研修「Warm-up-Camp」でホテル運営や組織の価値観を学び、全国各地の施設へ着任します。
手形で契りを結ぶ「契りの会」
2003年より行われている「契りの会」では、代表の星野佳路や配属施設のスタッフから新入社員に向けて応援メッセージと、歓迎の川柳が送られました。新入社員は返歌を詠んだ後、入社式恒例となった「契りの手形」にて、布に一人一人が思いを込めながら手形を押
し、入社への意気込みを表現しました。この手形には当社が社員に対し、法律上の雇用関係ではなく雇用主と雇用者の関係を超えて社員を助けるという約束と、社員が研修で学ぶ組織文化に寄与するという意味が込められています。
新入社員研修「Warm-up-Camp」でシンギュラリティ時代に適応する重要性を学ぶ
毎年、研修にはテーマを設けており、2024年のテーマは「CAMP! CAMP!! CAMP!!!」です。今後「シンギュラリティ時代(*1)」を迎える中で、自らが問いを立てる思考力、判断力、表現力がこれまで以上に求められます。このような中でキャリアをスタートとする新入社員は、ビジネスパーソンとしての知識やスキルの習得だけではなく、答えのない問いに向き合い、ディスカッションを通して、多様なチームで協働することの難しさと楽しさを経験し、シンギュラリティ時代という新環境に適応していく重要性を学びました。
*1 シンギュラリティとは、人工知能(AI)が発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念を意味する言葉。
顧客への旅の提案に活かす、地域魅力に触れる体験
当社では地域の魅力をスタッフが学び、顧客への旅の提案に活かしています。入社式の最後には、全国各地へ配属される新入社員に、その地域の魅力を観て、触れて、感じてもらいたいという願いを込め、北海道・青森県・長野県・沖縄県の全国4地点にて、それぞれの地域魅力を体験できる催しを行いました。
北海道:入社式特別バージョン「お鼻見の話をする!? 旭山動物園講座」
青森県:青森を代表する4つの祭りを一度に楽しめるオリジナルショー「みちのく祭りや」を披露
長野県:新入社員の顔写真を印刷した直径約7㎝のウェルカムマカロン
沖縄県:琉球の伝統楽器「三線」演奏
2024年度の採用活動について
星野リゾートでは入社時期を4月、6月、10月、2月の年4回設け、新入社員が個人の意思で入社時期を選択できる採用の枠組みを設けています。卒業旅行のほか、学生時代にやり残したことに時間を使うなど、ひとりひとりが思い思いの時間を過ごした上で入社しています。4月以降も時期を分けて入社を予定しており、今回の4月入社と合わせ、今年度の入社人数は過去最多の1,050名となる予定です。
〈参考〉入社人数の推移
2020年春入社294名(年間:616名)
2021年春入社217名(年間:313名)
2022年春入社671名(年間:1,019名)
2023年春入社324名(年間:587名)
「2024年度春の入社式概要」
■実施日:2024年3月31日・4月3日
■時間:14:00~16:30
■会場:北海道:OMO7旭川(おも)by 星野リゾート
青森県:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
長野県:ホテルブレストンコート
沖縄県:大濱信泉記念館 多目的ホール
■入社人数:750名
■内容:代表 星野佳路の挨拶、契りの会、それぞれの地域の文化体験
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