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　東海汽船株式会社は、６月15日(土)、６月16日(日)にて、松崎新港と東京竹芝埠頭を結ぶ直行便２往復を運行。松崎町と東京都心が直接つながるのは、西伊豆地域としては史上初。所要時間は２時間40分を予定しており、どの交通機関よりも速く、松崎町と東京都心が結ばれる事となりました。

　松崎町は、港町松崎の地域経済の将来にとって、非常に価値ある社会実験であると考えており、全面的にこの運航に協力して参ります。

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■運行概要

（１）運航会社

・名称　　　　：東海汽船株式会社　https://www.tokaikisen.co.jp

・所在地　　　：東京都港区海岸一丁目16番１号

・代表者氏名　：代表取締役社長　山崎 潤一

（２）運航概要(４/５現在の予定)

・航路　　　　：松崎新港　⇔　東京・竹芝桟橋

・実施日：2024年６月15日（土）

・想定ダイヤ　：

1.松崎新港発

【往路】６月15日（土）松崎新港 8時00分～10時40分 東京・竹芝桟橋

【復路】６月16日（日）東京・竹芝桟橋 11時00分～13時40分 松崎新港

2.東京・竹芝桟橋発

【往路】６月15日（土）東京・竹芝桟橋 13時00分～15時40分 松崎新港

【復路】６月16日（日）松崎新港 16時00分～18時40分 東京・竹芝桟橋

 （３）運航ルート：東京・竹芝桟橋　⇔　松崎新港

（４）運航船舶について（使用する船舶は未定）

・全長　　　　　　：27m

・最大速力　　　　：43ノット(約80km/h)

・旅客定員　　　　：241名(結)、254名(愛、友、大漁)

・船のカラーリング：美術家　野老朝雄氏(結)

　　　　　　　　　　画家　柳原良平氏(愛、友、大漁)

・参考URL　　　　 ：https://www.tokaikisen.co.jp/ourship/jetship

写真：東海汽船高速ジェット船「結」

■コメント

（１）松崎町長　深澤 準弥

松崎町は、古くは風待ち港として多くの人が訪れ栄えてきた町です。平成15年夏、バブル崩壊後の不景気と道路網の発達による需要の冷え込みにより、最後の定期船「こばるとあろー」が廃止され、それ以来、定期船航路は約20年途絶えたままとなっています。しかし、定期航路が途絶えた後も、松崎町では松崎新港利活用の模索を続けてきました。

令和元年、クルーズ船「飛鳥Ⅱ」の誘致に成功し、地域をあげて、寄港地としておもてなしの準備を進めていましたが、新型コロナ感染症拡大により、飛鳥Ⅱは寄港中止となってしまいました。当時、松崎町役場企画観光課長だった私にとって、心から歯がゆい、悔しい記憶です。

令和3年に、町長になった後も、松崎新港をどう地域発展に活かしていくべきか、議論を続けてきました。松崎新港は沼津港と共に特定地域振興重要港湾に指定されておりますが、鉄道がなく公共交通が脆弱である西伊豆松崎町にとって、海上からの船でのアクセスは、コロナ禍からの観光復活になくてはならない重要な交通手段であると考えています。令和の風待ち港として、今回、松崎と東京都心が歴史上初めて直接結ばれることが、観光復活の狼煙となることを期待しています。

（２）東海汽船株式会社　旅客部長　羽根 正尋

松崎港は、特別クルーズ第１弾として、2023年9月30日と10月1日に松崎～大島航路で初就航し、多くのお客様にご乗船いただきました。そして松崎町や特別クルーズ参加者から多く上がった松崎～東京航路を就航してほしいというご要望を基に、この度特別クルーズ第２弾として、2024年6月15日～16日に松崎～東京航路を就航いたします。

　この特別クルーズは、松崎新港～東京港竹芝桟橋までの約210ｋｍを2時間40分で結びます。これは自動車や他の公共交通機関と比べても最短です。料金も今回は特別に往復13,800円でご利用いただけます。

　又、松崎～東京を運航した後、関東在住の方を乗せて東京～松崎を運航いたします。ダイバーや釣り客、観光客を誘致する事で、松崎町を始め近隣の地域経済の活性化にも繋げたいと考えています。

高速ジェット船は、ジェットエンジンで海水を吹き出し空気のかわりに海水から揚力を得て飛ぶ「海のジェット機」です。海面から浮き上がって航行する為、船体への海水の抵抗が少なくなり、時速約80ｋｍの高速航行を可能にし、波の影響も受けずほとんど揺れないので、船酔いの心配も解消しました。ぜひ、快適な高速ジェット船の乗り心地を体感して下さい。

■問合せ　　　松崎町役場企画観光課　担当：山本（0558-42-3964）

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