公益社団法人 新潟県観光協会/「燕三条 工場の祭典」燕市・三条市の商工会議所青年部で組織した実行委員会で再始動

工場の祭典とは?……新潟県の県央に位置する燕三条地域の工場が一斉に工場を開き工場見学を行うオープンファクトリーイベントです。

地場産業振興を目的に地域企業の青年経済人が集まり、様々な事業を行っているのが商工会議所青年部(以下:YEG)。

燕YEG(会長:熊倉正人)は全国にその名を轟かせ、YEG新潟県連合会の雄として県内、北信越、全国のYEG事業へ数多くの出向者を出している。

会員数は110名をかぞえ、会員企業の約7割が燕三条の地場産業である製造業者という特異なYEGとしても有名である。

三条YEG(会長:小野塚雄也)は会員数90名をかぞえ、年間数十の新しいまちづくり事業を行うベンチャー集団。その事業は多岐に渡り、産業振興から海外事業、教育、社会課題とゼロイチの事業を数多く行っている。

今まで交わることのなかった両YEGが「燕三条 工場の祭典」という地域を代表するイベントを開催するため手を組み共に実行委員会を組織する。

  •  なぜYEGが工場の祭典を運営するのか?

商工会議所青年部(以下:YEG)はそれぞれの行う事業を通して新たなインプットとアウトプットを増やし続けている。刻一刻と変わる地域の状況を青年経済人として、燕三条に住まうものとして自分事として問題点を捉え、俯瞰して地域を見て解決の糸口を模索するインプット。それらの課題に会員一丸となって取り組むことがアウトプットとなる。

そのYEGらしい地域への関わりを地域の人と共有し、還元する方法はないのか。そのコンテンツとして「燕三条 工場の祭典」はもっとも我々らしさとの親和性が高い。燕三条地域のYEGが手を取り合い、さらに地域を加速させるためのアクションを起こすことを目的にYEGによる工場の祭典実行委員会を組織し、三条YEG 副会長 安達拓未を実行委員長に据えた。

  •  12年目を迎える「燕三条 工場の祭典」。再スタートのコンセプト

「工場の祭典を文化創造の学び舎に」

ものづくりの街として発展してきた燕三条地域において先時代には大量生産や大量消費が良しとされてきたが、現代の時流的にそれだけでは懐疑的な目が向けられている。一方、他者と差別化されたブランドを持つことだけが良いわけでもない。

いずれの場合もそれが企業・個人として正しいのか、適切なのかは各社、各人が考えることで他者が決めることではない。まさに、それは燕三条にある企業・個人として思慮すべきことで学びの在り方ともいえる。

各々が学び、考えるべきことで見出された答えや価値が多様である事がこの産地の特異性となる。多種多様な学び、機会を通したインプットにより企業・個人としての考え方の改新を促し、行動の質を変えることがアウトプットの質を変えるということ。

【燕三条 工場の祭典】を通してよく学び、共に成長する。

  •  今後10年を見据えた「燕三条 工場の祭典」が目指すべきビジョン 

「燕三条の産業開化」

学びを通して、文化的なものづくりを今より多く生み出す産地へ。ものづくりに対する多様な価値観を織り交ぜ、燕三条のものづくりを改新する。

 このビジョンをもとに、4つの分科会による活動を行う。

①ひらく 

・「燕三条 工場の祭典」本祭開催事業

・参加企業説明会

②まなぶ

 ・スキルアップセミナー「工場ミーティング」

 ・KOUBAサミット

③つなぐ

 ・地域人材育成事業「ローカルラボ」

 ・SNSの運用

④みせる

 ・キービジュアル作成

 ・学生デザイン団体「プリプレス」との共同制作

 ※各事業の具体的な取組など、詳細につきましては、随時お知らせいたします。

  • 燕三条 工場の祭典ロゴマークシンボル

ロゴマークを一新し、鍛治「火花」、研磨「輝き」を線に見立て、お祭り的・開放的・交流的な様子を強調するようにモノと文化の集積地をロゴ全体で表現した。一色でなくカラフルにすることにより、多様な価値観を表現している。

  • 工場の祭典を通して地域と関わりを持ちたい人材を広く募集 

4月1日より産学連携デザインプロジェクト「プリプレス」と、燕三条の未来のまちづくりを担う人材を育成するプログラム「燕三条ローカルラボ」の参加者募集を開始した。

 

① 産学連携デザインプロジェクト「プリプレス」

 デザインを学ぶ学生と地元産業が協力し、広告物やノベルティグッズなどのデザインを行い、工場の祭典のクリエイティブサポートを提供する。

 このプロジェクトは、若い世代のクリエイティブな視点を工場の祭典に取り入れ、イベントのブランディングと地域産業の活性化を目指す。

4月に学生を募集(5名程度)する。グラフィックデザインを学べる県内の学校団体を通じて、学生と実行委員でメンバーを構成する。

② 燕三条ローカルラボ

 燕三条地域の未来のまちづくり人材を育成するための事業で、「知る」「出会う」「関わる」を三つのフェーズに分けて実施。(全7回)

地域の歴史を学び、多様な人々との出会いを通じて、工場との関わりを深めることで、地域のインナーコミュニケーションを活性化し、未来を創る人材を育成する。

対象は、18歳~39歳までの方でまちづくりに興味があり、関わりたいと思っている方、燕三条のものづくりやまちづくりの歴史、事例を学びたい方、燕三条地域で活動しているプレイヤーと繋がりたい方。

 募集は4月1日から5月31日まで。参加費は一般が10,000円、学生が3,000円となっている。

なお燕三条 工場の祭典に参加してくださる企業様も4月1日より募集を開始した。

今年度は参加企業の目標を100社と定め、燕三条地域、またその近隣地域の企業を募集します。

  •  「燕三条 工場の祭典2024」開催概要

日時:2024年10月3日(木)〜6日(日)

会場:新潟県燕三条地域

 主催:工場の祭典実行委員会

 共催:燕商工会議所青年部

    三条商工会議所青年部

    燕市

    三条市

   燕三条地場産業振興センター

  • 「燕三条 工場の祭典」公式web

https://kouba-fes.jp/

  • お問合せ 事務局

住所:新潟県三条市一ノ門1丁目4-33

 電話:080-1186-0484

 メール:kouba.0229@gmail.com

※今後の最新情報は、公式HP、各種SNSでお知らせいたします。燕市・三条市の商工会議所青年部で組織した実行委員会で再始動「燕三条 工場の祭典」

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