地域ブランディング研究所/担い手の想いに共感して、地域文化貢献の旅へ!新しい旅のスタイル「共感型ツーリズム」の先駆けとなるプラットフォーム「TSUNAGITE」が誕生

過去から継承されてきた地域の文化を未来へ引き継ぐ “人”=”繋ぎ手”を増やす新しい仕組み

『まちの誇りの架け橋』を創業理念に、まちの魅力や地域資源を活用した体験プランの開発及び、予約プラットフォーム「Attractive JAPAN」の運営を行う、株式会社地域ブランディング研究所(本社:東京都台東区、代表取締役:吉田博詞)は、日本の地域の伝統や文化・自然・暮らしそのものを後世に遺すべく活動に取り組むキーパーソン「繋ぎ手」の想いと、その繋ぎ手が提供、あるいは企画立案した地域滞在型プログラムを紹介する、ストーリーサイト型プラットフォーム「TSUNAGITE(https://tsunagite-aj.com/)」を新たにオープンしました。

一般的な観光情報サイトが、主にその地域・文化の魅力をPRするのに対し、TSUNAGITEは地域文化の繋ぎ手一人ひとりの「想い」にフォーカスしたストーリーを掲載しています。

想いへの共感を入り口に地域へ旅行し、その地域の文化伝承に貢献、関係人口として持続的に応援していくという、これまでになかった旅のスタイルをご提案。「共感型ツーリズム」という新たな観光トレンドの誕生を見据え、その先駆けとして普及していくことを期待しています。


【背景】Z世代を中心に急増する旅のトレンド「地域体験交流・文化貢献」のニーズに応えるメディアづくり

①コロナ禍を経て、単なる観光地訪問から志向が変容

「じゃらん宿泊旅行調査2023」によると、旅の中で交流・体験といった地域でのかかわりを求める「地域体験交流タイプ」の志向は若年層ほど高まり、20代男性で29.6%、女性15.8%と、世代間ではもっとも高いことがわかりました。

じゃらんリサーチセンター3/27プレスリリースより

また、この「地域体験交流」志向をさらに6つのカテゴリーに分類した同センターの調査結果では、地域とのかかわりについて意識と実施の変容が起きていることが明らかになっています。

じゃらんリサーチセンター3/27プレスリリースより

特筆すべきは「地域のためになること、貢献できることを選ぶ」タイプの増加です。

この傾向は、2019年から2023年にかけて、男性では31.1%→40.6%、女性では15.2%→23.7%へと大幅に上昇しています。コロナ禍によって地域の課題や困難な状況が浮き彫りとなり、「地域」というものについてより意識する機会が増えたことが影響していると推測されます。

このように、Z世代の若者を中心とした旅のスタイルは「地域貢献」を主目的としたものへ変容しつつあります。今後、より大きなトレンドとなっていくであろうこの旅行形態を「共感型ツーリズム」と名付け、時流の中にある需要にいち早く応えるメディアとして「TSUNAGITE」は誕生しました。

②サステナブル・ツーリズムの新潮流の中「応援したくなる旅」へ出発

コロナ禍を経て、「サステナブル・ツーリズム」(訪問客、産業、環境、受け入れ地域の需要に適合しつつ、現在と未来の環境、社会文化、経済への影響に十分配慮した観光)の概念も国内外で大きな広がりを見せています。

この時流を踏まえ、近年、より地域文化に密着し、その保存に貢献する滞在型プログラムを提供する地域事業者が増えてきています。
また、都会の学生等若者が地域でお手伝いをしながら旅をするというスタイルが生まれるなど、地域の魅力をより深く知り、関係人口を創出する仕組み作りも始まっています。今後、こうした地域固有の魅力を大切にしたプログラムへの需要は、より一層高まっていくと予想されます。

”TSUNAGITE”は、こうしたニーズもフォローしています。地域文化の繋ぎ手の目線から、地域の魅力や文化を生き生きと伝え、本物の文化、暮らし、自然との共生に価値を感じる訪問者がより深くその地域に関わり、地域文化の継承や発展に積極的に関与、新たな繋ぎ手として担っていく未来を描いています。


TSUNAGITEに掲載されている「繋ぎ手」(一部)

【左】山本麻琴さん:長野県諏訪地域に古くから伝わり、国内にとどまらず海外でも高く評価されている伝統文化「御諏訪太鼓」次世代に継承する「繋ぎ手」【右】山下健一さん:太平洋一周等を経験した冒険家としての経験をもとに、瀬戸内海で自然と向き合うヨット体験を提供する「繋ぎ手」
【左】松永哲典さん:宮本武蔵の剣術「二天一流」を継承する宗家18代目として、武士道の精神を伝えながら、地域を巻き込んだまちづくり活動を展開する「繋ぎ手」 【右】山田立さん:400年以上続くものづくりの現場で起こる営みや生きた技術を次世代に継承し、クラフトツーリズムを展開するなど、燕三条の地域全体の発展に尽力する「繋ぎ手」

TSUNAGITEから生まれる「共感型ツーリズム」の3ステップ

1)  地域文化を担う繋ぎ手の生きざまのストーリーに共感する

TSUNAGITEに掲載された一つひとつの活動紹介に用意されているのが、繋ぎ手が歩んできた道のりや地域文化への想いを伝える記事コンテンツです。丁寧な取材をもとにそれぞれのストーリーを紐解きながら、繋ぎ手の目に映る地域文化の魅力や歴史などをご紹介しています。同時に、地域文化を継承する最前線で何が起きているのか、理解を深めることができます。

2) 地域文化継承を応援する活動に参加する

TSUNAGITEが提供している活動は、どれも単なる体験型観光ではなく、「文化継承プロジェクト」と呼べるものです。

「地域文化を未来へ繋ぐために持続可能な方法は何か」

「地域の“ハレ”も“ケ”も含めて、そこに根づく文化のエッセンスを感じるにはどうすればいいのか」

現地の担い手とそのように議論を重ねつつ、企画段階から一つひとつこだわりを持って作り出したプログラムをぜひご体感ください。
プログラムの中には、より積極的に伝承・再生の応援をできる仕掛けが含まれたものもあります。地域の方と一緒にプロジェクトにも関わりを持ってみていただけると嬉しいです。

記事の最後にはおすすめのプログラムを掲載。(一部掲載のない記事もございます)

3) 地域文化の“繋ぎ手”として関わり続ける

TSUNAGITEを入口に地域を訪れ、地域文化を身をもって体験することは、あくまできっかけに過ぎないと私たちは考えています。

・滞在を通して地域文化の伝承・再生に積極的な関与をする

・体験を終え、活動から離れた後も交流を続ける

・その地域の産品を積極的に購入し、応援を続ける

・時が経ったら再度その地域を訪れ、変化を感じる

このように、プログラム終了後は、参加者自身が地域文化の新たな“繋ぎ手(関係人口)”として活動していく未来を描いています。各地域で活躍する選りすぐりの繋ぎ手と、その活動に共感する世界各地からの旅人が想いでつながることで、未来へ地域文化伝承の好循環モデルを構築していきます。


株式会社地域ブランディング研究所について

本メディアを運営する株式会社地域ブランディング研究所は、

「『らしさ』が際立ち自走するまちを日本中に」をビジョンに掲げ、「描く」「磨く」「招く」「繋ぐ」の四つのステップから、総合的なまちづくりのソリューションを提供しております。

「他のまちとの差別化・独自化要素を明確にした戦略立案」

「ここでしか味わえない感動体験の提供と、ファン拡大を行える受入体制の構築」

「セミナーやワークショップを通した未来のまちづくり人材育成・キャリア形成支援」

を主な柱とした地域への伴走支援を行い、後世まで持続的に自走できる面白いまちづくりを応援しております。

また、日本全国のプレミアムな文化体験・自然体験などを取り扱う、体験プラン予約プラットフォーム「Attractive JAPAN(https://attractive-j.com/experiences )」の運営を通し、地域の持続的な発展に向けて活動をされている事業者・団体の取り組みの紹介や、魅力ある着地型滞在プランの販売プロモーションを支援しています。
さらに、地域文化、風習、景観、伝統工芸などを次世代に継承することを目指し、地域の方々と共に「他ではできない特別な時間」をコーディネートするプレミアムな体験プログラムの造成にも取り組んでおります。

▶Attractive JAPAN(https://attractive-j.com/experiences

日本各地の魅力的な体験プログラムを紹介する予約サイト。

訪日観光客向けに言語対応も整ったプログラムも数多く紹介されており、地域らしい体験をしてみたい方にはとっておきのサイトです。

▶AttractiveJAPAN Exclusive(https://exclusive.attractive-j.com/

海外の旅行会社向けに、全国各地のとっておきの滞在イメージを紹介できるサイト。

海外の旅行会社20か国2000社以上のネットワークを持つ弊社が、海外の旅行会社にモデル滞在プランを紹介することで、より多くの誘客に繋げられる発信サイトです。


■会社概要

【会社名】  株式会社地域ブランディング研究所 (https://chibra.co.jp

【所在地】  東京本社:東京都台東区雷門2-20-3 アクアテルースUⅡ8階

       その他、名古屋・広島・福岡・沖縄に拠点     

【代表者】  代表取締役 吉田博詞

【事業内容】 地域ブランディング事業/インバウンド事業

訪日外国人向け文化体験予約プラットフォーム 「Attractive JAPAN」の運営

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