- 2024-4-22
- 旅行 プレスニュース
海洋生物の保護からサンゴの植付け、フィッシュハウス建設、サンゴ礁遺伝子バンクまで
フィジー政府観光局(所在地:フィジー・ナンディ CEO: ブレント・ヒル)は、フィジーに、より多くの観光客を迎えるために、観光が自然資源に与える影響を最小限に抑えることが重要であると考えています。毎年4月22日は、地球環境について考える 「アースデー」 です。フィジーには、豊かな自然、美しい海、豊富な海洋生物が生息しています。次世代にフィジーの自然を継承するために、フィジー政府観光局をはじめ、フィジーのホテルやアトラクションなどは、様々な取り組みを行っています。宿泊客が気軽に参加できるワークショップなども多数あります。フィジーで取り組む環境保護について紹介します。
フィジー政府観光局、ノルウェージャン・クルーズ・ライン、Take 3 for the Seaによるビーチ清掃
フィジー政府観光局、ノルウェージャン・クルーズ・ライン、世界の海を美しく保つためにプラスチックゴミを減らすために活動を行う非営利団体「Take 3 for the Sea」は、ビチレブ島のナンディから車で10分の場所にあるワイロアロアビーチでゴミやプラスチックゴミを除去するためのビーチ清掃を2024年4月3日(水)に行いました。フィジー旅行業界関係者、地元住民、観光客の65名が参加しました
フィジー政府観光局とCounting Coralによるサンゴ礁遺伝子バンクの立ち上げ
フィジー政府観光局は、サンゴ礁の遺伝子を設計する非営利団体「Counting Coral」と共に、ママヌザ諸島の最北端に位置するボモ島でサンゴ礁の遺伝子バンクを立ち上げました。
記念碑の除幕式には、フィジーの副首相兼観光・民間航空大臣であるヴィリアメ・ガヴォカ氏によって行われました。本取り組みによって、持続可能な観光に向け、次世代のために海洋生態を保護します。水中にあるサンゴ礁の遺伝子バンクには、500以上の親のサンゴ礁があります。フィジーのサンゴ礁の回復と保護に貢献する取り組みです。
Cloud9によるサステイナブルな取り組み
ママヌザ諸島の透明度の高い海に浮かぶ2階建ての水上バー「Cloud 9」は、観光客が訪れる人気のスポットです。同船は、ママヌザ環境協会(MES)の一員であり、環境にやさしい取り組みを行っています。二酸化炭素の排出量ゼロで、2階の屋根には、ソーラーパネルを設置し、太陽光発電のみで運航。
また、海洋保護のために、廃棄物は、一切海に放出せず、毎日すべての排水を浄化し、固体および液体廃棄物をタンクに入れ、陸まで運搬し処理しています。
公式サイト(英語):https://www.cloud9.com.fj/
アウトリガー・フィジー・ビーチ・リゾートとキャストアウェイ・アイランド・フィジー
アウトリガー・リゾーツ&ホテルズは、2014年以来、同ホテル周辺のサンゴ礁の保護と育成を目指す環境保全プログラム「OZONE(アウトリガー・ゾーン)」という国際的な自然保護プロジェクトを行っています。フィジーにあるアウトリガー・フィジー・ビーチ・リゾートやキャストアウェイ・アイランド・フィジーにて、宿泊者がサンゴ礁の植え付けを、海洋環境保護の一貫で行っています。活動開始以来、宿泊客とホテルスタッフで、100面のフットボール場に相当する面積にサンゴ礁を植え付けています。
公式サイト:https://jp.outrigger.com/offers/campaign/2024/bc2/ohr#fiji
シャングリ・ラ・ヤヌザ・アイランド・フィジー
シャングリ・ラ フィジアン リゾート&スパは、フィジーのサンゴ礁を繁殖させることを目的にサンゴ礁保護プロジェクトを行っています。ヤヌザ島のサンゴ礁と自然環境保護プログラムの一貫として、宿泊者が無料で参加できるフィッシュハウスの制作を行っています。フィッシュハウスは脆弱なサンゴ礁の生態系を守り、その生育を助けています。現在宿泊客が制作した約600個のフィッシュハウスが、海底にあります。同ホテルでは、サンゴの植え付け体験も行っています。
公式サイト:https://www.shangri-la.com/jp/yanucaisland/fijianresort/
トレジャー・アイランド・フィジー
トレジャー・アイランド・フィジーは、トレジャー島の唯一のリゾートホテルです。ビーチは、海洋保護地域で、季節になると、ウミガメが産卵に訪れます。生まれたウミガメの赤ちゃんは、リゾート内で保護され、大人になるまで育てています。大人になると、それらのカメを放流し、絶滅危惧種のカメを保護しています。トレジャー・アイランド・フィジーは、トレジャー島の唯一のリゾートホテルです。ビーチは、海洋保護地域で、季節になると、ウミガメが産卵に訪れます。生まれたウミガメの赤ちゃんは、リゾート内で保護され、大人になるまで育てています。大人になると、それらのカメを放流し、絶滅危惧種のカメを保護しています。
公式サイト:https://treasureislandresort.com-fiji.com/ja/
ボモ・アイランド・リゾート
ボモ・アイランド・リゾートは、フィジーのママヌザ諸島の海洋環境を保護する非営利団体の「ママヌザ環境協会(MES)」の一員です。同ホテルは、海洋保護の取り組みにコミットし、プラスチックストローやペットボトルの削減に努め、自社のボトリングプラントの導入をはじめ、アメニティはセラミックのディスペンサーで提供しています。また、「Counting Coral」と共にサンゴ礁遺伝子バンクを行っています。宿泊者はサンゴ礁の鑑賞や海洋生物学者から学ぶ機会があります。
公式サイト:https://vomofiji.com/
リクリク・ラグーン・リゾート・フィジー
リクリク・ラグーン・リゾート・フィジーは、ママヌザ諸島のマロロ島の北側に位置するリゾートです。リゾートの周りは、自然の海のラグーンが広がり、 保護された海洋保護区に囲まれています。アフラリゾーツ保全財団は、持続可能な観光をコンセプトにマロロ島のコミュニティプロジェクトとして、陸と海のすべての環境プログラムを行っています。絶滅危惧種の1つであるフィジー・クレステッド・イグアナ (フィジーイグアナ属)が、マロロ島に存続していたことから、イグアナの保護に努めています。2017年8月には、世界で初めて2匹のイグアナが自然に孵化しています。現在は、宿泊客向けに、リゾート内のイグアナ保護区、飼育ケージ、乾燥林の生息地をまわるツアーを行っています。
公式サイト:https://likulikulagoon.com/ja/
ココモ・プライベートアイランド・フィジー
ココモ・プライベートアイランド・フィジーは、マンタ保護のためにプロジェクトを行っているホテルの一つです。2017年以来、このプロジェクトの研究に尽力。2019年、同ホテルがはじめてマンタの行動範囲を特定するために、海洋生物学者であり、マンタプロジェクトのプロジェクトリーダーであるルーク・ゴードン氏の統括のもとアコースティックや衛星タグによるマンタの研究に資金を提供しました。フィジーでマンタの行動範囲に関するデータは、3〜5年間収集し、マンタのホットスポットエリアが明らかになりました。これらのエリアを監視することで、マンタの保護に役立っています。
また、「マンタを養子にするプログラム」をはじめました。このプログラムは、宿泊客がマンタの研究と保護のために投資し、マンタを「養子」にできるプログラムです。マンタの状況やマンタが目撃された場所などのレポートを2か月ごとに受領でき、マンタの状況を知ることができます。他にも、同ホテルでは、宿泊客が参加できるサンゴ礁の植え付けも行っています。
公式サイト(英語):https://www.kokomoislandfiji.com/
フィジー政府観光局について
フィジー政府観光局日本事務所は、フィジー政府観光局から委託を請け、2023年12月に日本にオフィスを設置し、日本からフィジーへの渡航促進を目的に、セールス、マーケティングなど多岐にわたる観光プロモーションを実施しています。
「幸せあふれるフィジー(Where Happiness comes naturally)」をブランドメッセージに掲げ、「豊かな自然」「アドベンチャー」、「コミュニティとの触れ合い」、「リフレッシュ」、「グルメ」の5つをテーマに、フィジーの幸せを訴求しています。
公式サイト:https://visitfiji.jp/
公式Instagram: https://www.instagram.com/tourismfiji.jp/
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