- 2024-5-29
- 旅行 プレスニュース
城郭イラストレーター香川元太郎氏の入念な時代考証と地道な現地踏査に基づき描かれた城郭イラストに加え、段ボール迷路やさがし絵でお城の魅力を発見できる体験型の展覧会!
株式会社小学館集英社プロダクションが指定管理者として運営している明石市立文化博物館では、7月13日(土)より夏季特別展「迷路遊びからお城イラストへ-香川元太郎の作品世界-」を開催します。
本展では、城郭イラストレーターとして活躍する香川元太郎氏に着目して、その作品だけでなく、作品が成立した背景を紹介します。香川元太郎氏による入念な時代考証と地道な現地踏査に基づき描かれた城郭イラストを紹介する展覧会はこれまでも全国各地で開催されてきました。しかし、香川元太郎氏の生い立ちを含めて、作品が生まれるまでのエピソードを紹介する展覧会は全国初の試みとなります。
開催に先立ち、本展の見どころを紹介します。
本展の見どころ
1.こどもの頃にのめりこんだ迷路遊びがきっかけでお城イラストレーターに
お父さんお手製の積み木で立体迷路をつくって遊んでいた少年時代の香川元太郎は、中学・高校時代になかなか天守にたどりつけない迷路のような日本のお城のつくりに関心をもち、ひいてはお城イラストレーターになりました。また、我が子から「お父さん、絵が描けるなら迷路の絵を描いてよ」とねだられて迷路イラストを描いたのがきっかけで迷路絵本を世に出します。こどもの頃の遊びが大人になってからの仕事にむすびついた香川氏の生い立ちを写真や作品からたどります。
2.香川先生のように”遊び”からお城の楽しさを発見しよう
明石城を模したダンボール迷路や香川氏制作「姫路城の迷路」の大型フロア迷路で、お城の複雑なつくりをまずは体感。迷路遊びを満喫したら、香川氏の迷路絵本と同様に、さがし絵遊びでお城イラストを鑑賞してみましょう。
3.お城好きならわかる!イラストにみえる行き届いた時代考証!
香川氏の緻密なお城イラストは、想像で描かれているわけではありません。
例えば、香川氏が描いた築城時の明石城のイラストは、17世紀半ばにつくられた「播磨国明石城絵図」をベースにしつつ、文献資料や近年の発掘調査をふまえて、描いています。お城好きの方には、香川氏の城郭に関する知見の深さを感じていただけるのではないでしょうか。
開催概要
1 名 称 夏季特別展 迷路遊びからお城イラストへ-香川元太郎の作品世界-
2 会 期 2024年(令和6年)7月13日(土)~9月1日(日)会期中無休
3 開館時間 9時30分~18時30分(入館は18時まで)
4 会 場 明石市立文化博物館
5 観 覧 料 大人1,000円、大高生700円、中学生以下無料 ※各種割引あり
6 主 催 明石市立文化博物館、神戸新聞社
7 後 援 兵庫県、一般社団法人明石観光協会
8 企画協力 青幻舎プロモーション
9 協 力 兵庫県立図書館、明石市立図書館、
株式会社ピーシーデザイン設計事務所、Bunbu学院Kodomo会社
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