唐津Farm&Food/NPO法人唐津Farm&Food、佐賀県初の自然共生サイト認定エリア”唐津市相知町横枕区”で生物多様性の保全の取り組みを開始

地域の自然と共生する未来へ:持続可能な農業と環境教育で生物多様性を守る

2024年6月3日、佐賀県唐津市に拠点を置くNPO法人唐津Farm&Foodは、佐賀県初の自然共生サイト認定エリアとして唐津市相知町横枕区で生物多様性の保全プロジェクトを開始しました。この取り組みは、地域の生態系を守り、持続可能な農業と環境教育を通じて地域社会と共生することを目指すもので、国際的な30by30目標およびOECMの達成に向けた具体的なアクションです。

NPO法人唐津Farm&Foodは、佐賀県初の自然共生サイト認定エリアとして、唐津市相知町横枕区で生物多様性の保全の取り組みを開始しました。このプロジェクトは、地域の生態系を保護し、持続可能な農業と環境教育を通じて地域社会との共生を目指すものであり、国際的な30by30目標およびOECM(Other Effective area-based Conservation Measures)の達成に向けた具体的なアクションとしても位置付けられています。

NPO法人唐津Farm&Foodの生物多様性の保全の取り組みについて
https://karatsu-f-f.com/30by30.html

プロジェクトの概要

本プロジェクトは、以下の主な取り組みを含んでいます:

1. 自然生態系の保護と再生

  •    地域固有の動植物の保護と生息地の再生を図るため、適切な環境保全活動を実施します。

  •    植樹活動やビオトープの設置を通じて、生態系の多様性を維持・向上させます。

  •    これにより、30by30目標(2030年までに地球上の陸域および海域の30%を保全する目標)の達成に寄与します。

2. 持続可能な農業の推進

  • 有機農法や自然農法を採用し、化学肥料や農薬の使用を最小限に抑える取り組みを進めます。

  • 地元の農産物を活用した加工品の開発と販売を通じて、地域経済の活性化を図ります。

3. 環境教育と地域交流

  • 地元の学校やコミュニティと連携し、環境教育プログラムやワークショップを開催します。

  • 子供から大人まで幅広い世代が参加できるイベントを通じて、地域住民の環境意識の向上を図ります。

OECMの導入

このプロジェクトでは、OECM(Other Effective area-based Conservation Measures)の概念を導入し、従来の保護区外でも効果的な保全活動を実施します。これにより、生物多様性の保全をより広範囲で実現します。

プロジェクトの目的と期待される効果

この取り組みを通じて、NPO法人唐津Farm&Foodは次のような効果を期待しています

  • 地域の自然環境の保全と生物多様性の向上

  • 持続可能な農業の普及と地域経済の活性化

  • 環境教育を通じた地域住民の意識向上と地域社会の強化

  • 30by30目標およびOECMの達成への貢献

今後の展望

NPO法人唐津Farm&Foodは、今後も地域社会との協力を強化し、持続可能な未来の実現に向けた取り組みを続けてまいります。今回の自然共生サイトのプロジェクトは、その第一歩として、地域と共に歩む新たなスタートとなります。

唐津Farm&Foodについて
唐津FARM&FOODは佐賀県唐津市で環境保全に取り組むNPO法人です。地方都市である佐賀県唐津市を中心にSDGsを推進する環境教育ワークショップを開催し、教育、国際交流、産業との連携、観光等地域を活性化し、地方創生に貢献します。世界各国のアーティスト、学生から高齢者まで幅広く構成されたボランティアをもと人と人のつながりをつくり、豊かな文化的環境を創造していきます。
https://karatsu-f-f.com/

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